楽しいセカンドライフ日記        2015年版 本文へジャンプ
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 9月7日  雨時々くもり         ナラタケモドキなんですけど  22 
最近雨ばっかしで気分もすっきりしない。屋外での作業が自分をイキイキさせてくれるのだが、それがおもうようにできないからだ。気晴らしに少しの晴れ間をぬって監督ハナと散歩がてら農協のAコープへ、時々急に食べたくなる餅を買いに行った。久しぶりに食べた餡子餅とクルミ餅の味は格別だった。それを見た連れ合いは、あら 週末にも「ずんだ餅」を作る予定なんだけどぉ という。それはそれ これはこれです(笑)
収穫 採り物が大好きな連れ合いはというと我家のイチヂクの切株にキノコを見つけという。早速デジカメを持って行きましたよ。ナラタケモドキなんですけど、こちらではオリミキと呼んで親しまれている。このキノコを見つけると里山のあちらこちらに里キノコが出始まることになります。雨続きで涼しいのが発生を少し早めたんでしょうね。早速夕食にキノコ汁にして食べました。このキノコは出汁がでてとても美味しい。ただ美味しいからといって食べ過ぎると消化不良をおこしてしまう。
なんでもほどほどがいちばんかな。
 8月6日  晴れ             キュッと全身が凍りつく     21
暑いなんてもう言うまい!! 言ってみたところで涼しくなる訳ないじゃないし。しかし自然の気候には逆らえない、ならば涼しい所に行けばいいじゃないか。と言う訳で標高1500m付近の栗駒山須川湖に涼みに行ってきた。周辺は26℃で湖と森の中から涼しい風がヒューッと吹いてきます。途中栗駒神水に立ちより超冷たいブナ林の湧水を飲んだのですけど、それでも足りずに頭にドドットぶっかけました。ブルブルっと震えキュッと全身が凍りつくようでした。下界と10℃の差がありここは別天地です。ずっと ずっとここに居たくなった。須川湖から更に標高の高い位置に在る栗駒高原荘の露天風呂を満喫した。暑いのにナンデ? とおもうでしょ、いえいえ 風が冷たいので最高ですよ。私は1時間も入っていました。
もうスポーツ農業もスポーツ植木職人も完全休業だ。そんなことしていられません(笑)

冷たくて5秒と神水に手を入れていられない。
孫娘と手を洗って水を飲んでいたが、誰もいないのを見計らって神水に頭を浸けた。脳しんとうを起こしそうだった。
露天風呂は180度パノラマだ。遠く秋田県の鳥海山まで見える。温泉は温く空気は涼しく、何時まででも入っていられる。
7月31日  くもり          一気に賑やか    20
孫娘家族が泊りに来ている。もちろん一気に賑やかになりました。もう誰の家か分からない状態です(笑) 婿殿がBBQをしたいというリクエストだったので、どうぞどうぞと全てお任せだ。火起こしからだが中々炭を起こせなく団扇で一所懸命に煽いでいる。こちらは子供のころから火を起こすのを日常的におこなってきたので、今の人はどうかなと様子を見ていた。やっぱりへたくそでしたね(笑) ようやく爺ちゃんの出番がやってきました。杉皮を載せて団扇でサッと煽いでOKでしたよ。その後は婿殿が一切を仕切って私はビール片手に食べ役に徹した。もちろん野菜は全て畑から調達したものです。肉もエビもそして我が家の野菜もとても美味しかった。
上の孫娘(小2)は今回も夏休み期間中約ひと月泊っていくそうだ。これもまた我が家に活気を注入してくれそうだ(笑)

花を食べる花オクラです。ねっとりした食感が好きだ。
下の孫娘は婆ちゃんに似て収穫が大好きだ。ジャガは終わったので、今回は残しておいた人参の収穫です。抜いた人参は全て家に持ち帰り保育所の友達にあげるそうだし、他にも赤く色づいたトマトも全て収穫したようだ。私の娘は先日作っておいた冷凍ずんだ餅を全て持って帰るそうだ。 親子共々しっかりしてるなぁ(笑)
 7月25日  くもり          とにかく楽しかった  19

