スポーツ農業日記        2015年版2015年前半版はこちら  本文へジャンプ
Top Page■  2012年版 2013年版 2014年版

 12月21日  曇り          ◆堆肥搬入は"来年もヤルゾ"みたいな 21
毎年の事だが冬季間のスポーツ農業的話題は全く無くなる中、今日の牛フン堆肥搬入は"来年もヤルゾ"と決意表明みたいなものだ。同じ町の肥育牛専業農家さんから2tダンプで運び込んで戴いている。料金は3.000円だが安いか高いのかは有機栽培野菜の出来具合で判断すればよい(笑) 何処のお宅も春先に搬入するが、わたしは寒くなるのを待って運び込むことにしている。やはり牛フンの臭いでご近所様に迷惑となることを最小限に抑えるためです。寒さで窓を開けているご家庭は何処もいないはずですからね。さて この牛フンの中身だが牛舎におが屑ともみ殻等を敷き、一週間程牛に踏ませ交換し、それを堆肥置き場に重ね水を掛け撹拌しながら発酵させているそうだ。牛フン堆肥とはいえ手間暇をかけているので注文はかなりあるとのことだ。
屋敷北側端が我が家の堆肥置き場だ。牛フンダンプが坂を上ってきた段階から家の中に匂いがプーンとした。
"ソレ来た" ということでカメラを握り長靴を履いて現場に向かった。朝7時前だったのでご近では朝食中だったかも。
ダンプを上げたらドド〜っと一気に下し終え、発酵熱の湯気?がモァ〜っと立ちこめた。そして匂いもこちらにブファっとふりかかってくる。んんっ 心配ご無用 5分もすると落ち着いて湯気も匂いもほとんどしなくなりました。
かと言って堆肥丸出しでは見栄えも悪いし苦情の素にもなりかねないのでブルーシートでキチンと覆っておきました。
来春までこのようにして完熟させ畑に入れる頃には熱もなくなり、いい案配の完熟堆肥となります。
 11月29日  晴れ             ◆晩秋ともお別れです 20
11月も明日でお終いで晩秋ともお別れです。明日からは厳しい冬の始まりだが、その前ギリギリに大根と白菜の冬囲いをした。収穫が3週間遅れた大根は長さも太さも形も例年に比べ見劣りする。暑かったので種まきを1週間遅らせたのが致命傷だったかなぁ。我が家で食べるには充分だが、作っている私どもにすれば正直喜べない。それでも食料ですからキチンと収穫してやり土の中に埋けて冬囲いとした。どのように料理して食べても美味しい本宮大根と、料理方法はほぼ同じだが身が少し締まっている総太り青首大根の二種類を育てた。おでんにも漬物や煮物などなんでも美味しいが、先だって食べたどんこの煮魚に入っていた大根は味が浸みててとても美味しかった。今度はブリ大根で食べたいなぁ。
んっ? 年寄臭い料理だって、いいんです年寄なんですから。
以前白菜は収穫して畑の日差しが暖かい陽だまりの"よど"に少し埋け、斜めに雪除け風除けの簡単な屋根を掛けていたが、面倒くさくて藁タスキでぐるっと結わえておき、真冬の凍みる前に全て収穫し2階に新聞紙に包み保存することにしている。今日で今年の冬仕度は完了した。春までの長い冬期間はスポーツ農業も植木職人も全て活動停止となる。

このエリヤは保存用食料が埋けてある。
連れ合いは寒い中スコップで掘り上げ水洗いし乾かしてから料理する。手を真っ赤にして作る田舎料理はとても美味しい。

かぁちゃんありがとう感謝していますよ。
 
収穫好きの連れはシンドイなんて言いません。一本抜いては確かめ、首をひねりながら次々と抜いていた。私は穴を掘り埋ける係だ。
私は白菜炒めが大好き、豚肉やネギ・豆腐と一緒に炒め最後に卵でとじる簡単な料理だが、母親が作ってくれた味が忘れられない。
 11月25日  くもり          ◆その辺は見逃しませんよ 19
じわりと寒くなりました。寒さの程度ですが"底冷え"と表現した方が分かりやすいかな。
大崎市西部で今夜雪が降るとの予報です。わたしの住んでいる地域は大崎市東部で比較的海に近いので西部程寒さはきつくはありません。とはいっても今月中に冬タイヤに交換しなくてはなりません。
収穫好きの連れ合いは屋敷端にあるキノコのホダ場に毎朝様子見に行っているようです。10月中旬に一度収穫しているので、秋の収穫はもうお終いと思っていたが、先日までの雨と暖かさで再度出始めたようです。その辺は見逃しませんよ、なにせ美味しい食事を作る係ですし、家計のやり繰りをする役割ですから何かめぼしい食材はないかと探しているようです。一昨日にはハナとの散歩中に天然のヒラタケを見つけたとかでSOS電話をかけてよこした。長靴はいて鎌と袋を持って行きましたよ。いぎなりどっさり採ってきました(笑)
こんな生活が田舎暮らしの楽しさなんだろうけど、生まれたときからずっとこのような暮らしをしていると良さとか楽しさとかの実感があまり無い。今日は寒いのでネガティブ気分がそう思わせているのかも。

