楽しいセカンドライフ日記    2022年版 本文へジャンプ


 2022.12.12 晴れ     竹箒作りで暇をつぶし         26
12月中旬にしては暖かくはないが寒くはない。外仕事をするには丁度いいかな。てなわけで 竹箒作りで暇をつぶした。
子供の頃 毎年冬になると父親が川原からメルコ竹を採ってきて1年で使う2・3本の庭箒を作っていたものだった。今のようにHCも無かったしね。 自分で作るものと思っていた。
植木職人として使う為 10本作った。職人仲間にも使って貰います。余った竹でミニ箒を作ってみた。狭い場所の小さいゴミを掃き出すのにいいかも。
この竹の呼び名がはっきりと分からない。netで調べるとヤダケとかメダケと呼ぶらしいがこちらではメルコ竹と子供の頃から呼んでいる。この竹で庭箒を作る。 箒の柄の部分は写真のように束ねてギュッと両手で曲げて1本の柄にする。その時片方にばかり力を入れると曲げ具合がよろしくない。針金の捻じった部分を折った竹の間に入るようにするのだがそこがチョイと難しい。
どうして短い穂竹を挿し込むのかって? そこが私の工夫のしどころです。柄の部分の穂だけで作ると太い柄になってしまうからだ。柄を細くして掃く穂の部分を太くするためです。
子供の頃太くて手が回らず難儀したのを覚えている。HCで売っている箒の柄は竹1本です。
完成ではない、仮完成かな。春まで日当たりの良い場所で乾燥させてから縛り直して完成だ。 川に向けてフェンスに縛り付けて乾燥させる。全部で10本作った。全部私が使うのかって?  いいえ わたしのは3本だけで残りは友達の植木屋さんに使ってもらいます。わりと好評なんですよ。うう~ん タダだからね(笑)
 2022.12.5 曇り     剪定した樹木よりイキイキ     25
シルバーC植木職人はオフシーズンに突入した。来春までの"余暇"ではなくて"毎暇"の過ごし方に工夫がいる。大変なんですよ、体調維持と心の張りを維持するのにね。てなわけで毎年している竹熊手作りの材料を採りに友達の竹林に行ってきた。隣の空き家の庭は荒れていて庭木が自由奔放に伸びていた。よく見ていると剪定した樹木よりイキイキとして幸せそうに見えた。
ムラサキシキブ
園芸種でコムラサキシキブを植えている庭は目にするが、ムラサキシキブは民家近くの雑木林によく自生している。これは庭に植えてあり陽当たりも良いので沢山の実をつけていた。
ヒイラギモチ
これを見たときなんの木だが解らなかった。連れ合いはヒイラギじゃない? という。いいや 先月ヒイラギ木犀の剪定をしたとき白い可憐な花が咲いていた。いま実がついてるはずはないしなぁ。

友達の一級造園師にLINEで聞いたところヒイラギモチじゃない? という。帰ってPCで調べたら・・・
ヒイラギは、晩秋にギンモクセイに似た白い小さな花を咲かせ、甘い香りを放ちます。 翌年の初夏になると黒い実をつけます。
ヒイラギモチは、春にクリーム色の小さな花を咲かせ、晩秋から冬に赤い実をつけます。これだね!!
ニシキギ
ニシキギは世界三大紅葉樹のひとつだ。今年も随分と剪定してきたが、実の付いたニシキギを見たのは初めてだろう。
枝を辿って下の方に行くとニシキギの特徴である"翼"と呼ばれる枝にたどり着いた。ええっ!! ニシキギって実がつくんだぁ~ 初めてお目にかかりました。
マサキ
マサキの実も初めて見た。葉を見ると確かにマサキなんだけど実がついているので疑った。マサキは垣根に利用されていて強剪定するので実がつかないのだろうなぁ。
花が咲いて実をつけるのが自然なのだろう。人間が勝手に庭木にして強剪定したりするので樹木にとっては迷惑千万なんだろうなぁ。
渋柿
空き家なので誰も採らない。食べるのは野鳥だけ。でも今日は10個ほど採ってきた。だって熟して美味しそうだったもの。割って食べてみた。トロッとして甘くてとても美味しかった。甘柿よりも干し柿よりも甘くて美味しい。熟して自然の甘みが口の中にフワッと広がった。もっと採ってくればよかった(笑)
 2022.11.10 快晴     最上川三難所じゅんさい      24
最近庭木断捨離伐採の仕事が多い。もう庭木は要らなくなり処分する時代になってきている。伐採仕事は腰に利きます。チェンソーは重たいししっかり押さえないと危ないからね。そんなこんなで体のあちらこちらが痛い(笑) そんな日は温泉に入り美味しい蕎麦を食べてくるのがイチバン!!
今年納の山形蕎麦街道食べ歩きは、村山市の最上川三難所蕎麦街道一番店「じゅんさい」さんにおじゃました。
わたしの板蕎麦。温かい肉蕎麦の汁がつく。肉は山形牛らしい。うん 確かにお肉は美味しかった。そして菊の漬物 「もってのほか」が素晴らしく美味しかった。蕎麦に勝っているかも。 連れ合いは最近暖かい蕎麦を食べている。牛の肉蕎麦だがトッピングの種類は多いかな?