元デパートのビルだったのが、今では家電量販店が入りその8階はカラオケ店や居酒屋などで様変わりだった。そこの一店「ほっこり」に8名全員が集まりとりあえず生ビールで乾杯。飲み放題なのでその後はめいめいに好きなお酒を注文する。10年程前に胃を3/2取った70歳の先輩は医者から完全回復を伝えられ冷酒をグイグイと飲んでいた。そしてあちらの方もまだまだ現役なそうで、兎に角元気いっぱいの話しぶりだった(笑) いっぱい飲んで沢山話して大いに笑ってとにかく楽しかった。
42年間勤めたN社だったが、定年退職し早いものでもう3年が過ぎた。年に二度昔の仲間たちと懇親会を開いている。夏は仙台で冬は温泉でという具合だ。退職して片田舎暮らしをしていると、久しぶりの仙台は大都会です(笑) 夜9時を過ぎても昼間のように明るいし、人波も多く賑わっている。こちらはシーンとして道は外灯のうす暗い明りだけ。さみし〜い!!!!!
なので都会に行く気分でスイカカードを持ってウキウキと駅に向かった。そこでチャージするのに手間取り改めて田舎の爺ちゃんになっちゃたなぁと感じた(笑)
 6月27日  雨          アナベルは重くて花先が地面に  18 
5月からたいした雨も降らず暑いくらいの晴天続きで、とても過し易い毎日でした。梅雨入りが待ち遠しいかったなんて変ですが、やっとこちらも梅雨入り宣言が出されました。嬉しいだろうって? 少しだけ嬉しいような感じかな。だって屋敷脇の紫陽花小径は花が開ききらず心配していたから。先ほど傘をさし写真を撮ってきました。真っ白いぼんぼりのようなアナベルは重くて花先が地面に着いています。今年はピンク系が少なく水色系が強く出ています。酸性の濃度によっても色が変わるそうだから、今年は土壌の酸性が強いのでしょうね。あと三日もすれば全部の花が開くでしょう。そうなれば青系・ピンク系・白系とそしてガク系とキレイな花を楽しめます。3年前に半分ほどに減らしたが、それでも満開に咲いた紫陽花に朝日が差し込む様子や、早朝の朝霧の中の紫陽花風景などにはついついシャッターを押したくなります。
前の屋敷との境に咲く紫陽花。酸性が強いのかピンクと青の咲き分けとなった。
毎年の事だが花泥棒さんがいて、いちばん良いところを切られてしまう。気持ちは分かるが、裏の方の花を切って欲しい。
先日GSの奥さんが言うには、友達にとても良い散歩道を見つけたから今度一緒に行こうと誘われたそうだ。どこどこ?と聞いたら我が家の紫陽花小径だったそうだ。そこならもう10年以上も前から知ってるよと話したそうで、それを聞いた私はとても嬉しかった。明日にでも草を刈って待ってるからねぇと話し、ガソリンを満タンにして帰ってきた(笑)
  6月4日  快晴          水位観測員として出勤  17
予報では昨夜雨が降るはずでしたが、やっぱり降りませんでした。もう天気予報なんて信じませんよ。とは言っても明日の夕方から少し強い雨が降るとラジオでしゃべっていました。いえいえ信じませんけど期待したいです。きょうは植木職人はお休みで、国土交通省河川事務所水位観測員として出勤してきました。バイパス二線堤を通る樋門開閉の定期点検です。河川から揚げた農業用水をバイパス内の田んぼに引きこむ水門ですが、洪水のときには閉めて田んぼからの水が住宅地に流れ込まないようにします。委嘱された観測作業員は2名ずつ3班で6名です。機械類の目視点検と動作電圧と電流等を測定します。同時に水門がしっかり開閉するのかを確認します。広い田んぼの中での作業なんで気持ちが良いですね。それにしても水量は凄いですよ、こんなに田んぼに入るのかとおもう程です。
 5月23日  快晴          エゴマ餅を食べたくて◆   16
シルバー植木班も少しずつ慣れてきて、ベスト体重にまでダイエットできたことはおもわぬ副産物だ。フルタイムではなく疲れたら休むという気軽さも気に入っている。軽トラのクリッパーくんは時々ストライキを起こすので、東京方面に婿入りさせ、新しくゼットくんを向かい入れた。今日 処女運行を兼ねて色麻町の"芍薬祭り"に出かけた。毎年行っているが目的は2つ、芍薬の群生を見物するのは勿論だが、私はエゴマ餅を食べたくて行きます。昼時に行くと売れ切れてしまいますから11時前に買い、預けてから芍薬見物をする。会場に入るとあの独特な花の香りがプーンと鼻を突く。風向きで濃淡はあるものの、強すぎる芳香剤の感じで少しキツイ。ぐるっと一回りし高台から見渡せるベンチに腰掛け、預けてあったエゴマ餅を食べることにした。ずんだ餅も一緒に食べたが、もちろんどちらも凄く美味しい。帰りにエゴマ油を買い求めようと値段を見たら"高い!!"。即却下で帰路に就いた(笑)
