楽しいセカンドライフ日記        2015年版 本文へジャンプ
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 12月31日  晴れ               お正月様の神様を迎える  12

夜になって神様に新米のご飯とマグロの刺身・畑で採れた野菜を主体にしたお煮つけそしてこちらでは必ずナメタカレイの煮魚をお供えします。孫娘達と二礼二拍手一礼をして今年一年の無事に感謝しました。
夫婦で迎えるお正月は37年目です。今年は孫娘2人が一緒にお正月を迎えてくれます。何年ぶりでしょう、16年ぶりでしょうかね、子供たちと大晦日を過すのはね。毎年の事ですけど、朝一番に神棚のお掃除を済ませ神様を張り替え御幣束を作り替えそして榊を供えてお正月様の神様を迎える準備をしました。
今年のスポーツ農業は大成功です。長年の希望どおり植木職人としてデビューできたし、シルバー人材センターからのお世話でいろいろな仕事を経験でき、この歳になって貴重な社会勉強をさせていただきました。とても有難い一年でした。そして何よりも夫婦で健康に過せたことが良かったです。
皆さま今年一年ありがとうございました、来年もよろしくお願いします。
 12月20日  晴れ               野生の動物になった気分  11
我が家の冬を迎える準備はもうとっくに終わり"さぁ 雪よ来い"みたいな態勢でいるが、エルニーニョ現象の影響とかで今年の冬は暖冬なそうだ。風は少し冷たく感じるがヨドに入るとポカポカしてとても暖かい。毎年この時期に竹箒の材料となるスズ竹を採りに山に入る。スズ竹は寒冷地に育ち、風雪に鍛えられ腰が強く粘りがありしなやかで弾力がある。庭箒にはもってこいの材料だ。植木職人をしていると最後の下回りで庭をキレイに掃き美しく仕上げるツールとしてなくてはならないものだ。HC等でとても安く売っているが腰が弱く粘りがなく弾力が無い。我が家で使う2本と植木職で使う3本を作ろうと思っている。今日は材料集めの段階で、作るのは年が明けた1月の暖かい日におこなう。
材料のスズ竹の選び方だが、あまり太めは避けて少し細めを選び、尚更先に小枝が沢山ついている竹を採取する。それは箒の柄の部分があまり太くならないように持ちやすくするためだ。小枝が沢山必要なのは掃いた時の"しなり"と一度で良く掃けることのため
そんなスズ竹を選りすぐりながら竹藪の中を漕ぎながら鋏で切りとる。チクチクしてシンドイだろうって ? それがチクチクはしますけどなんか気分がいいんだなぁ。風の音や笹の擦れる音しか耳に入らず、大袈裟だが野生の動物になったような気分かなぁ(笑)
 12月5日  晴れ            スポーツタイヤ交換と解釈すれば  10
先日 鳴らない固定電話のベルが久しぶりに鳴った。今風に名乗らないで「はい」と応え誰だろうと耳を済ませた。向こうもその辺は心得てわざと勤め先を名乗った。夜もふけていたのでおかしいぞと感じながら、再度「はい」と対応したらなんと現役時代お世話になった先輩が私のHPを見て電話をよこしてくれたのだった。正直嬉しかったですね、現役時代はblogでスポーツ農業を発信していたが、退職後はHPに替えてスポーツ農業倶楽部としてイキイキ日常生活を発信してきた。発信するネタ作りの為に行動を起こすことが多くなり、わたしにとっては元気に前向きに生活する源となっている。晩秋も過ぎれば極端にネタ不足となる。来春までの3ヶ月がいちばんつらく、あっても雪かき情報のみだ。この先はblog友のコメンティターとして頑張りたい。
連れ合いの愛車シエンタのタイヤ交換だ。例年だと初雪が降ってから交換していたが,寒さの中でするのも辛いので晴れあがって穏やかな今日にした。時間だけはたっぷりある年金生活者にはGSに持っていき交換してもらう必要はない。これもスポーツタイヤ交換と解釈すれば立派な健康blogネタだ(笑)
  11月28日  晴れ                凍結防止対策を   9
久しぶりの晴天だが朝から風が強く、予定の水道管立ちあがりの囲いをするかしないかの判断に迷った。んっ そう大げさなことではないんですよ。今時こういうことをしているご家庭はいないでしょうね。水道管の方には凍結防止熱線が入っているが、給湯管には入っていず引っ越した年にえらく痛い目にあっている。数年前までは藁を使って作っていたが、毛布と保温シートで簡単に短時間にできることを知り以来毎年このようにして凍結防止対策をしてあげている。一緒に奥の給湯ボイラー室も板をはめ込んで風除け防止とした。我が家は高台に在りますからとても風当たりが強い。えっ 世間の風当たりですか? 弱くもないですが決して強くはありませんよ(笑)
昨日軽トラの冬タイヤ交換を済ませるなど、休日に少しずつ冬を迎える準備をすることにしています。
     