晩秋のシイタケですからキノコの肌色は黒ずんでいます。晩酌にこれでキュッとね。
連れはストーブの上に吊るして干しシイタケを作ろうとしている。やっぱりね(笑)
まだ少しキノコの芽は出ているが、寒さが来ているのでたぶん大きく成長はしないだろう。今年最後の収穫だろうなぁ。
移植していた"ちぢみ雪菜"は、化成肥料をほんの少し入れ、米糠を二度ばら撒いて準備したのが良かったのか成長が良すぎる。
玉ねぎの様子だがこの時期としてはこの程度でいいだろう。良すぎると来春の"トウだち"の原因にもなりますからね。
 11月21日  晴れ           ◆ネギ囲い昔ながらの対策だ  18
晩秋ともなればスポーツ農業的ネタが極端に少なくなります。久しぶりの投稿だがパッとした話題ではなく今回も冬囲いの様子をお伝えしたいとおもいます。わたしの古い友人達は専業農家で、米作り以上に野菜栽培で成功している。特に小葱とホウレンソウは特産として県外にも出荷されているそうだ。家庭菜園のスポーツ農業では太刀打ちできないが、せめてこだわりの野菜を作ろうと励んできた。その中でネギ栽培には強いこだわりを持ち、色々工夫を重ねて栽培してきた。数年前までは鳴瀬一本太ネギという品種を栽培していたが、近年は石倉ネギを栽培し続けている。病気に強く冬場に食べると柔らかく甘くとても美味しい。今年は例年になく太く成長した。もうすでに一畝分新米を戴いた友人宅に冬囲い用として差し上げている。今日は我が家で食べるネギを抜き、冬場にとり易いように表の畑に移植するようにして囲いこんだ。近所ではこのようにして囲っている家はほとんど見かけない。畑の土が凍みてネギが抜けなくなる為、昔ながらの対策だ。
30年ネギを栽培してきたが今年ほど太く成長した年は無い。9月からの成長期に化成肥料ではなく米糠を畝にばら撒き、発酵のカビがでてきた後に土寄せをしたのが良かったかなぁとおもっている。
12歳の監督ハナはいつもおかぁさんと一緒だ。どこに行くでもなく作業をジッと見ている。多分ハナも家族の一員気分なんだろう。
畝に藁を敷きネギを寝せ再度藁を薄く被せてから土を寄せる。このようにすれば寒風を和らげ、藁を手前に引けばすんなりとネギが抜けるという算段だ。このやといネギは年が明けてから3月末で食べ終える。今年中は裏の畑にある石倉曲がりネギを食べる事になる。 
  11月5日  晴れ              ◆里芋の冬囲いを   17
11月の気候のようではない1日だった。風も無くポカポカと柔らかく暖かい。まさしくスポーツ農業日和だ。まだ少し早いと思ったけど、体に優しい暖かい日なので里芋の冬囲いをおこなった。我が家では2種類の里芋を栽培している。品種や名前など知りません。わたしは伊場野赤カラ・千葉赤カラと呼んで区別している。柔らかくてねっとりしている里芋が好きなのでこの2種類をずっと栽培している。伊場野赤カラは隣町特産の里芋で小芋がねっとりしてとても美味しい。千葉赤カラは小芋の数は少ないが親芋が特に美味しく食べられる。どちらも保存が難しい。ハウス内に逆さに埋けもみ殻を掛けてから土で覆う。秋田の道の駅で里芋を売っていたお婆さんに教えて頂いた方法だ。それでも毎年2/1は腐ってしまうので、倍の里芋を翌年用種イモとして保存することにしている。
里山の紅葉は最高潮だ。我が家のモミジやドウダンも真っ赤に色づき毎日眺めている。
ハウスの中は冬に食べる野菜達でいっぱいだ。毎年このようにして寒い冬を迎える準備をしている。
ダブルスのスポーツ農業は阿吽の呼吸だ。言わずとも作業はテキパキと進む。ここ5年ほど前から何処に何を埋けたか忘れてしまう(笑)
 11月1日  晴れ              ◆人参を抜くと言うのだが  16
バイトから帰ったら軒下の陽だまりにサツマ芋が干されていた。今朝「全部掘ろうかなぁ」なんて連れ合いが言っていたが、残りを全て掘ったようだ。冬囲いができないため今年中に食べきらないとなりません。無理です!!! ひと籠分どっかにあげてください。
人参を収穫したいので掘ってくれという。普通人参を抜くと言うのだが、今年は掘らないとなりません。雨が降らず土が締まって固くなり、抜こうとすると葉の付け根でもげてしまいます。傷つけないように丁寧に掘りあげました。人参二種類ともとても大きく成長していた。
割れが入っていないか心配していたが、ほとんど素生良く色や形大きさがとても優秀だった。畑の隅に穴を掘って冬に食べるように埋けておきました。冬支度をいっきにすると疲れますから、天気の良い日に少しずつおこないます。

