地域のお祭り イベント探訪
2014年お祭りイベント探訪  
 4月20日(日)            ■「叩くな!!」と何度も叫びました 7

隣町涌谷城址のお花見イベントで東北ばん馬競技会を観に行ってきました。私が子供の頃には馬力大会と言って遠田・志田郡の農耕馬が出場したものです。30年ぶりで観てきたんですよ、雰囲気は昔のままでしたが、馬の数が3/1に減ったのがとても寂しかったなぁ。障害の坂を上る場面が人馬一体となって最も盛り上がるのですが、この歳で観る馬力大会はただただ可愛そうな馬の表情だけでした。ポイントで尻を叩いて気合いを入れるのは有りとしても、皮膚の弱い首筋を叩いているのには「叩くな!!」と何度も叫びました。ポニーがソリを曳く姿を観たのが救いだったなぁ。 動画はこちらで
  
    
       2013年お祭りイベント探訪  5  
 4月13日(土)            ■仙台・宮城DCが始まりました 6
 今年も4月1日から仙台・宮城デスティネィションキャンペーンが始まっています。伊達な杜舞台というタイトルで仙台市民広場と勾当台公園で県内各地の郷土芸能を集めたイベントが開かれます。今日は連れ合いと電車に乗って観に行ってきました。仙台駅を出るといきなりすずめ踊りで出迎えてくれました。皆さん元気のいいこと、すずめがチュンチュンとさえずりながら餌をついばむ姿を楽しそうに表現しています。30分程歩いて目的の勾当台公園に着きました。前から一度は観ておきたかった熊野堂神楽と大内山伏神楽を観て、屋台で買ったアサリご飯とずんだ餅・焼きそば・海鮮うどんを食べながら涌谷の古式獅子舞を最前列で観てきたんです。神楽の方は歴史博物館で観た南部神楽よりかなり静かで厳かさが感じられる舞台でしたし、獅子舞の方は随分と期待していたんですがチョット期待外れだったかなぁ。私の古い友人が牝獅子を演じていたこともあり、今から40年も前に観た古式獅子舞は後ろ獅子役が前獅子を肩車しその上に稚児を肩車という三人肩車を演じた様に記憶していて、あれをもう一度観たかったからでした。その模様は文珠菩薩をかたちどったものなそうです。動画を撮ってきましたのでご覧ください
勾当台公園からの帰り道は三越前を通り一番町をブラブラと歩きアーケード街で安物を物色したりして仙台駅まで戻ってきた。
     
連れ合いと久しぶりに電車に乗って仙台に行きました。途中知り合いからデート?と冷やかされたけど     「んっだぁ〜」とね(笑)
  
 3月20日(水)            ■神楽舞台で6演目も演じられました0
去年に続き歴史博物館屋外特設神楽舞台で、保柳神楽・嵯峨立神楽・大平神楽の南部神楽上演会を観てきました。神楽が演じられる舞台を舞殿と呼び四方には注連縄を巡らせ柱には笹竹が立てられています。舞殿は神座すなわち神々が姿を現す場とし、観客席とは区別されます。更に舞殿正面の神楽幕は向こう側の神々の世界とこちら側の現世とを仕切る役目があるそうです。そんな神楽舞台で6演目も演じられました。南部神楽の舞曲には「式舞」と「劇舞」があるそうで、式舞は神事や祈祷に関する舞いで、劇舞は義経など地域の伝説を題材にしたものが舞われるそうです。どうりで最初に舞われた翁舞(式舞)などは、何を舞っているのか全く分からず観ていて余り面白いものではありませんでした。反対に保柳神楽が舞った「かねまき」は美しい女人が悪鬼になり村人に乱暴を働いたりし、それを退治する神通力を持った山伏が現れたりと見所がたくさんあります。今年の神楽舞いは博物館での神楽講座を受講していたので、少し違った見方ができてとても有意義で楽しくもあり面白くもありました。  
舞手の女形の方は以前勤めていた会社の同僚です。彼から神楽の面白さを教えていただきました。今日は「かねまき」の舞台を見せていただきました。クリックして動画を楽しんでください。
   