美味しかったそうだ。
2022.10.27 快晴     新蕎麦を手打ちで    23
手打ち新蕎麦を尾花沢蕎麦街道で食べてきた。ここは蕎麦街道一番店なそうだ。いえいえ イチバン美味しいという事での一番店ではありません。お店の番号です。でも私は尾花沢蕎麦街道数店あるうちでもトップクラスに美味しいと思います。
次は たか橋 次こそは たか橋と決めていてもなかなか食べる機会をなくしていた。今日こその思いで入店した。 連れ合いはランチメニューからミニエビ天丼&狸蕎麦980円。リーズナブル!! 天丼はミニではなかった。食べきれなかったようだ。
まず 蕎麦の色を見てください。蕎麦の実をあまり挽かずに玄蕎麦に近い。風味が全然違います。新蕎麦だから尚更蕎麦の旨味が噛めば噛むほど感じる。とにかく美味しい。 細切りなんだけどコシが充分感じられる。つながりも申し分なし。もちろん最初は水蕎麦で食べて本来の味を確認。モチモチ感があり風味も抜群。今年中にもう一度行きたい。
 2022.10.2 快晴     湯の色は「ウグイス色」だった   22
秋空が広がり抜群の行楽日和。全国旅行割がそろそろ始まるそうだが、10月に入ると植木職人にとって「かきいれどき」真っ最中だ。 でもわたしにとって今が別の意味で忙しい。生きてあと10年あるだろうか。やりたいこと 楽しみたいこと知っておきたいこと 振り返ってみたいこと 等々 沢山たくさんある。今日はそのひとつ肘折温泉と味来館の板蕎麦を食べる事を楽しんできた。
肘折温泉のもう一つの楽しみは味来館(みらいかん)の板蕎麦を食べる事。わたしはここの蕎麦が何処よりも一番美味しいと思って食べている。 もう20年も通い続けているが今日の湯は今までで最高。湯の色が季節によって変わるが、今日の湯の色は「ウグイス色」だった。この湯に浸かり気分最高。
所々に旅館の前に足湯がある。湯上りだったので気分だけにした。 湯の温度は42℃。少し熱かったが寝湯の方は温めで丁度良かった。ここの湯は季節によって無色透明・黄土色・少し白色と変わる。今日のウグイス色は初めてだ。
 2022.9.22 くもり      清水柳で10割手打ち蕎麦    21
台風14号通過後急に涼しくなった。台風一過後は青空が広がると思っていたが時折小雨が降りパッとしない。来週から植木職人復帰なのでその前にいつもの温泉に入り蕎麦を食べ神水を汲みミズの実を採ってきた。きょうの蕎麦は大石田蕎麦街道の「清水柳」(すずやなぎ と読む)門外不出の来迎寺在来種を使った十割手打ち蕎麦だ。
わたしはいつもの+200円で板蕎麦大盛1.100円
連れ合いは鴨板蕎麦1.200円
細麺過ぎてチョイと食べ応えがない。まず
そば汁に付けずに食べたがこれがとても美味しい。さすがに10割蕎麦だなぁ。少し蕎麦の繋がりがよくないのが気にかかる。
蕎麦の量を盛板で説明してくれる。大盛は他の店の普通盛くらいの量だった。700gぐらいないと満足しない。
板蕎麦900円+200円で大盛なのでこんなものかなぁ
来迎寺蕎麦は大石田来迎寺地区の在来種で他種と交配しないように栽培しているそうだ。今回水蕎麦で食べて本来の味を試してみた。モチモチ感があり蕎麦の風味も味わえて美味しかった。3/1は水蕎麦で食べた。汁に付けて食べるより美味しいのでは?
 2022.9.3 くもり/雨    久しぶりの「まんきち」だ      20
9月に入ったら6件もの剪定オファが来た。7月に受け付けていたらしい。そんなわけで来週からは植木職人復活ですから、その前に山形の蕎麦と温泉と山菜取りをいつものように楽しんできた。
久しぶりの「まんきち」だ。いつも混んでいて密になるのが嫌なのでパスしていた。今日は雨降りもあり左程混んではいない。
私はゲソ天連れ合いは天麩羅。つけ出しはワラビの1本漬けと茄子のぺそら漬け。どれもこれも美味い。 いつものように板蕎麦注文。わたしは+210円で大盛。大盛を食べないと食べた気がしない(笑)
「まんきち」は大石田蕎麦街道でもNO2の人気店だ。特に蕎麦つゆが少し甘じょっぱく優しい味がする。蕎麦は細めで食べやすく女性に人気があるそうだ
山形に入ると峠の途中に澤水を汲める場所がある。夏場でもとても冷たく長く水に手を入れていられない。 わたしたちの他に2組が汲みに来ていた。
どちらから? 