8月からチリチリと食べ続け、友人達にあげたりもしたが、まだこれだけ残っていた。
本数など数えない。とにかくこんなに二人では食べきれない。連れはジュースにして飲むのだそうだ。わたしはたぶん飲めないだろう。
 10月29日  曇り           ◆スポーツ農業の主役を奪われて   15
酒造り仕事のアルバイトは とても力仕事です。午前だけ働いてくるのだがバテバテの筋肉痛だ。 四日目の今日は慣れてきたのか少しだけ余裕がでてきた。
最近の連れ合いにスポーツ農業の主役を奪われている。秋の収穫とこまい冬支度はその家の女性がするものとこちらでは決まっている。冬の間に家族で食べる食料確保なので昔からの習わしだ。男は黙って女房の言う事を聞いて言われたことをすればいい。仕事から帰ってきたらヤーコンの当座食いを掘ってくれという。言われたことをすればいいのだから、スコップでひと掘りであとは連れの仕事だ(笑)

黒ニンニク作りにハマっているようで、友達から種イモで余ったジャンボニンニクをバケツ一杯分貰ったそうだ。俺はそんなに食べないぞ(怒) 夫婦でひと冬食べる分はもう造ってあるんですよ。

我が家のドウダンの紅葉、200mの垣根がとても美しい。
一株掘ってみたがこんなに芋がついていた。食べきれないので半分おすそ分け。保存用の二株は11月中旬に掘ることになるだろう。
ハックルベリーは取り残しがまだまだ沢山残っている。勿体ないので、また採ってきたそうだ。ジャムにして友達にあげるんだろう。
干し柿用の渋柿は毎年沢山頂く。夕食後にせっせと皮を剥き、今朝方軒下に吊るしていた。働くかぁちゃんだごだぁ(笑)
食用菊をとりあえずこれだけ摘んできたようだ。毎年だが酢の物に食べるのだが、わたしは酢の物は食べられません。
 10月24日  晴れ          アケビ棚の柱の交換   14
毎日秋空が広がり行楽日和が続いていますが、そろそろいいんじゃないですかひと雨降ってもね。今日のわたしは去年からするかしないか迷っていたアケビ棚の柱の交換です。もう3年も前に根が腐って傾いていたのを添え木で補強してなんとかもたせていたが、添え木も腐って限界にきていた。三代目の棚だけど壊れたらお終いと決めていたが、稲杭が残っていたので柱だけ交換することにした。段取りを整えて始まったら1時間程で交換しおえた。もっと早くにしてやればよかったなぁ。
kazuさんに触発されて山芋を試し掘りしてみた。5mくらいの1畝なんだけど、最悪の結果となりました。種イモをモグラ穴から入った地ネズミが食べたんでしょうか3/1ほど無くなっていました。あと3畝は11月に入ってから掘ることにします。まぁ 我が家で食べる分はやっと確保できそうな感じかな。

ハウス内の茄子・トマトを撤去し、ちぢみ菜など7種類の苗を植え付けた。酷寒気に食べる野菜だ。
棚用の竹を取ってくるのも億劫になりこの棚でお終いだ。観賞用のアケビだが、友人が来ると懐かしく美味しいと食べてくれる。 
ショベルの長い専用スコップで掘るのだが、年々老体にはきつい。あと3畝掘るのだが気が進まないなぁ。だって結果最悪だもの。 
 10月21日  晴れ          苗は380本植える事ができた    13
 