 
 2012年お祭りイベント探訪  
 1                 東北歴史博物館 民族上演会 「南部神楽に親しむ」
2012.03.18(日) 曇り
「南部神楽に親しむ」というイベントが東北歴史博物館屋外特設神楽舞台で上演れました。出し物は旧栗駒町の中野神楽と旧石越町の長下田神楽(なげたかぐら)です。子供の頃 神社の秋祭りには必ず神楽が奉納されたものです。その頃はあの不気味な面を着け異様な着物を羽織って踊る姿がとても怖かったです。その後高度成長と共に民族芸能みたいなものは廃れていくわけですが、今日のお神楽の方々はずっと守り続けてきたんですね。  
♪ダンダンダン  ダダダン ダン ♪ 
♪カチャカチャカチャ ダダダン♪
お神楽は太鼓と鉦のリズムにあわせて「おへそく」や「刀や扇子」を持って舞います。ストーリーがありますから、あらすじを予習しておかないと、ただ舞台で暴れているようにしか見えません。

今日の中野神楽の「田村二代」長下田神楽の「源義経一代記」は分かりやすくて面白かったですね。所々で笑いを誘う場面もあったりするんですよ。セリフを謡いながら舞う訳ですから疲れるでしょうねぇ、70歳くらいの人が主役なんです。ただ救いなのが中学一年生の若手も舞っていたことです。貴重な後継者なんでしょう、ずっと続けて伝統神楽を守って欲しいです。おまけがひとつありました、舞いで使った「おへそく」を戴くことができました。嬉しかったですね、早速 家の神棚に飾りつけました。
★コメント★
 
     
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中新田初午祭り火伏の虎舞  
2012.04.29(日)  晴天
旧中新田町は、これからの季節に奥羽山脈から吹き付ける強風のため、大火に度々見舞われたそうです。そこで当時(約650年前の室町時代)の殿様が、「雲は龍に従い、風は虎に従う」の中国の故事に習い、虎の威を借りて風を鎮めようと稲荷明神の初午まつりに虎舞を奉納し火伏せを祈願したのが起源なんだそうです  
 
 
「雲は竜に従い、風は虎 に従う」の故事により防火祈願として始まった火伏せの虎舞です。舞手の少年たちは瓦屋根で勇壮に舞います。
★コメント★ 
 火伏せの虎舞を初めて見たのは今から40年程前になります。今でも各家に子供虎舞が訪れ庭先で舞ってくれますが、当時は屋根に上がって舞ってくれたものでした。近年では寅やさんの屋根でタイムスケジュール通りに実演されます。 幼稚園児による虎舞です。これがいっぱしの虎舞になっていて子虎のしぐさに観衆は笑いと大きな拍手をおくります。こういうお祭は大好きですね、主催者側の意気込みがすごく伝わってきます。もちろん来年も必ず観に行きます。
色麻町芍薬まつり  

2012.0610(日)  くもり
ここ色麻町愛宕山公園一面に約1万本もの芍薬が咲き誇ります。しかも入園無料で楽しめるのです。園内に入ると芍薬独特の鼻にキュッとくる強い香りに慣れるのにしばし時間がかかります。毎年行っていますが、私の楽しみは「えごま餅」を食べることです。少し脂っこく実に美味しい。今年からイベントとして「よさこい踊り」や「和太鼓」が披露されました。

★コメント★

 
  
 潮来あやめまつり  嫁入り舟
2012.06.16(土).17(日) 
小雨時々曇り
♪ 潮来花嫁さんは
     潮来花嫁さんは 舟でゆく〜 ♪
水郷潮来の初夏を彩るあやめ祭りのメインはやはり「嫁入り舟」でしょう。舟がでる時刻にドッと人が集まり、終わればサッと人波がなくなります。ろ漕ぎ舟で嫁ぎ先へ向かう水郷ならではのバージンロード。特にライトアップされた「宵の嫁入り舟」は風情もあるし情緒も感じとることもできます。500種100万株のあやめの中で舞う小学生のあやめ踊りは実に初々しい。毎年行ってみたくなるまつりでした。左の写真をクリックすると嫁入り舟の動画に移ります。