どちらも宮城県の大崎市からだった。 
私は隣町です(笑)
やっぱり最後は温泉だよね。いつもの黄金の湯。 ヌルヌルスベスベして連れ合いのお気に入りの温泉だ。
連れ合いはこのオスの三毛猫風呂が大好きだ。お玉の間に頭を入れ足を延ばして入るそうだ。
ふうう~ん
 2022.8.22 晴れ        仙台育英優勝     19
深紅の大優勝旗が遂についに白河の関を越えた。
おめでとう仙台育英。そして ありがとう仙台育英。
誰だれの仙台育英ではない。話題になったのは140km/h超の速球を持つ5人の投手がいたことぐらいかな。全員野球のお手本のようなチームでした。

報道では準決勝を勝っても育英優勝を語ることは少なかった。私はコツコツと粘り攻守にそつのない野球の仙台育英を見たときもしかして優勝と思った。いや 優勝して欲しいと願った。
白河の関越え 東北勢初の優勝 何度もなんどもTVから流れてきた。この二つのワードが試合が進むにつれて増えてきた。 深紅の大優勝旗がやっと やっと白河の関を超えた。
白河の関とは? 私は一度だけ白河の関に立ち寄ったことがある。奈良飛鳥時代の関所で、平安時代中期になって廃止され名前だけが残っていた。白河以北は蝦夷(エミシ)の国(陸奥)で当時の都からすれば野蛮人が住む異国の地だったようだ。白河に関を設け立ち入らないようにとか、蝦夷側からすれば「ここから先に入らないでくれ」の意味があったようだ。そういう言い伝えからすれば深紅の大優勝旗がこの白河の関を越えたという事は奈良飛鳥時代からの陸奥の国(東北)に対する偏見や差別・ハンディみたいなものが1500年経ってやっと無くなったと言ったら凄く大げさだろうけど・・・ 現代では深紅の大優勝旗が厳しい関所をなかなか通してもらえない…というイメージで語られていることは承知のとおり。
 2022.8.12 晴れ        蓮の花を観に 18
連日の真夏日を通り越して今月は酷暑日が続いている。植木職人は休業中で家でゴロゴロしているのはもう飽きた。明日からお盆に入るので気分晴らしに蓮の花を観に長沼・伊豆沼に出かけた。
蓮華は泥沼に美しい花を咲かせることから、古来より仏の悟りをあらわす仏教のシンボルとして親しまれてきたそうだ。お盆のお供え物をはじめ、仏事になくてはならない蓮華。子供の頃お盆が近づくと蓮の花を採りに近くの沼に行ったものだった。そんなことを思い出して急に蓮の花を観たくなり長沼・伊豆沼に行った。長沼の端にある堤沼。今年はここだけにしか蓮は咲いていなかった。
こちらは伊豆沼。蓮がほとんど枯れていた。 何故? 伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターに寄って案内人に尋ねてみた。7月に降った大雨で水位が2mほど上がり蓮が水中に沈み酸素不足で枯れたそうだ。蓮の花を観るどころではなかった。 これはnetから拝借した去年の蓮祭りの様子。 このように沼一面に咲いているのを想像して行ったのだが・・・
こちらは長沼の脇にある小さな堤沼。ここだけは一面に蓮が咲いていた。子供の頃 婆ちゃんに極楽浄土には蓮が一面に咲いていると聞かされていた。ふ~んん 蓮といえばレンコンです。私は大好きです。 ここはレンコン畑だ。花の色が白っぽい。栽培レンコンは太くて身が厚く、野生のレンコンは細くて身が薄いそうだ。野生のレンコンは白鳥が好んで食べるそうだ。そうそう ここ伊豆沼は白鳥やガンの飛来地でラムサール条約で守られている。
サンクチュアリセンターの説明員さんはとても親切で次から次えと説明してくれる。野生のレンコンと食用レンコンの違いをこの図で説明してくれた。 蓮と睡蓮の違いが分かりますか? と尋ねられた。そこは植木職人ですから知ってますよ。知ってましたけど知らない!と応えた。説明員さんは懇切丁寧に説明してくれた。手持ちぶたさだったんだろうなぁ。ありがたかった。
 2022.8.6 晴れ        石臼挽きの十割手打ちそば 17
暑くて蕎麦を食べる気にならなかったが、今日は涼しかったので急遽大石田蕎麦街道へ。
奥羽本線大石田駅内に併設されている蕎麦屋さんです。いえいえ駅そばではありませんぞ!! れっきとした大石田蕎麦街道8番所「そば処ふうりゅう」さんで、石臼挽きの十割手打ちそばを食べさせてくれます。40分ほど待たされてやっと着席。「本当においしい蕎麦の名店 山形」にも掲載されているそうだ。ふうう~ん
私は一番人気のゲソ天板蕎麦大盛1.150円。石臼曳きの10割手打ちそばはなかなか食べられるものではありません。まずは蕎麦のみを食べてみた。口の中でグンと来るものがない。次はワサビをのせて食べてみる。そして次にそば汁につけて食べてみた。んん~ん・・・特段美味しいわけでもないし全然不味くもない。特徴のない普通の蕎麦という感じで点数を付ければ65点かな(笑) 山形の蕎麦は太くて歯ごたえ充分なのが特徴だがこちらはそれが無い。細麺仕上げなので女性の方がたべるには優しいのかも。10割のわりには蕎麦の香りは感じられないが、蕎麦の繋がりは良かった。
大石田蕎麦街道の蕎麦屋さんはどこでもげそ天を出してくれる。げそ天の味も店によって違います。食べるコツは蕎麦汁にサッとつけて食いちぎらずに一気にモグモグと食べる方が良い。私は蕎麦同様お上品に食べることはしない。 連れ合いは天麩羅板蕎麦。エビはなく野菜だけの天麩羅なので食材は安上がりのはず。天麩羅の揚げ方はカリッとしてとても上手。
 2022.7.16 雨         我が家前の川は危険水域      16
梅雨が明けてからまともに晴れの日はほとんどない。涼しいのでいっときの酷暑を思えば過ごしやすい気もするが、昨夜の大雨・豪雨で我が家の前の川は危険水域に達している。今朝には雨は止んだが予報では来週も雨降りが続きそうだ。こうなると酷暑だった日の方が良かったかも(笑)