品種は「ラッキー」でトウダチが少ない品種だ。もうこれ一本で30年栽培している。晴天続きで土が締まっていてスコップで掘り上げて苗を取った。
全く雨が降る気配がない。毎日見事な秋空です。でもたまには降って欲しいなぁ。
玉ねぎ苗は発芽後の雨続きで半分に減ってしまったが、なんとか間に合うだろうと算段していた。今日植えてみたら60本程足りない。近所のムロちゃんから赤玉ネギの苗を貰う手はずはとってある。植え終わって数えてみたら380本植える事ができた。我が家で食べるには多すぎる。
米糠を入れてだいぶ経過していたが、化成肥料をばら撒き土の助が再度耕した。初めての経験だが植え終わった後に水遣りをした。
 10月19日  晴れ              焼きシイタケに   12
疲れがなかなかとれません。なんの疲れ? 伐々親睦会の飲み疲れです(笑) 
さて 本題ですが我が家のシイタケほだ場では先月上旬にほだ木を並べ替えいつでも出てきていいよ的なメッセージを送ったつもりだったが、ひと月経っても全く出る気配がありません。NHKの番組だったかシイタケ栽培農家に外人が見学に来ている様子を放送していた。その中で早く出てこさせるようにほだ木をハンマーで叩き衝撃を与えていた。雷の多い年はキノコが豊富と昔から言われていたり、ほだ木を移動させてショックを与えたりとかは知っていたが、ハンマーで叩くことはしてこなかった。収穫好きの連れ合いは毎朝見に行っていたようで、業を煮やしてテレビ番組を見た次の日ハンマーでおもいっきり叩いてきたそうだ。効果が有るもんですねぇ、一週間後あたりにキノコの芽がブツッと出てきたぁと大喜びでした。きょう夕方収穫に行こうと誘われたがもう鼻高々ですよ。 うん エライ!!!

晩酌に採りたての焼きシイタケに七味をサッとふり醤油をかけて食べたら美味しかったぁ。
大きくなったのはこれだけ、連れは毎日雨降らないかなぁとつぶやいている。 
 10月13日  小雨のち曇り         男心が振り回されちゃいました  11
「体育の日」のきのうは少し暑いくらいの秋晴れだった。いつもの事だがそんな次の日にはお天気がへそを曲げる。一昨日移植した青菜類はシナッとなったので夕方に水遣りをした。が きょうは朝から小雨が降り昨日の水遣りはなんだったんだの思いがした。でもお空から降る雨は野菜達にとってはなによりです。勿体ないので青菜類・大根・白菜・玉ねぎ苗に追肥をしてあげた。こうなればサァーッとひと雨欲しくなるところだが、畑から上がってきたら少し青空が見えてきた。んん〜ん どうもうまくいかないもんだなぁ。ああぁ そういえば「女心と秋の空」というのがあったなぁ。あれだね今回のお天気は。男心が振り回されちゃいました(笑)      
blog友のkazuさんは山芋を掘り上げたそうだ。こちらではまだ早いとおもっているが、蔦を見ると確かに枯れてきて「もう掘ってもいいよ」みたいな感じだ。先日落ちていたムカゴを拾ってきている。ムカゴを一年育てて種イモにできる方法として、密植を避け間隔(15cm)を空けてムカゴを育てるといいそうだ。今まで4年かけて種イモ作りをしていた俺はなんだったんだのおもいだ。来春になったら再度アドバイスを頂き種イモ作りをしてみたい。ところで山芋を掘る時期だがあとひと月後となる。こちらでは互市が来たら芋を掘ったり白菜を収穫したりして冬に入る準備をする。
 10月11日  小雨                 ちぢみ菜など移植◆  10
シルバーで働いていると休みの日は体を休め体力を回復させるためスポーツ農業がどうしても疎かになる。若い頃は休養日なんてなくてもよかったが今はそうはいかない。
畑にはちぢみ菜など移植を待っている野菜がいい案配に育っている。何もしないぞと決めていた今日だが、昨夜から弱い雨が降り続き畑の湿り具合が移植には丁度良い。午後になり雨が止んできたので、連れ合いを誘ったらわたしもそう思っていたとのこと。そうなればダブルスのスポーツ農業は成立だ。以前米糠をふって用意していた畑に消石灰をふり土の助に頑張ってもらい耕し、道糸を引き化成肥料をサラッとばら撒き再度土の助がゆっくりかき混ぜ移植用畝とした。欲を言えばもう少し雨が欲しい状態だったが、週間予報ではこの先しばらく雨マークが出ていない。まぁ いいタイミングということにした。

