楽しいセカンドライフ日記    
2024年版 
 2024.11.9 晴れ     ◆◆爽快感がたまらない◆◆      28
っとしていられない性分は損な性分 ? 忙しい いそがしい 植木職人のオファは昨夜も戴いた。今年は今持っている5件でお終いにしようと思っていた。お得意さんなんで"ハイ"と返事をしてしまった。今朝は草刈りボランティア、連れ合いと久しぶりの共同作業だ。終わった後の気分爽快感がたまらない。
今朝のボランティアは家の前の道路の枯れ草刈り。今年何度目だろう 覚えていない。来年5月までキレイになっているはずだ。仕事の草刈りよりボランティアの草刈りは気分が良い。
なぜだろう?
この道路は多くの人の散歩コースだ。
ワンコと一緒の方も多い。草が生えていると ウンチやおしっこをするんです。だから草を刈っておけばね。効果? あるはずです。
最後は箒で掃きます。後ろを振り向きキレイになっていく様を見るのも気分がいいものだ。
この箒は私の手作り、箒の先を柔らかく弾力のある竹で作っている。でもここのような場所は使い古した少し先の硬い箒が良い。 刈りっぱなしではかえって汚い。
丁寧にフェンスの外側も掃きます。
そうそう 川の方に掃きだします。
集めた方がいいのでは? 
いえいえ そこまでしなくても十分だ!!
ほうら キレイでしょ ここを散歩する人は気づいてくれるかなぁ。
気分よく散歩してくれたら嬉しい。

 2024.11.3 晴れ     ◆◆露天風呂で仕上げ◆◆       27
季最後の紅葉狩り&キノコ採りに行ってきた。栗駒山山系の花山➜須川➜小安温泉➜泥湯のルートです。車で上っていくと紅葉が、これから➜真っ盛り➜ちょっと終わり気味➜終わった の順で観ることができた。採集民族ですからいつものようにブナの湧水を汲みキノコを採り最後は露天風呂で仕上げてきた。気分最高!!
花山の中腹当たりは紅葉がチョイと終わり気味。でもまだまだキレイだった。 いつも泥湯に行く途中の桁倉沼園地で昼食をとる。沼のほとりが整備されて休むのに丁度良い。春には水芭蕉が咲き秋にはキノコが採れる。私らのお気に入りの場所だ。
桁倉沼付近で時期遅れのサワモダシに遭遇。
最盛期であれば流れ気味のキノコは採らないけど、今年は不作なのでやむなく採ってきた。
茹でれば味は変わらない。
小安に入って私の秘密の場所に行ってみた。
前回のリベンジなんですけどやっぱり出ていなかった。ほんの少しだけ採らせてもらった。
前回のリベンジで紅葉を眺めながら露天風呂に入ってきた。湯の温度は40℃くらいかなぁ。
外気は寒くなかったし風も無く最高の露天風呂入浴だ。貸し切りで500円、超リーズナブル。
連れ合いはしっかりとムキタケを採ってきた。
採り物は私より上手だ。いつも感心する。

 2024.10.27 晴れ     ◆◆紅葉は今が最高◆◆      26 
栗駒山系花山・小安の紅葉は今が最高だ。だだの紅葉狩りではつまらない。採集民族の末裔ですからこの時期であればやっぱりキノコ採りだ。去年・一昨年の大量収穫を夢見て今年は最高の準備を整えて向かった。そういう時って大体期待外れなんだよなぁ。
紅葉を観に行く身支度ではありません。キノコ採りの恰好です。
山が乾いていてキノコが超不作でした。やっとムキタケを見つけた。このキノコの最盛期は11月上旬なので少し早い。私のイチバン大好きなキノコなので1週間後あたりに再度アタックの予定。 これはサワモダシ、こちらではオリミキと呼んでいる。本にはナラタケモドキと載っている。出汁がでてすごく美味しいキノコです。
これはカヌカ、正式名称はブナハリタケ。今年はこれだけしか見つけられなかった。野菜やお肉と一緒に油炒めにして食べると美味しい。 これは天下の猛毒キノコでツキヨダケ。月夜の夜に光るそうだ。食べると幻覚症状がでて死に至ることもある。手の平サイズでさも美味しそうに見える。写真は少し流れ気味だが、ピンとしているときにはムキタケと間違いやすい。判別方法は根元を割ると黒くなっているのがツキヨダケ。ツキヨダケの終わり頃にムキタケが出る。その重なる時期に間違うようだ。丁度今の時期がそうです。
このトンネルを抜けるとそこは小安温泉だ。
毎年このあたりの紅葉がイチバンキレイなんだけどね。去年一昨年に比べると数段も見劣りする。黄色がもっともっと鮮やかだったもの。
今年はこの程度かなぁ。でもまぁ 見事じゃないけどキレイでした。