ここは運動公園になっており向こうの建て物は研修施設となっている。お祭り期間には食堂もありゆっくりくつろげる。
ここから大崎平野がぐるりと見渡せ、西に奥羽山脈舟形連峰や薬莱山そして北には国定公園栗駒山を遠望できる。
花よりエゴマ餅です、 少し脂っこくて甘く凄く美味しい。容器に残っているエゴマタレを舌で舐めようとしたらたしなめられた(笑)
香りはきついけど花の中を歩くと極楽浄土にもいる気分だ。お年寄りも多かったが子供連れの若夫婦もたくさん見かけた。
 5月8日  快晴          早稲田の湯にすっか 15
5月に入っても天候に恵まれ、屋敷の草刈り・草取り・植木剪定・畑仕事と忙しく働いた。連れ合いは腰が痛いという。風呂上がりに揉んでやり湿布を貼ってあげたが、痛みがまだ取れないらしい。
ははぁ〜ん 温泉に行きたがってるな。「どごの温泉にいぎだいの?」と聴いたら、待ってましたとばかりに「早稲田の湯にすっか」という。
注 こちらの方言です
Q:どこの温泉に行きたいの
A:早稲田の湯にしますか
早稲田の湯は終戦後に早稲田大学の学生さん達が実習の中で掘りあてた温泉です。それ以来鳴子温泉の共同浴場として栄えています。また温泉と一緒にこけしも有名で郵便局前のポストもこけしを形どっています。私たちは約20年間通い続けています。
私にとって早稲田の湯は目を閉じてても入れる温泉だ。湯の温度は左の浴槽で45℃、右の浴槽は42℃です。湯守りのユサちゃんがしっかり温度管理をしてくれている。二階の和室の桟敷席で昼食を食べ、昼寝をしながら3回も温泉入浴を楽しんできた。
 4月30日  快晴          しだれ桜は今が満開だ 14
お天気は最高!! この先も快晴が続くようだ。GWなど毎日が日曜日の私には関係ない。むしろ行楽地はどこも混んで行く気になれない。その混む前にじっくりと枝垂れ桜見物・温泉入浴そして雪壁のドライブと楽しんできた。桜前線はあっという間に通過し観にも行けなかったが、ここ盛岡の米内浄水場のしだれ桜は今が満開だ。樹齢90年の老木に花が垂れ下がるように咲いていて滝桜の表現がぴったり。今回が2回目の訪問だが、来年も再来年も行ってみたい。
小岩井農場近くの岩手山をバックにした一本桜は葉桜状態で今年も残念無念だった。net上に写真が沢山掲載されているのでこちらをご覧下さい。一本桜近くに小岩井牛乳の工場がある。初めて見学してきたが、作りたて牛乳の試飲がたっぷりとできたので穴場かな(笑) もちろんとても美味しかった。
泊りはいつもの網張り温泉。乳白色の硫黄泉に5回も入って大満足だ。美味しいバイキング料理をたらふく食べようと意気込んだが、歳ですねぇ ビールを飲んだらそんなに食べられず残念。ただあの岩泉ヨーグルトだけはたっぷりといただいてきた(笑)
そして翌日は日程になかったがあまりにも天気が良かったので、おもいきって八幡平アスピーテラインに向かった。見慣れている蔵王の雪壁とは規模や趣が違いとても素晴らしかった。特に残雪の中腹に白い木肌のダケカンバの林が奥まで広がりとても印象的だった。空は抜けるような青空そして残雪の中で美しく林立しているダケカンバやブナの木、雪解け水が流れ込む湿地帯に咲く水芭蕉、雪解け水を満杯に抱え込む田沢湖どれもこれもがとても素晴らしく美しかった。
 4月25日  快晴          ◆試飲コーナーに行ってみたら◆ 13
行ってきました、酒蔵「一の蔵」蔵祭りに。駐車場はギリギリセーフで私たちの次から満車で入れずとなった。シャトルバスに乗り蔵に5分で到着。入場記念チケットと巾着入りお猪口を渡され会場に入って行ったら、もう野外テーブルは満席でおでんや焼き鳥で酒盛りしている。そして目的の試飲コーナーに行ってみたら長蛇の列だ。あぁ〜今日は飲めないなぁ(涙)
友人が来るというので急遽ワラビをササッと採り、タラの芽を10コ程と旬の野菜を持ち帰り用に準備した。
午前10時前に到着したがもうこの状態だ。試飲の前に津軽三味線全国優勝した若者達の素晴らしい演奏でお祭り気分にSW-ON状態となった(笑)
このお猪口で試飲が楽しめる。蔵2Fの試飲コーナーは穴場状態、早速お猪口を出しグイッと(笑) 販売コーナーで一ノ蔵「ひやっこい」を2本・甘酒2箱それに酒米っこケーキを買い求めた。写真両端のラベル無の酒瓶は引換券で戴ける。今回は友人を誘ってのお祭りだった。彼も奥さんに「花めくすず音」をお土産に、自分用には金龍純米吟醸酒を買い求めたようだ。
  4月22日  快晴          ◆たっぷりの試飲が楽しめる◆  12
 