採ってだめ!! 残り少ないミニトマトは新米と一緒に娘宅に送るそうだ。ふ〜んんん
急遽出動命令がでた土の助。ちぢみ菜・カツオ名・チンゲン菜を広い畑に移植してやった。
畝を作るのが私の役目、連れはせっせと植え付け作業だ。来春に新芽を食べるちぢみ菜はとても美味しい。植え終わったらタイミング良く大粒の雨が降りだした。明日の朝にはピンと立った野菜達を見れるだろう。
毎年ホウレンソウは成長してくると黄色になり食べられなくなる。堆肥と消石灰を多めに入れてもダメだった。今年は穴開きマルチとマルチ無しを比べながら育てている。今の所どちらも同じく順調だ。
一週間後あたりハウス内に移植される小松菜・水菜・サニーレタス・キャベツ。ハウス内に移植し冬場の寒い時期に食べる。
10月4日  晴れ                 ニンニクの種まき  9
10月に入り秋本番ですね。きょうは青空が広がり雲は動かずジッとしているのだが、少し風が吹きスポーツ農業するにはとても気持ちが良い。昨日しようとしていたニンニクの種まきを今日にずらしておこなった。明日香さんのblogで皮を剥がして植えると芽出しが早いと投稿されていたのを参考に、皮を剥き始めたんですがこれがなんと中々剥きづらくて難儀した。30個ほどでマイッタがかかり止めてしまいました。去年からジャンボニンニクを植え、炊飯器で黒ニンニクを作り美味しく食べている。甘くねっとりして食べれば元気が出てくるような気がするので一日ひとかけら食べるようにしている。道の駅などで売っているが結構いい値段がついていた。作り方? netで調べればすぐに分かります。が 炊飯器のメーカにより保温温度の違いなのか不慣れなのか最初は上手くできなかったようだ。
ジャガのキタアカリに芽が出てきたとかで、連れ合いは芽を欠き始めた。春に植えても発芽が早く作り易くポテトサラダやコロッケにして食べるととても美味しい。
今年の収量は例年の半分ほどだった。だれにもあげられず残念なおもいをしている。原因はある程度掴んでいるので、欲張らずに基本通りに作ろうと話しています(笑)
シュガーイチヂクは気温が上がればもう少し早く熟すのだが、沢山の実が着いているが収量が少ない。3日ぐらい採り溜めしジャムや甘露煮を作っているようだ。ピンポン玉より小さくても普通のイチヂクと味は全く変わらない。作り溜めして春まで食べるようにするらしい。
ハウスの中で頑張っていたモロヘイヤは最後の収穫をしてお役御免となり、自家堆肥枠行きとなりました。ご苦労様でした。 
 10月1日  晴れ                 ミニトマトは最後の御奉公◆  8
先日のニュースで栗駒山世界谷地付近のブナ、ナナカマドの紅葉が今が見ごろなそうだ。なんか今年の四季の移り変わりが徐々にではなく一気に早変わりする感じだ。それに合わせて畑仕事をしないと良い作物が収穫できない。秋冬野菜のちぢみ菜などは発芽して順調に成長している。冬場に雪をかき分けて食べる分と早春に食べる野菜を移植する畑に米糠をばら撒いて土の助に耕させた。珍しく一発でエンジンがかかり厭とも言わずに調子良くキレイに耕してくれた。ハウスの中では茄子がまだ元気なようだし、ミニトマトは最後の御奉公に力を振り絞っているようにも見える。昨日 今年最後の屋敷周りの草刈りをおこなった。ナイロンカッターで刈ると凄くキレイでわたし好みだ。これは余り伸びていない草には有効だが、それ以外には不向きなツールだ。そしてメガネを掛けることが必須でそれ以外は特に注意することなく安全に仕事ができる。
今日の監督ハナは職場放棄です。12歳なので気力が減退しているようだ。
ただご飯は良く食べる(笑)
ネットで4万円で買った土の助だが、燃料タンクの錆が悪さして時々鼻を曲げる。そこの所の癖は分かっているのでチョチョイとメンテしてだましだまし使っている。今夜雨が降るそうなので米糠が発酵する条件が揃う。20日頃に移植して早く来そうな冬に備えたい。
大根と人参の成長はすこぶる良く、特に人参はもう一丁前で食べ始めている。逆に冬囲いする11月までに割れてしまいそうで心配だ。
玉ねぎ苗は発芽期に大雨に降られ半分程に減ってしまった。でも我が家で植える分にはなんとか足りそうだ。
白菜は少しずつ巻き始めてきた。あまり虫に食害されずに順調だ。娘達がいた頃にはこの倍ほど栽培していたが、夫婦だけなので2畝でも余るくらいだ。ミニトマトは毎朝サラダに入って楽しませてくれる。そして茄子もまだまだ元気いっぱいだ。 
裏の畑の景色だがマメに草刈りしているとご近所も負けじと草刈りをするようになった。田舎暮らしとはそういうことだ。だが老人になって体が動かなくなったらどうしよう。その前に屋敷を売り払い老人ホーム行きだ(マジ!!)   【近々買ってくれる方大募集】
 9月20日  晴れ                   有機質の土壌に   7
毎週日曜日の朝は各放送局の報道番組を見てから活動開始となる。今週はやはり安保法案がメインだった。まぁ 審議が始まる前から与党の数の力で成立すると決まっていたようなものだ。やはり民主主義の基本は選挙だろう。今更この場で賛成・反対を言ってみても後のまつり。選んだのは国民一人ひとりです。次の選挙でしっかりと公約吟味して一票を投じることが大切でしょう。毎回だがわたしは民主党に大いなる期待を込めて大喝を入れておきたい。
いきなり政治の話題を取り上げてしまったが、本筋に戻すと究極の家庭栽培を目指せば無農薬有機栽培ということになる。きょうは野菜を丈夫に美味しく育てる有機栽培をとりあげてみた。
 