橋の上からJR小牛田駅をパチリ。雨が降ると道路が洗い流されてきれいに見える。大雨による被害も心配だが、雨による清掃と思えば少しは心休まる。
今年は気候も異常だが世の中の動きも普通ではないようだ。はやく穏やかな日々に戻って欲しいなぁ。
大崎耕土に降った雨がこの川に流れてくる。常に清流であればいいのだが、田んぼ水なのでいつも濁っている。 道路冠水まであと1mぐらいかなぁ。年に2・3 度ここまで増水することはあるが冠水したことはないのだが心配・・・
 2022.6.28 晴れ         タケノコご飯は母親直伝で       15
季節がら 好物のタケノコご飯を食べるのが楽しみだ。それも真竹の筍で炊いたタケノコご飯は大好物だ。子供の頃に母親が誕生日には必ずタケノコご飯で祝ってくれた。ケーキなんぞ高級過ぎて食べられない時代だったからね。我が家のタケノコご飯は母親直伝で油揚げと人参が入りもち米も混ぜ醤油味で焚き上げる。シンプルでとても美味しい。
私は藪に入るのは好きではない。連れ合いは採り物が大好きなので鎌と袋を持ってスイッと入っていった。そしてほんの15分ほどで2袋も採ってきた。 これも連れ合いの仕事。好きなんですよ こういうことをするのがね。楽しいのだそうです。ふうんん~ん
むかしの年寄りのようでしょ、んっ 連れ合いも年金をもらうようになりましたから立派な年寄りです(笑)
皮を剥いて大鍋で茹でます。 タケノコの味噌煮や醤油煮そしてシナチクも作るそうだ。そして冷凍して保存食となる。これが美味しいです。
そしてもちろん明日の朝はタケノコご飯が食べられる。
 2022.5.20 晴れ         二人前をペロリと    14
四日間連続で剪定仕事をしたので年金生活者の私の体は疲労困憊だ(笑) 今日はブナ林の薫風を体いっぱいに浴びてリフレッシュ。奥羽山脈の船形連峰を超え、蕎麦は尾花沢蕎麦街道「明友庵」の手打ちそば二人前をペロリと食べてきた。
ブナ林に陽が差し込むととても清々しく、木々の合間から吹き抜けてくる風はまさしく薫風そのもの。 キクバナイチゲという山野草かな?
板蕎麦二人前。まずは水蕎麦で啜り蕎麦本来の味を確認。次はそばつゆに漬けて味をみる。そして蕎麦にワサビを付けて麺つゆで食べる。すぐに飲み込まず噛んで噛んで蕎麦の味を確かめた。噛めば噛むほど美味しいねぇ。
私的にはもう少し太い蕎麦の方がいいなぁ。
連れ合いは芭蕉御膳。ずんだ餅・あんこ餅・おろし和え餅の味は抜群に美味しい。一個ずつ分けてもらって食べた。
締めはやっぱり温泉だね。名付けて黄金の湯。少しヌルヌルして美肌の湯なそうで連れ合いのお気に入りの温泉だ。
山に入れば何かしら採ってこないと気が済まないのが連れ合いだ。まだ小さいミズを採ってきた。 帰りしなにやっぱり収穫しないとね。左からウルイ・ミズ・赤コゴミ。私はウルイが大好き。

 2022.5.7 晴れ         月山に向かって車を         13
先だって花山・栗駒山の新緑と山菜取り&温泉を楽しんできたが、今日は山形奥羽山脈と出羽山地の残雪と新緑&温泉・蕎麦を楽しんできた。月山にはまだまだたっぷりの雪が覆いかぶさりとてもきれいな山並みを観ることができた。
R47を走り山形県最上地方に入ると遠くに月山が見えてくる。その月山に向かって車を走らせると目的の肘折温泉に到着する。我が家から3時間の距離だ。
湯の色は季節によって変わるようだ。今日のお湯は無色透明に近い。42℃で丁度良い。外を眺めると月山に繋がる山並みが見えてとても心地よい。ここは極楽浄土だね。百万億土のはるか彼方に西方浄土があるそうだが、南無阿弥陀仏を唱えずとも車で3時間で極楽に行ける。戻っても来れるし何度でも行ける。あの世の極楽浄土は1度行ったら二度と戻っては来れないからね(笑) 肘折温泉街ですがひとっこ一人いません。お客さんは私らだけです。ここはソーシャルディスタンスとは無縁のところです。
味來館の蕎麦はもう20年以上も食べている。
とにかく美味しいです。なにせ三立てで食べさせてくれるし、パッと茹でてサッと水洗いし素早く盛り付ける。その蕎麦はコシが程よく噛み応えがあり、最上早生蕎麦粉の風味が素晴らしい。辛味噌がチョイとのっているコゴミの味は春の季節を食べている感じがする。
板蕎麦大盛900円。最後にいただく「蕎麦湯」のあっさり風味の中にも少しのコクを感じるからスバラシイ。
連れ合いはもり蕎麦を食べた。丁度良い蕎麦の量なそうだ。600円でとてもリーズナブル。

 2022.5.2 晴れ         まばゆいほどの新緑      12
残雪の奥山は新緑が芽吹きまばゆいほどだった。そして木々の若葉のつややかな緑を眺めていると心が安らぎ穏やかな気持ちになります。毎年この時期新緑を眺めながら奥山の沢に入りクレソン・山わさび・コゴミ・ミズ・等などたくさんの山菜を採って来る。年金生活者はこんなささやかな楽しみを毎年大切にしています。
新緑のブナ林。しばし車を止めて眺めてきた。
採りもの大好き人間の連れ合いはこの沢に入るとイキイキします。ミズを採っているのかな。この沢を少し下がるとクレソンの群生がある。 ブナ林の中から湧き出る清水です。大五郎のペットボトル6本に汲んでくる。ミネラル豊富で美味しいです。
1,626 mの栗駒山です。宮城・岩手・秋田にまたがっている。 小安温泉から泥湯温泉に向かう途中の秘密の場所にコシアブラが群生している。そうそう 独り占めです(笑)
コゴミです。丁度食べごろです。この山菜は美味しいですよ。お浸し・マヨネーズ和えそして天麩羅ですね。 コゴミをこんなに採ってしまった。5か所で採ったのでこのようになった。たぶん5/1くらいしか食べられません。こんなに採るんじゃなかった 馬鹿だねぇ。