今年の蔵まつりのメインはしぼりたてお酒試飲・津軽三味線・チャリティーバザー・ガチャポン釣り・酒蔵と酒ミュージアム無料入館。私は毎年ベロベロになるまで飲んできます(笑)
予報によるとこの先暫く晴天が続くそうだ。トンネル栽培の野菜達は一斉に食べごろに成長するだろうなぁ。少し幼い山東菜は食べ始めている。お浸しにして食べたが柔らかくてとても美味しい。
隣町旧松山町に酒蔵「一の蔵」がある。毎年春になると「蔵解放まつり」が開かれたっぷりと試飲が楽しめる。25日(土)に開かれます是非ぜひおいで下さい。JR松山駅下車、駅からシャトルバス運行。当日はかなり混み合います。全員に猪口がプレゼントされ試飲に使います。中にはマイカップ持参でくる人もいた。それでも鷹揚に注いでもらえたようだ(笑)
  4月12日  快晴          ◆得意の自然食材探し◆   11
雨が定期的に降ってくるようです。昨日が一日中雨で今日は快晴そして明日は又雨模様のようです。晴れの日は初夏の感じすらしますから、陽だまりの所に生えている山菜は食べごろになってきました。タラの芽を先だって見た折にはもうじきだなぁと感じていた。今日連れ合いが得意の自然食材探しでワラビ・山わさび・タラの芽・シイタケ(自家栽培)を採ってきた。早速夕食に料理されて出てきた山菜の天ぷらは絶品です。あの少しの苦みが・・・・うう〜う〜ん。もちろん一の蔵をグビッといただきながらね。 いや〜 おいしかったなぁ〜
タラの芽はこれからが本番です。藪状態になっていますから、刈り払い機で採りやすいように刈り取った。山菜は我が家から100m以内の所で採れるので連れ合いはこれから毎日のように夕方食材採りに行くはずです(笑)
いずれも初物です。晩酌を頂きながら食べる山菜は最高です。
道路脇なので散歩の方に採っていかれそうなのでロープを張った。二番穂時期には外します、ご自由にお採りください。
 4月6日  くもり          任命通知書をいただき  10
孫娘達の春休みは爺婆の家で昭和の生活スタイルを体験しました。余計なものは何もないシンプルな生活です。やっと春休みも終わり孫娘たちも爺婆たちも普通の生活に戻りました。やっぱり爺婆二人だけの生活が良いなぁ(笑)
新年度に入り国土交通省から正式に任命通知書をいただき非常勤職員として「水門など水位観測員」に任命されました。今日は水門操作の実習訓練を受けてきた。操作は簡単で[閉][開]ボタンを押し水門の開閉状況を目視点検することです。一か所1時間程の作業で私は二か所を受け持つことになりました。我が町は昔から水害の多い地域ですから、少し地域貢献の意味合いもあり責任を持って遂行したいとおもっている。