野菜作りは昔の有機栽培が見直され、家庭菜園では究極の栽培方法として皆さん挑戦している。今日はニンニク栽培用畝作りの前準備で、完熟堆肥を運び更に米糠を入れ鍬で荒く耕しておいた。 米ヌカ効果で微生物を繁殖させ土をミネラル化し、作物の生育を健全にし病原菌の繁殖を抑えることができるそうだ。湿気充分なので2.3日で発酵が進み、10月上旬に管理機でもう一度耕し、マルチを張って植え付けとなる。今年は米糠効果で美味しく旨い野菜を収穫することができている。
白菜は芯を食害されたので移植しています。なので無農薬栽培は手間がかかります。またもや監督ハナとサツマ芋を掘っている連れ合い。ヨクタカリ豆が最盛期にはいった。これ全て友人宅に直行でした(笑)
ネギ栽培にはこだわりがあり、ウンチクを喋らせたら止まらなくなります(笑い) もちろんこの畝にも米糠をいれている。葉の色が有機栽培的だと感じている。種が余っていたので遅めだが秋蒔きに挑戦してみた。来春苗として使えれば成功ということになる。
こちらは九条ネギシャキシャキしてとても美味しい。分結を繰り返しなかなか太く成長しない。二畝あり食べきれないのでこちらも連れの友人宅に直行だ。毎回写真右の量だが貰った方も有難迷惑だろうなぁ(笑)
 9月15日  晴れ                裏の畑の白菜を  6
今日も気持ち良い秋空だった。畑もようやく乾いてきたので裏の畑の白菜を一本立ちにし追肥と土寄せをしてあげた。わたしの野菜作りは堆肥主体だがやはりそれだけでは満足に育たない。化成肥料に頼らざるをえないが最小限入れることにしている。元肥としてはほんの少しそして成長を見ながら少しずつ与える、もちろんサラッと土寄せも兼ねる。土に酸素を与え除草も兼ねるので野菜栽培には欠かせない作業だ。となりの石倉ネギはヒョイと伸びて土寄せを待っているようだった。こちらは以前米糠を少し多めに根元にばら撒き発酵後土寄せをしていたので、葉の色が良くなりグンとひとまわり太く長く見える。軟白部分をなるべく長くするようにサラッと土寄せをしてあげた。しばらく休んでいた土の助に空いている畑を耕やかせた。やりたくなかったんだろうなぁ、ウウン ウウン ウウンと言いながら耕していましたよ(笑) 雨で遅れていたホウレンソウ・ちぢみ菜・春菊・チンゲン菜・山東菜・わさび菜の種蒔きをおこなった。これらは秋冬に食べる野菜だが、別途移植して育て来春に雪解けを待って食べる野菜となる。