コシアブラの収穫には3日くらい早かったかな。 久しぶりのミズです。煮つけて食べるととても美味しい。
これはご存じのタラッポ(タラの芽)です。高枝ハサミで採ってきた。いくらでも採れます。
我が家ではこれだけあれば充分だ。やっぱり 天麩羅がイチバン。おだって クルミ味噌和え。
FBに投稿している間に連れ合いは山菜をより分け、天麩羅やクルミ和え・お浸しなどに料理してくれた。晩酌を飲みながら食べました。すごく美味しかった。

 2022.4.21 晴れ         島周の宿「さか井」で 11
52年間所得税を納め続けてきた。やっとその恩恵にあずかり、牡鹿半島の突端鮎川に県民割を利用して島周の宿「さか井」でのんびりしてきた。
まぁビールの味はどこで飲んでも同じですからおいしいです(笑い) 地元特産の養殖銀鮭は脂身が多くて好きではないが、ホイール焼きにして食べると意外と美味しかった。それにしてもミンククジラの3切れは寂しいねぇ。分厚い⒊切れならいいのですが・・・
お料理はこんなものです。さみしいねぇ、だって県民割5.000円とクーポン2.000円を利用しての宿泊は実質3.000円で宿泊できます。触れ込みが
"鯨料理と獲れたて魚介類が旨い!"ですから少し期待していたんですけどね。でも食べてみると70歳の私にはちょうど良い。若い人には超少ないですけどね。
キチジのから揚げこれは美味しかった。キチジは煮魚でしか食べたとはなかった。どのお料理も少ない量だが味付けは私の口に合って美味しかった。
日の出の写真を撮ろうと4時半に起きた。向こうの島は「金華山」鮎川港から観光船で30分の距離です。3年続けて参拝するとお金に不自由しないそうだ。4時50分島の東端から小さくお日様が顔を出してくれました。
また泊まりたいかって? 県民割があって実質3.000円で泊れるなら何度でも来ますよ(笑)
この光景を露天風呂に入りながら観られれば3.000円は超安いです。

だいぶ上がってきました。金華山と牡鹿半島の距離は最短で1kmは無いでしょう。今朝は凪でとても静かだった。鹿がここを泳いで半島側に来るそうだ。その時鹿の背中にサルが乗っているのを見たとか。まことしやかに言い伝えられている。たぶんお話の世界でしようね。島の向こうは金華山沖で外海ですから小さい漁船などはよくここを通ります。その眺めがとてもいいのです。船の後ろに一本の線が引かけるように走り、ウミネコが群がって追いかけるように飛んでいる時もあります。
鮎川は捕鯨の町です。この船はキャッチャーボートの利丸です。当初は大洋漁業の船でしたが第一線を撤退してから、地元金華山沖で鯨を獲っていたそうだ。最近船の中を見学できたのだが、この間の震度5強の地震から入れなくなった。楽しみだったんですがね。 利丸のスクリュー。このスクリュー1つでこの船を動かしていたんですねぇ。

 2022.4.18 晴れ         南無阿弥陀仏のお念仏を    10
暇で何もすることがない日は定義山西方寺に行くことがある。お寺さんに行って何してくるの? まずは名物の三角厚揚げを食べること。そして本堂に入り祈祷に交じってありがたい南無阿弥陀仏のお経を聞いてくる。
祈祷祈願者は10組ほどだった。月曜日だしコロナもあるからね。私は祈祷してもらうようなお願い事はないのだが、和尚さんの念仏が聞きたくて入りました。きょうはだみ声で心に響かなかったなぁ(笑)
18日なので「徳を積もう」なんだけど・・・
私は「ひたすらコツコツ続けよう」を心がけて生きてきた。だって特段優れた能力があるわけではないしね。
行くたびにここで写真を撮ります。お気に入りの場所です。門を入るとたくさんの台杉がある。いつもきれいに剪定されているので眺めてくるのが楽しみ。

 2022.4.9 晴れ         春真っ盛りに     9
いっきに春真っ盛りになりました。この時期佐藤農園の梅の花を観に行くのが楽しみです。大規模梅農家で剪定や収穫にシルバーセンターに依頼が来る。私の作った熊手を見た社長が欲しいと言ったとか。友達は1本あげてきたそうで、お返しに梅干し1パック戴いた。私は一度も剪定に行ったことはない。何故? 寒いしね いろいろありますからね(笑)
ここは佐藤農場自宅前の梅畑はいろいろな梅を咲かせ花見客に開放している。ここは駐車場入口。
梅の木の種類は私には分からない。種類によって秋口から早春まで剪定時期が異なるそうだ。真冬の剪定はかなり辛いそうなので私は一度も行ったことがない。 数年前までレンギョーは数本しかなかったが、遊歩道の脇に沢山植えられていて、梅の花とのマッチングは最高にキレイだ。
ここは梅の実を収穫と言うよりお花見エリアです。赤・ピンク・白や枝垂れ梅などもあり皆さん写真を撮っています。 こちらは花見用ではなく収穫用の梅の木です。この大木がひと山もふた山もみ山も続きます。見事です。これをシルバーセンターの植木班が剪定します。実が生るように剪定するわけですから厳しい指導が入るそうです。時には大喝を入れられ「来る必要なし」と宣告されるそうだ(恐)
行ったついでに鳴子の温泉「あらお」の琥珀の湯に浸かってきた。モール臭の温泉で少しすべすべする。毎朝新しい湯に取り換え源泉かけ流しで入浴できる。社長の話によるとコロナでお客様9割減なそうだ。 社長も暇なようで湯上りの私たちに話しかけてきて「琥珀の湯」の素晴らしさをアピールしていた。石鹸で体を洗わずに手でなでるだけにして入浴し長湯は禁物なそうだ。湯上りはバスタオルなど使わず少し濡れた体に下着を着ればより温泉効果があるとのことだ。
ふ~んん・・・ 青森の酸ヶ湯温泉に入った時と同じことを言っている。下着は3日着たままの方が良いそうだ。ええっ!