ネーム入りのヘルメットや作業服が貸与され心機一転。
  
 水門は油圧でゆっくり動作させる。操作時の電圧と電流を測定したり水位を読み取ったりする。
 4月1日  雨          ◆センチメンタルな気分に◆   9
昨日市役所は年度替りでごった返し、人事発令で仕事に手が付かず皆さん浮足立っているようにも見えた。わたしも少なからずセンチメンタルな気分に浸ってきた。2年間務めた職場を去ることになり、主だった保育所にお別れの挨拶に行ってきた。真山保育所では園児達に手作りの写真額縁を頂いた。そして園長先生達と二年間の思い出話をし、皆さんに駐車場まで見送りに来ていただいたら、もう少し勤めていたい気分にもなった。市役所に戻り課長さんに挨拶しようとしたら、お別れセレモニーがあるという。若い女子職員さんに花束と記念品を頂いたらグッとこみ上げるものを感じた。とても有難くそしてとても嬉しかった。
いつもの倍の晩酌を頂きながら連れ合いに今日の出来事を話したら、「おとうさんは幸せだねぇ」と言われた。わたしも本当にそのように感じる。昨夜は少し興奮してなかなか寝付けなかった(笑)

卒園記念本立て完成記念です。少し奥深い里山に在る保育所で園児達はとても素直でめんこい。
3月17日  晴れ        ◆めんこい子牛を市に出す◆  8
職場の親方が休みを取り牛出しに行くというので、私も年休を取り家畜市場で仔牛のセリ市を見学してきた。場所は旧小牛田町で大崎市との境に在る。以前は小牛田町牛飼という地名に市場があった。町名からも牛と関係がありそうでしょ。昨日も市があったそうで今日は407頭の仔牛が市にかけられた。親方の仔牛は受付番号31番、父親は茂洋で血統はピカイチなそうだ。目標は60万円台後半だろう、爺ちゃん・親方それに家督娘が牛出しに来ていた。10ヵ月間家族皆で育ててきためんこい仔牛を市に出すのだ。きっとドキドキしながら期待も大きく他の牛と見比べながら、高値を付けてくれればと願っているはずだ。私が見に行ったとき31番の仔牛は隣の仔牛より少し小さくうつむき加減で繋がれていた。親方曰く「俺に似て気がちっちゃいのっしゃ」と言う。当っているようでもありすこし可笑しくもあった(笑) セリを見ていると300kg以上あれば60万円超えで400kg近くであれば、大きく見え毛並みもいいなぁとおもえる牛は70万円を超えていた。飼い主にとっては苦労が報われるセリ市だろう。
私の連れ合いの実家でも親牛を飼い子取りをして市場に出していた。家族皆で世話をし大切に育てていた。セリ市は苦労が報われる日でもある。
  
家畜車から下される牛は梃子でも動かない。後ろから押されてやっと下りる。   セリ寸前まで毛並みの手入れを施す飼い主。
  
セリにかけられる407頭の仔牛にバイヤー達は値踏みをしている。仔牛の一覧表に父・祖父の種牛データが載っていた。
  
重量計を通過しセリ場に入る。セリ場でぐるりと一回りしている間に買値がつり上がっていくその間約1分。↑親方の牛のセリ値
 2月21日  晴れ        ◆目的の「馬の背」が見えてくる◆7
二月もあと一週間余り、ここ三日ばかり暖かい日が続いている。そして明日は雨模様なそうだから、ひと雨毎に春が近づいているという感じだ。毎年この時期に長年勤めた職場の仲間と懇親会が開かれる。今年は松島の浦島荘に7人が集まった。無風で暖かかったので先輩のSさんに「馬の背」までウオーキングしてみませんかとお誘いした。風光明美な日本三景の島々を右手に眺めながらの散策はふわっとした暖かい海風を受けながら足取りはとても軽かった。途中食事処、田里津庵を過ぎると「子馬」が見え、さらに歩を進めると今度は目的の「馬の背」が見えてくる。細く長く湾に突き出た様は天然の桟橋と呼ばれている由縁だ。「馬の背」に到着して一瞬どうしようと迷った。馬の背を渡る道がかなり狭い、落ちたら今の時期寒くて死んじゃうだろうなぁ。
blog仲間のyamanbaさんの記事を読んで何時かいつかは行ってみたいと思い続けた「馬の背」 やっとおもいが果たせた。今度連れ合いと桜の咲く頃に行ってみたい。