監督ハナのリードを外しても何処にも行かず私どもの回りにいます。まぁ 本音は餌が欲しくてそうしているはずです。
 10月26日  晴れ           酒造会社「一の蔵」に勤める  8

初出勤してきました。隣町に在る酒造会社「一の蔵」に勤める事になりました。いえいえ 季節限定で午前勤務だけのアルバイトです。新聞折り込みの求人広告に応募し、面接を受けての採用でした。高校生の頃違う酒蔵でアルバイトした経験を話したのがポイントだったかな(笑) 
50年ぶりに酒蔵で働く事になりました。

←の写真は社屋でわたしは3Fと1Fで仕事をします。初仕事は発酵し出来上がった麹を冷ますため、塊を砕き平らに均し指先で溝を作る作業なんですが、良いにおいですよ いえいえ良い香りです。1時間程で終わり次は1Fに降り酒を搾る部屋で、絞り粕(酒粕)を機械から剥がし袋詰めにします。こちらはまさしく大好きなあのお酒の香りがプンプンします(笑) 兎に角 清潔第一 支給の制服と帽子を被り手を殺菌消毒し専用長靴に履き替える徹底ぶりです。塵・埃ひとつない清潔な職場でした。
もうひとつ単独行動はあらぬ誤解を生むのでしないようにと、職場のおばちゃんに教えていただきました。製造過程で異物など発見されたときのためなんだろうなぁ。
 10月23日  晴れ           肘折温泉発祥の湯「上ノ湯」に     7
10年程毎年この時期になると山形県の肘折温泉に紅葉見物を兼ねて温泉に入ってくる。中羽前街道(R347)に車を走らせたら鍋越峠付近の紅葉が最高潮だ。この奥羽山脈を超えればスイカで有名な尾花沢に入る。畑では来年栽培するスイカ畑にマルチを張り終えていた。雪解けの春に畑を耕せないためだろうし、もちろん早く雪を溶かす働きもあるのだろう。R13に乗り新庄方面に車を走らせたが、舟形インターを見落としエラク遠回りして目的の肘折温泉に到着した。去年まで3階建ての立派な「いで湯館」の温泉に入っていたが、今回は肘折温泉発祥の湯「上ノ湯」に入ってきた。温泉の事書きによると、大同2年(807年)に肘の骨を折った老僧がこの地を訪れた際、湧き出ていた湯で肘を洗い流したらキズが回復したとあり、それ以来「肘折温泉」と呼ぶようになったそうだ。その肘を洗った湯が「上ノ湯」なんだそうです。
上ノ湯は共同浴場です。施設はかなり古いが清潔に保たれていて、湯量多くとてもキレイで源泉掛け流しだ。泊り客はこの共同浴場に入るのを楽しみに来るのだそうです。40℃くらいで少し温めだがかえって肌に優しくフワフワした綿にでも包まれている感じがしてとても気持ちが良い。右手指の関節が痛いので源泉の落ちてくる場所で指をマッサージしてあげたら気分痛みが和らいだようだ(笑)
温泉から上がれば楽しみは山形蕎麦を食べることだ。いつも「味来館」の板蕎麦大盛りを食べてくる。顎で食べる歯ごたえ充分の山形蕎麦だが、わたしはこの蕎麦が日本一とおもって食べている。
もう一つキノコだがムキタケとサワモタシを運よく買い求められた。今年は雨不足で自然キノコが不作なそうだ。特にこのムキタケはプリンとして大根おろしと和えても里芋と煮つけてもみそ汁に入れても美味しい。わたしの一番大好きなキノコだ。夕飯に早速キノコ汁にして食べたら舌が抜けるほどに美味しかった。 
 10月16日  晴れ              埃まみれには   6    
シルバー人材センターは全国の自治体にあるようだが、なかなかリタイヤ組には有難い組織だと感じている。私らの世代はコロコロと仕事を変える事を「堪え性がない」という事でマイナスイメージだった。いわゆる定年までひとつの会社で"勤めあげる"という事が美学と言われてきた。シルバー人材は違いますよ、自分に合った仕事、してみたい仕事、興味のある仕事を選ぶことができる。そして合わなかったり辛かったら辞めることも自由だ。わたしは今回畳製造工場で働いてみた。藁仕事なので埃が充満している環境とは想像していた。まぁ 一週間ぐらいなら良いかという軽い気持ちで引きうけた。どうだったかって? 重労働できつかったなぁ(笑) なので6日間働いて終了としました。従業員の皆さんには親切にして頂き働きやすかったんですが、埃まみれには耐えられなかった。
わたしの役目は古畳の解体です。左の写真は畳を半分にスライスして縫い糸を切ります。そして糸を外し藁をスグって束にします。
この古藁を再生し新しい畳の材料にします。写真右二枚は畳に入る菰を作る機械です。
畳を編んでいく機械です。この箱のような所に藁を敷きつめるのはベテランのオバちゃんたちです。
 10月7日  晴れ              紅葉見物と温泉入浴   
近所のムロちゃんご夫婦が先日国定公園栗駒山に紅葉狩りに行ったそうだ。最高にキレイだったという情報を頂いた。連れ合いは毎日のようにそのことを言う。毎年行っているんですよ、そろそろかなぁと思っていたんですが、せっつかされるとそこはへそ曲がりなわたしですから、まだ早い!! と頑張ってきたんです(笑) きょうは頑張りにも限界がきていつもの栗駒山須川湖・栗駒山荘温泉に紅葉見物と温泉入浴を楽しんできた。毎年の事だがブナの紅葉がすばらしいのですけど、今年はナナカマドの真っ赤な紅葉と赤い実がとても美しかった。須川湖周辺を散歩していると会う人はほとんど私らの世代で仲良しご夫婦風でした。年金暮らしの団塊の世代が多い事、ふと気がついたんですけど、奥さんより旦那さんの方が活力のない表情をしてるんですよ。奥さんの方がいろいろ喋って旦那さんが無表情でうなずいているんです。俺もそうかなぁ いやだなぁ 車の中でかぁちゃんに「きれいだなぁ ほらほらあっち見て」などと精一杯話しかけてきましたよ(笑)
須川湖周辺ブナとカエデの紅葉がとても綺麗。そしてナナカマドの真っ赤な実に陽が当るとひときわ目立ってうつくしい。
この山野草の名前が分かりません。yamanbaさんおしえてください。
湖に雲と青空が映るとシルバー世代のカメラマンが一斉にシャッターを切ります。
沢山のブナの実が落ちていました。咬むとクルミとそっくりの脂っこく美味しい味がします。どんぐりは発根し始めていました。今年はキノコを見つけられなかったのでブナの実とドングリと山モミジの幼木を採ってきた。屋敷の隅に種を蒔いて来春芽が出たら隣の雑木山に移植してやろうとおもっている。
 v9月27日  晴れ              ◆こちらでは「おめげっつぁま」◆   4
3日続いた雨模様は我が家にとって秋冬野菜の発芽に役立ってくれた。きょうは青空が広がり少し汗ばむほどだった。"いちにち一本!!"これは植木を一日一本ずつ剪定するという誓いだ。いえいえ一気にし終えると毎日「なにすっぺ」ということになる。勿体ないので一日一本なのだ(笑) 
今日は中秋の名月だ。こちらでは「おめげっつぁま」と言って、秋の果物や団子などをお供えするが、娘達が嫁いでからはそういう事はせず直接口に運ぶようになった(笑)
 やはりこういう行事は小さい子供がいてこそ成立して盛り上がるもんだろうなぁ。ううん 歳老いた夫婦がススキや栗・団子などをお供えして、虫の声を聞きながらまんまるのお月さまを眺める様は確かに絵になるよなぁ。わたしたち? そうなるまでもう少し年月が必要かなぁ。