 2022.4.2 晴れ         腹くっつい   8
奥羽山脈を越えて山形尾花沢そして大石田に行き人気名物「最上川千本だんご」を食べ仕上げに板そば大盛をたべた。腹くっつい(お腹いっぱい)。
出羽山地は奥羽山脈に並び、その西側にある山地で出羽三山として有名だが、特に月山の山並みはとてもきれいで私は遠くから眺めるのが大好きだ。
加美町奥の漆沢ダムを過ぎR347を鍋越峠に向けて走っていくとそこはまだまだ冬の景色だ。
でもなんかブナ林の下から青空を見上げると春めいた暖かさみたいなものを感じる。
R347と並んで流れる小川。宮城県側なので雪解け水を集めて漆沢ダムに流れ、鳴瀬川に乗って東松島市野蒜海岸に注ぐ。私たちの水道水はこの水を頂いている。
少し上流に行くと小川の表面がこころなし凍り付いているように見えた。
大石田町は蕎麦街道として有名だが、もう一つ人気店がある。最上川千本だんごだ。いつも温泉に入るとき通り過ぎていたが、蕎麦を食べるのに少し早いので、話のタネに食べてみようとなった。チョイと高めの値段だが、モチモチして柔らかく載っているずんだも餡子もゴマもクルミもすべて超美味しい。これにイチゴやクリームが載っているだんごもある。どうりで若い女性に人気があるようだ。今度はこれを食べようっと。 きょうの蕎麦は風変わりな和菓子職人が作る蕎麦を食べようとそば処善之助に行ったが、暖簾が掛かっていなかった。気が向いた日にしか店を開けないそうだ。いつか絶対に食べてやろうと思っている。
で 止む無し裏切りなしの蕎麦処「まんきち」の行列に並んだ。もちろんソーシャルディスタンスを充分に取ってだが。
連れ合いは暖かい鳥蕎麦を注文。鶏肉の量か半端でない。ただ親鳥なので肉は固め。だんごを食べた後なので食べきれなかったようだ。
¥730でこの量はとてもリーズナブル。
私はいつものゲソ天板蕎麦大盛。大盛は間違ったなぁ。並みでよかった。蕎麦は言うまでもなくとても美味しい。つながりがとても良く箸で取って頭の上まであげないと付け汁お椀に蕎麦を入れられない。蕎麦の見た目もキレイでしょ。味ですか? それはもう 言うに及ばず蕎麦の旨味と香りがじわっと口の中に染みてくる。特にキクラゲと一緒に食べると尚更に旨味が増してくるようだ。
ゲソ天ですか? こちらは顎の運動には良いか

2022.3.30 晴れ         本州最東端の宮古に        7
♬ 宮古 釜石 気仙沼~ ♬ 本州最東端の宮古に行ってきた。休暇村の案内板に最東端とありそれまで知らなかった。行く途中高田松原に寄り震災復興のシンボル、奇跡の一本松を見てきた。写真の「奇跡の一本松」は高田松原「道の駅」から歩いて10分の所にある。震災津波で7万本の松が消えた。その中で1本だけ津波に耐え抜いた。人々の心の支えとなり復興のシンボルとして全国に知れ渡った。だが 震災翌年には仮死状態となり、全国から暖かい支援によりモニュメントとして保存された。
大船渡・釜石を過ぎ宮古に到着し浄土ヶ浜に寄り休暇村に到着したのが予定通り3時びったりだった。
津波被害に遭ったユースホステルの建物だ。海辺に建っていたので津波で一撃だっただろう。すごい破壊力です。 高田松原は50年ぶり、若いころ労働組合青年会議のキャンプで来て以来だ。松はすべて流され跡形もない。松林は写真よりももっと もっと広く、陸前高田市のシンボルだった。震災堤防ができ海側に黒松が植林されていた。見事な松林になるにはあと2.30年かかるだろうなぁ。
宮古の観光名所と言えば「浄土ヶ浜」です。
こちらでは割と有名で観光バスで皆さん来られる。三陸はリアス式海岸なのでこのような景色が所々にある。仏教でいうところの阿弥陀様がいらっしゃる西方極楽浄土とはこういうところなの? 極楽浄土には見えないなぁ(笑)
宮古休暇村の夕食です。バイキングなので好きなものを好きなだけテーブルに並べた。いいえ これは1回目で2回目は別メニューを揃えて食べた。ビールを飲みながらお刺身やつぶ貝・エビをお代わりして食べた。新鮮で美味しかったぁ。
1人5.000円の県民割 そして 2.000円のクーポンでビールを飲みお土産を買える。 コロナのおかげ? 感染しないことが大切だが、感染対策はこれでもかと言うほど徹底していた。もう お腹パンパンお刺身は当分食べなくてもいいなぁ(笑)

2022.3.4 晴れ             海が観たくなった     6
海が観たくなった。ブースター接種から二週間が経ったので抗体はMax状態のはずだ。宮城県民割を利用して南三陸ホテル観洋に宿泊して志津川湾から夜明けの太平洋を観てきた。
ホテル観洋9Fから三陸沖の太平洋を眺める。海を観るとどうしても11年前の地震津波を思い起こす。このホテルの2Fの天井まで津波が来たそうだ。
べたなぎの今日の海を見ると想像もつかない。