70歳の先輩から60歳の後輩まで。年金と病気の話題が中心(笑) ただ一人長い独身生活に光明が見えてきた模様。
       車道から眺める馬の背         300mはつき出ているかなぁ       ここが突端 松島八百八島が見えてくる
 2月19日  小雪        ◆滔々と湧き出る感じかなぁ◆ 6
少し春めいてきたかなと感じてきたところだが、今朝は小雪混じりの風がとても冷たかった。今週は年休消化で6連休を取り、4月以降の毎日が日曜日の予行練習だ。昨日は税務署で確定申告そして社会保険庁で各種問い合わせで過した。そして今日はひと月ぶりの温泉入浴だ。以前は鳴子早稲田の湯がお決まりだったが、最近はここ中鉢温泉が気に入っている。特になにが良いという決め手は無いが、しいて言えば琥珀色で少し温めの温泉にじっくり浸かっていると、温泉成分(ナトリウム-炭酸水素塩泉)がジワ〜っと体の芯まで浸みこんでくるようでなんともリラックスさせてくれる。昼前に到着したら源泉吹き出し口が工事中だった。ここが「石割の湯」の吹き出し口だな。監督さんにお許しを頂いて写真を撮らせて戴いた。
中鉢温泉の経営者は松島のお寺の住職さんなそうだ。いえいえそんな感じはしないですよ。
でも湯に浸かっているとここが極楽浄土かなと思ってしまいます。
地下550mから自噴の源泉だが吹き上がる様ではなく滔々と湧き出る感じかなぁ。
私はこの源泉が落ちてくる"際"に陣取ることにしている。
  2月16日  晴れ        ◆家具職人一辺倒だ◆  5
冬期間の仕事は家具職人一辺倒だ。今日は親方不在で一人寂しく仕事をしてきた。そう たまにはいいかも(笑)  先週は卒園記念作品の下地作りが主だったが、今日は児童館で使う色紙収納BOXとスノコ作りだ。子供たちが利用する設備なのであらゆる危険予知を想定し丁寧に作るように指示されている。
国の子育て支援施策で小学生の放課後を預かる児童館は、現在小3まで対象だが来年度から小6まで延長して預かることになったようだ。そのため不足する下駄箱やロッカー等付帯設備の作成を依頼されている。そのため3月末まで忙しく大工仕事で汗をかく事になる。有難いことに来年度も継続雇用を打診されたが厚生年金44年特例を満たすので遠慮申し上げた。あと残りひと月を怪我などなく無事に勤めあげたいなぁとおもっている。

大工仕事は大人の技術家庭科だ。作ることの面白味を体いっぱいに楽しめる。
各種ツールを駆使して作成する 面材を切面にボンドで貼付ける 貼ると断面の見栄えがとても良い
バカ棒を作って等間隔にする ボンドを塗り細ビスで打付ける 棚板を入れ塗料を施したら完成だ
廃材の杉板にサンダー掛け 浸透性の塗料を施す 三度塗りで見事に生き返る
土台にも丁寧に塗料を施す 四角枠とバカ棒で形を整える バカ棒で等間隔に板をビス止め
 2月3日  晴れ        ◆キチッと仕上げていきたい◆  4
大寒の期間は今日でおしまい 明日は立春だ。保育所に行こうとアポを取ったら主任先生に今鬼退治で忙しいので午後に来てくださいとのこと。ああっ そうだった。へたに行くと鬼にさせられますからね(笑)  依頼されていた整理棚が完成したので納入してきた。作成にあたって親方から予算は少ないが時間はたっぷりあるので ゆっくり までい に作りなさいと言われている。そう言われてもせっかちな性格ですからどうしても早く仕上げようとしてしまう。そこの所がどうしても治らない自分に苛立っている。今回は少し凝って作ったんですよ、可変式の棚にしたし、キャスターまで取り付けた。ごちゃごちゃしていた倉庫は整理棚をいれたことによりスキッとキレイに収納できるようになった。保育師さんに喜ばれると私も作り涯を感じる。
パーツの裁断は親方の専権事項だ。私は面材を貼り研磨し塗装を施し組み立てる。
箱作りは簡単のイメージがあるが中々どうして奥が深いものです。後二ヶ月で卒業するのでキチッと仕上げていきたい。  
 1月31日  晴れ        今季一番の積雪  3
blogネタが枯渇する時期で大雪が降ればスポーツ雪かきネタが重宝する。保育所の子供たちは雪が降れば大喜びで外に出てそり滑りなど汗びっしょりになって遊びます。そこで濡れた防寒着を乾すための竿掛けの作成を依頼されました。この竿掛けは管内全ての保育所に普及させて大変重宝がられています。
昨日の大雪は今季一番の積雪となった。30cmは降ったでしょうね。私の愛車軽トラのクリッパーくん(二輪駆動)は頑張って下の県道までたどり着いたが、我が家に入る坂道が登れません。仕方なく近くのGSにあずけて帰宅した。湿気を含んだドカ雪は3月に入ってから降るものだがひと月早い。働き者の連れ合いは私が帰宅する間に3度も雪払いをしたそうだ。おかげで今朝の雪払いは1時間程で終わった。有難いですねぇ。