青空のした草の上に座りながら松の剪定です。のんびりして時間がゆっくりと過ぎていきます。
お名月さまにお供えせずとも一応用意はしたんですよ。写真撮りわすれたけど栗も茹でて用意しました。今その栗を食べながら障子を開けてお名月様をチラチラ見て投稿しています。  シュガーイチヂクです。このまま一口に食べる。
普通のイチヂクと味は全く変わらない。
我が家では甘露煮にして食べる。
 
  9月22日  晴れ           ◆「南無阿弥陀仏」に目を閉じて◆ 3
お彼岸中(特に中日)は土仕事などするなと昔の爺婆に言われていて、若い頃は気にも留めなかったが歳を取るにつれそういう言い伝えを大切にして生活するようになった。明日の彼岸中日を前に浄土宗定義山西方寺にお参りに行ってきた。年に2.3度行っているその訳はここの名物三角油揚げと田楽豆腐が無性に食べたくなるからだ。七味と醤油をたっぷりかけ大きな口をあけ、ガブッと口いっぱいに頬張って食べる。私のBlogで何度も取り上げて申し訳ないが、どうしても記事にしないと気が済まない(笑) 
そしてここは浄土宗のお寺さんなので本堂に入り、住職さんが唱える「南無阿弥陀仏」に目を閉じ心静かに聞くのも楽しみになってきた。
 