ホテル観洋の目玉料理は「アワビの踊り食い」が売りだが子供の手のひらサイズのアワビだった。パクンと二口で食べ終えた(笑い) 肝付きの部分は特に美味しかった。大人の手のひらサイズであればなぁ。なにせ割引券を使って6.000円で泊ってきたからなぁ。こんなもんでしょ。 ソーシャルディスタンスを充分に取っての食事だった。会話も遠慮しての食事はなんか味気ない。料理は13種類と豊富だがすべて小ぶりのネタだった。でも食べ終えた頃には満腹感を味わえた。
6時05分スッと「お日様」が顔をだしました。 日本人は「お日様」を書くとき赤色に書くが、世界的にはどうも珍しいというのを聞いたことがある。日の丸をイメージしているからなそうだ。肉眼で見ると白びかりしていますねぇ。
初日の出では観たことがあるがさすがにホテルの9Fから眺めたのは初めで感動的でした。
行儀は悪いが布団に入っていても観ることができる。
古いデジカメで撮っているのでこの程度の写真しか撮れない(涙) でもしっかりと目と心に焼き付けてきた。
2022.2.19 晴れ             やっぱり温泉と蕎麦    5
オミクロンでジッとジ~ッと我慢してきた。ブースター接種も終わりさてどこに行こうか。やっぱり温泉と蕎麦だよね という事になった。蕎麦となれば山形なんだけど奥羽山脈を越えていく覚悟はないしなぁ。となれば地元の鳴子温泉しかない。鳴子温泉郷中山平温泉には藤次郎という板蕎麦を出してくれる店は知っていた。よ~し 行ってみるか。
中山平温泉は共同浴場「しんとろの湯」がよく知られている。でも混み合う休憩室に入る気になれなくて、隣の「やすらぎ荘」のお風呂に入ることにした。ここは船員組合の保養所だが一般客も受け入れている。かなりリーズナブルな温泉宿です。
11:50分なのでお客さんは誰もいないだろうなぁと予測して入浴。誰もいませんでした、独泉です!! 湯の色はライトブルーだった。ホームページにはヌルヌルしてウナギの湯で美肌効果ありと載っていた。が さにあらずウナギの湯ではありませんでした。でもライトブルーの温泉は2年ぶりかなぁ。湯の温度は42℃か 丁度良い。 露天風呂もあります。雪景色を観ながら温泉入浴ですから公衆浴場では味わえません。もちろん いきなし寒いです。湯に入っていても顔が強張ってきます。5分も入っていられず内湯に戻った。
温泉の次は蕎麦です。ここ そば処藤次郎は「やすらぎ荘」から200mほど離れたところにあります。13:00時入店時にはお客さん1人だけ。私は板蕎麦大盛 連れ合いはとり板蕎麦を注文 板蕎麦大盛です。+300円で大盛です。山形は+100円でしたけどね。でも量はこちらが多い感じがする。食べた感想ですか? 天麩羅はすごく美味しかった。板蕎麦に天麩羅がついてくるとは思わなかった。ふつうは別料金です。肝心の蕎麦ですが、コシがあるといえばそうなんですが、コシが強くてしっかり噛んで飲み込まないと。のど越しを味わう蕎麦ではない、そして肝心の蕎麦の繋がりが悪い。つまり短いのだ。箸にとって汁をサッとつけてズズ~ズズ~っと啜り込んで3.・4回噛んで飲み込むことは無理です。蕎麦の切り方も不揃いです。まぁ 美味しい天麩羅を食べられたのでヨシとしないとね。
やっぱり 蕎麦は山形の蕎麦街道だよね。
とり板蕎麦です。親鳥の肉がどっさり入っていて連れ合いは食べきれない。まぁ 親鳥の廃鶏ですからね、しなっこくて固いのです。汁はチョイとしょっぱい。 蕎麦はコシがありすぎかなぁ。女性にはすこしきついかも。噛んでいるうちに蕎麦の味わいがじわっとしみだしてくる感じかな。山形の蕎麦と比べてどうかって? そんなの愚問ですよ。私はかれこれ20年も山形大石田蕎麦街道を食べ歩いていますからね。
2022.2.9 晴れ             3月になったら 4
コロナ-オミクロン感染者の拡大でおいそれと温泉にも行けない。去年の今頃もそうだった。この度の投稿は昨年の今日早稲田桟敷湯に行った時の記事だ。16日にブースター接種の予定だ。3月になったら真っ先に早稲田の湯に行こう。
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2021.2.9 
早稲田の湯の平日はほとんどお客さんが来ないそうだ。確かに入浴している間は私専用の温泉だった。
寒かった 外は地吹雪状態です。でも温泉はご覧の通りゆったり しっとり 穏やかです。
ザブ~ン 手足を伸ばせるだけ延ばして大きく
"フゥ~"とため息をつきます。誰もいませんからね。好きなようにするんですよ。
"渡る世間は鬼ばかり"や"おしん"は皆さん見ていたでしょう。そうそう 橋田壽賀子さんの脚本です。図書館のエッセイ棚にある橋田壽賀子さん関連の本をササっと借りてきた。読んでみるとすごく読みやすい、小説家の本ではないので難しい熟語や難解な文章は一切なし。"渡鬼"を見ているような感じで読みきった。
渡鬼とおしんの脚本の元となったネタは体験や取材に基づくものだったそうだ。うん エッセイは読んでいて疲れないし面白いね。
2022.2.1 晴れ             人生は紙飛行機           3