ホウレンソウの種を蒔いていたら、隣のサツマ芋の頭が見えたとかで急にサツマ芋掘りになってしまった( 笑)
収穫好きのこの人はヨクタカリ豆を初収穫していた。凄く軟いのでシンプルにお浸しにして生姜醤油をつけて食べるのが大好きだ。
 9月3日  くもり時々晴れ       秋シイタケの発生を期待したくなる   5
 久しぶりの青空を見た。やっぱりいいですね。気持ちも前向きになり、ポジテブ気分で伸びにのびきった屋敷周りの草刈りをひと月ぶりにおこなった。秋雨の影響であちこちにキノコが発生し始めた。こうなると秋シイタケの発生を期待したくなる。例年だと稲刈り時期の9月下旬頃に発生し始める。春の発生終了後ホダ木を重ね日除けネットで覆い更なる菌の増殖を促していた。3月に植菌したホダ木は小口から白い菌が出ていてホダ木作り成功ということになる。キノコ作りは30年のキャリアがあり、一時夢中になり400本のホダ木でヒラタケ・ナメコ・クリタケ・ムキタケ等を栽培していた。いえいえ販売はしていませんよ、あくまで趣味の範囲でした。食べきりませんからあちこちにばら撒いていました。隣の家からはもう沢山ですと断られたりしました(笑) もちろん娘達にはもうかんべんしてと言われる始末だった。  
田舎暮らしは屋敷内だけではなく、道路の草刈りをせねばなりません。 
 
白木蓮の木陰でホダ達は適温敵湿そして適度の風で菌達は元気にそだっている。   
 
そろそろ出始める頃ですからこのように表に出し、発生を促します。適度の雨と温度で発生の量がちがってきます。
 8月26日  くもり時々雨       大根と玉ねぎの種を蒔いた  4
台風15号の影響で西の方は暴風雨でえらいことになっているようだ。明日香さん・KAZUさんの田畑は大丈夫だっただろうか。こちらは少し雨模様で肌寒い。いっきに秋模様に突入した感じだ。お盆前の酷暑時に秋野菜の種まきは少し遅らそうと計画したが、こんなに早く涼しくなるのなら例年通りでよかったかもと反省している。二勤一休の遊び仕事の植木職人を休んで6時起きし大根と玉ねぎの種を蒔いた。ここ一週間雨模様で種を蒔けずに気をもんでいた連れ合いはやっと安心したようすだ。ダブルスのスポーツ農業も30年ほどのキャリアですから守備範囲は自然と決まっている。私が畝を作り相方が種を蒔いて土をかける。後の追肥や土寄せは私の役割で、日頃のメンテは相方がすることにしている。もうそれが生活のリズムになっている。
今朝は早起きして一仕事かたずけたのでいつもの鳴子早稲田桟敷湯でまったりしてこよう。小雨模様でかなり涼しいので気分の良い温泉入浴となりそうだ。では行ってまいります。AM9時30分。
 
少し値段は高いがトウ立ちが少ないラッキーを毎年作っている。畝を作ったら上を均し、叩いて少し圧を掛けてから種を蒔く。私が蒔くとどうしてもムラが出る。連れもそこの所は分かっていて、私に任せられないようだ(笑)
もちろん土を掛けるのも均一でないといけないので、連れがすることになる。私は指示通りに敷き藁を載せて押さえの竹を載せる。
左は大根を蒔いた畝だが、鉢を被せているのは雨で叩かれ種が流れないように発芽する三日後までそうしておく。
中は間引きした後の人参だ。追肥をして雨に当ったら一気に成長した。土寄せは失敗の経験からしないことにしている。
右はアケビ棚の様子だ。受粉作業はしたがその後摘果などせず放任状態だ。観賞用だが友達が来て懐かしがって食べていくこともある。
 8月21日  晴れ           白菜の種まきを   3
  
孫娘はほぼ全ての遊びものに挑戦して大満足の様子でしたよ。
爺婆はとてもついて行けずベンチに座って眺めているだけだったんですけどね(笑) 
私は楽しみの網張温泉で5回も単純硫黄泉に入浴できて大満足です。
やっと平年並みの気温になりとても過ごし易い。孫娘は今週末に帰るそうだ。寂しくなるので夏休みの思い出に岩手県の小岩井農場で遊びいつもの網張温泉にお泊りしてきた。自分の娘達を育てるのと違った楽しみみたいな気分を味わえました(笑)
例年ですとお盆期間中に白菜の種まきをするのですけど、雨が降らず高温だったので今日しました。畑の湿り具合が良いので3日ぐらいで発芽するはずだ。
 
私は畝を作る人、連れ合いは種を蒔いて覆土までが範疇だ。そして わたしは仕上げに覆土した上に、チップをふり掛ける。乾燥防止と雨に叩かれ種が沈まないようにするためだ。近年近場に製材所が無くなったので切り屑チップを手に入れるのに苦労する。今日も監督ハナは私たちの作業を見守ってくれている。 
 8月16日  晴れ           そそくさと鍬を持って◆  2 
   