西方寺は子宝と安産祈祷に訪れる参拝者が多いそうだ。子宝に恵まれますようにと写真中の人形を買い求め祈祷して持ち帰り、運よく(頑張って)願いが成就したら人形を二体にしてこのお盆に返してお礼まいりをするそうだ。写真右は安産祈願で同じようにこの枕を買って祈祷してもらう。無事に生まれたら枕2つを返してお礼まいりとする。その他にも様々な願い事で祈祷をしてもらうようだ。わたし?  祈祷せずとも静かに慎ましく生活するようにし、気が向いたら西方寺にお参りするだけで充分だ。
いつ来ても行列ができている。とにかく美味しい。癖になる美味しさなんです。座るベンチだけでなく道路端に座って食べる人も多い。
秋保温泉「さいちのおはぎ」です。10時に着いて30分行列に並んでようやく買い求めた。私はいつも黄粉・胡麻そして最後に餡子の順に食べる。餡子の量がいつもより少ないのが不満だ(笑) 冷凍にして後から食べるようにもするが、友達が来るとついついどうぞと出してしまう。他にホッキご飯と揚げ蒲鉾(さつま揚げ)も忘れず必ず買い求める。
 9月14日  晴れ             気分もしぜんとホジテブ   2
まさに天高く馬肥える秋というのにふさわしい青空だ。何日ぶりだろう、気分もしぜんとホジテブになり、外に出て何かしら体を動かしたくなった。収穫好きの連れ合いもそうだったようで、採果鋏を持ちだして食べもしないアケビを採っていた。アケビには5種類あるそうでこの棚には「みつばあけび」と「むらさきあけび」をはわせている。いずれも若い頃に雑木山から根っこがらみ掘り上げて植えたものだ。棚は3代目でこの棚が朽ちたら栽培はお終いにしようと話している。毎年沢山実は着くが食べる人がいない。スーパーで結構いい値段で売っているんですよ。我が家ではカラスが毎朝食べに来ています。甘くておいしいのだろうなぁ。いいんです いいんです もともと山のものだったのですから。
春に受粉作業はするが摘果はしていない。今年は適度に落果したようで手のひらサイズのアケビが棚からぶら下がっている。
目隠し用ラテスが日焼けとさぞれでみすぼらしくなっていたのを、近所のムロちゃんが見かねて茶色の油性塗料を持ってきてくれていた。なんとなく気が乗らずそのままにしていて、連れはいつもの「どうすんの、いつすんの」とペンキ塗りを促していた。そう言われると尚更気が乗らないものだ(笑) きょうは久しぶりに青空が顔を出したので連れに言われる前に塗装屋さんに変身した(笑)
 9月11日  雨のちくもり             出動指令がでた  1 
初めて聞く線状降水帯が関東から東北に北上し、深夜2時30分に強い雨の音で目が覚めた。国交省の水位観測員を委嘱されているので枕元に携帯電話を用意し覚悟して就寝した。時折目を覚ましながら寝ていたが4時30分に出動指令がきた。ピーンと緊張が走り用意していた用具を持ち、直ちに出動した。エリアメールで次々と情報が入ってくる。我が町を通る吉田川上流の大和町で堤防が決壊したとの情報に"またか"のおもいだ。昭和60年に決壊していている吉田川なので市役所防災担当は相応の対策はしていただろう。もちろん国交省河川事務所の担当者は泊まり込みで対応していたそうだ。わたしどもの任務は2線堤バイパスを通る農業用水路樋門の水位観測だ。まだ夜明け前なので懐中電灯をつけながら一回目の水位観測をおこなった。
体育館前の駐車場は30cmの冠水
我が町の被害は品井沼を干拓した水田がすっぽり水を被った。それ以外は幸いにも被害はでずほっとしている。ただ2km程先の吉田川堤防から僅かに水が浸み出ていたそうで"ツキノワ"という工法で土嚢を積み対応したそうだ。わたしはというと30分間隔で水位を観測しデータを摂るのが任務だ。吉田川・鳴瀬川とは少し離れた場所なので比較的安心して任務を果せた。ただ10時間に及ぶ任務で少々疲労困憊だ。16時30分に解除指令を受け、国交省河川事務所にデータを提出して任務終了となった。先ほどギュッとビールを飲み美味しい夕食をいただいた。
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