「人生は紙飛行機」の作詞をされた秋元康さんは、NHK朝ドラ「あさが来た」のスタッフからドラマの内容を聞いた際、 女性の生き方への制限が大きかった時代に「時代」を言い訳にせず、冒険し続けたヒロインの「屈託のない生き方」 に興味を持ち、ふと「紙飛行機」という言葉を思い浮かべたそうだ。この歌詞の中で好きなフレーズが、「その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか それが一番 大切なんだ」70歳になり 今までどこをどう飛んで来たのかなぁと振り返ることがしばしばあります。残りの10年 やりたいこと好きなように少し気儘に楽しく生きたい(笑)
朝の空を見上げて 今日という一日が
笑顔でいられるように そっとお願いした
時には雨も降って 涙も溢れるけど
思い通りにならない日は 明日 頑張ろう
ずっと見てる夢は 私がもう一人いて
やりたいこと 好きなように 自由にできる夢
人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り ただ進むだけ
その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ さあ 心のままに 365日
星はいくつ見えるか 何も見えない夜か
元気が出ない そんな時は 誰かと話そう
人は思うよりも 一人ぼっちじゃないんだ
すぐそばのやさしさに 気づかずにいるだけ
人生は紙飛行機 愛を乗せて飛んでいるよ
自信持って広げる羽根を みんなが見上げる
折り方を知らなくても いつのまにか飛ばせるようになる
それが希望 推進力だ ああ 楽しくやろう 365日
人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り ただ進むだけ
その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ さあ 心のままに 365日
2022.1.17 晴れ             竹熊手を作るのが        2
一年のうちで今の時期がイチバン辛い。と言うのは何もすることがないからだ。私にとって暇ほど辛いことはない。週2回のバトミントンの練習には行くが2時間で終了し、午後から昼寝タイムに入る(笑) そこで数年前から植木職人で使う竹熊手を作るのが楽しみとなっている。私が使うのに2本もあれば充分なのだが・・・
1年前に切っておいた孟宗竹を使って手慣らしに10本ほど作ってみた。Rに曲げたヒゴが時間が経つと少し戻る原因を突き止めたくて1年寝かせた竹を使ってみたということです。
竹熊手を作るために必要なツール類です。100円ショップで棕櫚縄と針金を買い求めるのだが、春までに1.000円も使うだろうか、とにかくお金がかからない遊びです。 今年はこの銑(セン)をヤフオクで競り落とした。送料込みで6.000円ほどだったかなぁ。去年までは鉈で削っていたが使い勝手が悪かった。思いきって銑を買い使ってみたら、これが想像以上に使い勝手が良い。もっと早く買っておけばよかったなぁ。
チョイと銑で削ると出来上がりがすこぶる良い。 ストーブで竹ひごを焼いています。1分30秒ほど焼くと油が浮いてきます。
油が浮いてきています。緑が濃くなってきたでしょう。こうなれば型に入れて曲げに入ります。ここの工程は素早くする必要がある。焼きすぎて油が無くなるとおもうように曲がらない。失敗の原因となる。 型に差し込んでキュッと曲げる。型はもちろん手作りだ。この型も何度もなんども作り変えている。未だに納得した曲がりを得ていない。
型に差し込んで2晩この状態を保つ。去年までは1晩だけだったが曲げが戻るので曲げ時間を長くしてみた。
どなたか曲げが戻らない方法を知っていたら教えてください。
右と左で型の作りが違うのでRの形が違う。戻らなければ右の形でいいのだが、戻りを計算して左のようにしてみている。
柄に使う竹の種類を今年は3種類使うことにした。手前から黒竹・唐竹・コブシ竹(布袋竹)だが手触りはコブシ竹がよさそうだ 私の工房だがだいぶ散らかっていて恥ずかしいが、夢中になって作っている時が今の私にとってイチバン充実した時間です。
こんなに作って売っているの?
いいえ ただで貰っていただいています。シルバーCにはすでに10本ほど、植木職人仲間には6本ほどあげています。これから作る分は以前加入していた大崎シルバーCの仲間と、秋にお世話になる造園屋さんの仲間にも使ってもらいます。無料なんで皆さん要らないなんて誰も言いません(笑)
2022.1.1 晴れ            何処をどう生きるか     1
70歳になりました。随分と生きてきたなぁという思いです。あと10年生きられるだろうか。いくら生きたかではなく何処をどう生きたかが足跡というものだろう。植木職人も週1回に減らし、拘って剪定しようと思っている。もちろん温泉入浴と蕎麦の食べ歩きは今年も続けるつもりだ。