愛犬ハナ(11歳)は雪が降ると大喜びです。寒くないんでしょうねぇ。
端材で作る竿掛けは重宝します。これでも透明クリア三度塗りで仕上げているんですよ。
松に積った雪は絵になるものだが、枝ぶりがイマイチな我が家の松は見栄えが左程良くない。
畑で野菜収穫が出来ないので、ハウス栽培が重宝する。ちぢみ菜・わさび菜等7種類を栽培している。
 1月17日  曇りのち吹雪       温泉で全身をコーティング 2
んんん〜ん 寒くて外にも出られない休みの日に何をすればいいのでしょうか。娯楽的な施設やスポーツジムなど何もない寂しい街ですから、いきおい車を30分走らせイオンに行って映画を観て食事をするくらいが関の山だ。それにblogネタを探さないといけないし。そうなると私には温泉ネタしかないですね。今日は東鳴子温泉に行ってきました。去年から通い続けている日帰り温泉「琥珀の湯」ですけどね。超シンプルでとてもリーズナブルな温泉宿です。この温泉の能書きは↓を読んでいただきます。何より有難いのは休憩室が無料で持ち込み自由という有難さ、もちろん暖房がバッチリ利いて食後の昼寝が楽しめます。今日の私は3回入浴しミネラル豊富な温泉で全身をコーティングし、痛い右手指関節をもみほぐし、老化が著しい筋肉をいたわってやった(笑)
太い丸太をがっしり組みあげて作った浴室はシンプルそのものだ。
 
50℃程の源泉が滔々(とうとう)と出る湯口が私の定位置だ。
行くたびに湯の色が微妙に違う。今日は肌が黄金色に見える琥珀の湯だった。年に数回は黒湯になりモール臭がする。  
1月11日  晴        一つとして納得のいく箒は作れていない  1
毎年この時期のスポーツ農業的話題は何一つありません。昔の人は冬場に囲炉裏の横で俵編みや俵端編み等藁仕事をしていたのを覚えている。私はというと休みの日にはテレビのリモコンを左手に炬燵の運転手が通り相場だ(涙) おかげで私の首筋は悲鳴を上げて夜寝るのに痛みで辛い(笑) 体を動かして何かしらしないと、でも私にはこんなことぐらしかできない。
昨日の内に竹箒用材料の竹を取っていたので、今日は組み立て作成だ。この竹の名前がよく分かりません。こちらではミルコ竹と呼んでいるのだが、netで調べると"スズ竹"というようだ。どうも東北など寒冷地に育ち、風雪に鍛えられ腰が強く粘りがありしなやかで弾力があると記されていた。という訳で竹箒には最適の材料なのです。もう30年も作り続けているが、まだ一つとして納得のいく箒は作れていない。今年は改良をかさねながら5本も作ってしまった。

監督ハナは野良癖があるようだ。笹の中に入り冷たい風に当らないようにして、とても居心地がよさそうだ。
細く笹枝の多い竹を選りすぐる 長さを決め根元を切り揃える  竹束を半分にして左右に分ける
銅線で緩く縛り均等に折曲げる 左右の力加減が出来を決める 束の中に銅線の結び目を隠す 
二段目をキチッと縛りあげる 細い枝束を先端部分に追加補足 枝束が外れないよう縛りあげる
 2015年後半はこちら