きょうの孫娘はスイカでこのような遊びをしていた。食べながらのようで、完成せずに終わったようだ。田舎暮らしを徒然そうに過している。それも後一週間だ。
婆ちゃんは畑の草取り後は枝豆もぎだ。またずんだを作るそうだ。すきだなぁ〜
何がよくて爺婆の家にお泊りしているのか、帰りたいとも言わず婆と毎日仲良しバトルをして暮らしている。わたし? 娘二人の子育て疲れがまだ取れていないので(笑) 、孫娘には遠巻きに眺めるだけにしている。
土日は基本何もしないと決めているが、婆ちゃんが畑に出るとテレビを観ている訳にもいかず、そそくさと鍬を持ってネギ畑に行った。ネギと里芋の土寄せをしてあげたら、畑が生き返ったように見える。
 
試し掘りをしましたぁ という情報を頂いたので我が家でもということで掘ってみた。この時期としては まぁ まぁ かなぁ。
米糠をふっていたネギ畑は発酵が進んだので、土寄せをして更に成長を促した。雨のおかげで元気を取り戻したようだ
 
 8月9日  雨のち晴れ           何せ昨日が立秋でしたから   1 
 ようやく猛暑も過ぎ去ってくれたようです。何せ昨日が立秋でしたからね。詳しいことは知りませんが夏至と秋分の中間で、夏から秋へ季節が移り変わり始めるのが立秋なんでしょ。昨夜は小寒いくらいで毛布をかけてぐっすり眠ることができました。そして今朝から雨が降り野菜達は大きな口を開けて「もっともっと」と叫んでいるようでした。35℃超えのここ一週間は凄かったですからねぇ、スポーツ農業もスポーツ植木職人も休業状態でした。野菜達もジッと耐えていましたよ、里芋などは葉が枯れ始めて限界の頂点に達していました。発芽したばかりの人参には可哀そうだったので夕方水やりしてあげなんとか持ちこたえています。この暑い盛りにおこなうのが曲がりネギ作りです。仙台長葱として有名なんですけど、ネギを横に寝せて植え込みストレスを与えて甘みを引きだす方法なんですけどね。どれほどの違いがあるのか収穫時期の晩秋が楽しみです。
婆ちゃんは孫娘と仙台七夕に行ってきました。反応は?だったようだ。
ヨクタカリマメは順調に蔦を伸ばしている。蔓性は酷暑に強いなぁ。  アケビも蔓性 元気いっぱいだ。食べるのかって? いいえ観賞用です。 こちらも蔓性 益々蔦を伸ばしていくようだ。9月になったら食べ始められるか。 
地這いキュウリ 敷き藁の効果か葉色は悪くない。 雨不足で所々枯れて無くなっているので、間引きしなくて済そう(笑) シシトウだが、超辛いのもあって、私的にはとても美味しい。
食べ頃の第二弾は。とても美味しい。 第三弾四弾のトウモロコシは肥料不足、雨が降ったので追肥してあげよう。 少し日陰のブルーベリーは大収穫だ。ジャムにして食べている。
青息吐息の里芋、もう少し雨が欲しいなぁ。 水入らずのトマトは大収穫だ。食べきれない。 九条ネギと石倉ネギ、夏場は成長がピタッと止まってしまう。
 
◆左から枝豆第二段から四段。土寄せぐらいで全く手がかからない優等生。
◆石倉ネギを曲がりネギにしてみた。結果が楽しみ。
 7月18日  晴れ          種を撒く時期は"今でしょ!!" 23
台風11号は四国・中国地方を暴れまくって横断して行った。こちらの方は一日しっとりとした雨に恵まれ野菜達はフゥっと一息ついたようだ。畑の湿り具合は丁度良く、今朝から土の助に気合いを入れて耕し、秋取り人参とヨクタカリ豆の畝を作らせた。"ヨクタカリ"とは強欲を意味するこちらの方言で、欲の深い人がこの種を撒いて大量のサヤインゲンを収穫するからとか、他人より早く撒いて沢山収穫しようと企むからとか、とにかくこちらの地方では諸説あるようだ。この種は売ってはいず毎年地種で栽培する。そして近所でも気の合わない人には種を分けないのだそうだ。種を撒く時期が微妙で早くても遅くても実が生らない。要するに種を撒く時期は"今でしょ!!"なんです(笑) 今日は蒸し暑かったですね、スポーツ農業にはきつかったです。午後からは風の通る裏座敷で昼寝をしよう。 
監督ハナはトウモロコシが大好きです。1本ペロリと食べました。
 
ハウス内のトマトはやっと赤くなり食べられるようになった。トウモロコシは昨日から食べ始めた。左から第一弾第二弾そして右端が第三段です。来週には秋に食べる第四弾を撒く予定なそうだ。 
2015年前半版はこちら