 2024.10.19 晴れのち曇り  ◆◆わたし流の風雅◆◆  25
年金生活に入り早いもので13年になります。日常の生活は清貧を心がけているがさしたる不自由を感じたことはない。自己紹介で示した風雅については無理ですね、だって知識もたしなみも余裕もないもの。暇なときには庭に住み着いているアマガエルを探し声掛けを楽しんでいる。まぁ これがわたし流の風雅かな? (笑)
《参考》
「風稚」とはどういう意味ですか?
風流で雅であること。 詩文などのたしなみがあること。
今日の擬態はメスがグレーでオスがグレーに脇腹が少し緑に変色。オスが何やらメスのお尻をチョイと斜目で見つめている。(人間にもいるぞそんな奴)なにか声掛けしている風に見える。カメラを近づけたらメスがやおら振り向いた。オスが顎を上げうなづいている。なにかしゃべっているんだろうけど。 下の二匹は夫婦の筈だ、上の一匹のカエルはたぶんオスかなぁ。なにやら怪しいぞ。よその家の奥さんにアプローチしようなんて思っているのかも。
それがこのオスガエルだ。元気ありそうだもの。だって鼻がグンと張って口元がキュッと締まり後ろ足の太ももの筋肉がパンパンです。
きっと若いオスだね。植木の上から下の夫婦を見下ろしているはずだ。下のオスが留守にしたら直ぐに後ろ足でピョンとけっばって近づく算段だな!!  この野郎~
ここにもオスガエルを見つけた。エアコンの後ろで餌をジッと待っている風だ。これも若そうだ。これは食い気だけで色気はなさそうだぞ。
こちらは"はぐれオスガエル" こういうの人間にもいます。協調性がなくいつも独自行動。
でも 何か拘りを持って生きているため、他人と合わせて生きることができないタイプ。
オレの事? 少しの拘りはありますけどね。
いいえ いいえ わたしの周りには楽しい仲間がいますよ(笑)
この植木はヤマボウシ。夏までこの植木を好んであの夫婦のアマガエルが住んでいたんです。今は四季咲き木犀に住み着いている。
何故?? たぶん枝葉が混んで陽が射さなく肌寒いのかも。餌の虫も来なくなったのかなぁ。
そこは植木職人 パラっと透かし剪定。
ここに戻ってくるかなぁ。別の"つがい"が住み着いてくれたら面白いな。だって 雨が降るよって二組の夫婦が大合唱するでしょ。
♬ケロケロ ケロケロ ケロケロ ケロ~~♬
この鳴き声を聞くのがわたし流の清貧風雅だ。

 2024.10.9 雨のち曇り  ◆◆運動不足解消◆◆  24
毎週水曜日はバトミントンの練習日だ。このクラブチームに入って10年近くなる。退職して人との交わりが希薄にならないように、そして運動不足解消が目的だ。地元の電子部品メーカーのOB連中が主だが海外赴任を経験しているらしく話題に事欠かない。年頃も同じだしいい仲間と出会えている。右から3番目がわたし。年寄りじいちゃん達の集まりだ。通常10人でしているがきょうは7人の参加。
仕事を持っている人通院している人さまざまだ。

強くラケットを振ることはできない(笑) なのでテクニックを駆使して羽を操る。面白いですよ。決まったときに褒めたりけなしたりしてね。それが楽しい。適度に汗もかくしね。

 2024.9.14 雨のち曇り  ◆◆蕎麦は平吉だね◆◆   23
やっぱり蕎麦は平吉だね。前回の雪室十割蕎麦はアピールのほどではなかった。リベンジの気持ちを込めて少し遠いけど平吉に行ってきた。11時10分に到着したがほぼ満席だった。タイミングよく2席空き、そば茶を飲みながら30分ほど待った。
私は大盛 連れ合いは普通盛り。見た目どうですか? いかにも美味しそうでしょ。陶器の器に盛られてくると尚更美味しく見える。板蕎麦とは品が違うね。
このおじいさんが打ってるんだぁ。初めて見ました。左手の指の形がプロだね。左手でこま板を抑え包丁を右手に持つ。こま板の枕に添って包丁を入れ 包丁を垂直に起こしてこま板をずらす。ずらした間隔で麺の太さが決まる。
そこのところが熟練なんだよなぁ。切る音を聞くのも楽しい。トントントン小気味いい包丁の切る音。耳を澄ましてしばし聞きほれていた。
キクラゲ・玉ねぎの天ぷら・ワラビの1本漬
お世辞抜きで最高に美味しい。本来の味を楽しむのに醤油はほんのひと垂れのみ。
徳良湖温泉にはいり湯上りにマッサージ機に入る。これがとても気持ちよい。んん~ん 年金生活者なんでこれが精いっぱいの贅沢だ(笑) やっぱりこちらに来れば自然水を汲み、山菜を採ってくる。これはミズでお煮つけでも漬物でも美味しくいただける。下の赤い部分を包丁で叩いてミズとろろにして食べると尚更美味しくご飯を食べられる。これだけあれば充分だ。あっ ミズの実も採ってきましたよ。

 2024.8.27  晴れ    ◆◆我が家のアマガエル◆◆  22
残暑が厳しいです。先日28℃の日に急いで仕事をしたが、その後またしても30℃超えの酷暑日だ。そんな中 我が家の狭い庭に住み着いているアマガエルのつがいが身動きしないでジッとしていた。毎日観察していると情が移って愛おしくさえ思えてくる。なにせ古希もとうに過ぎた老人ですからこんなことにも心惹かれます。
体の大きい左のアマガエルがメスで、右がオスです。ニホンアマガエルの特徴は鼻筋から目、耳にかけて褐色の太い帯が通っています。
そしてすべての指先に丸い吸盤があります。
よく見るとジッと見つめ合っているでしょ。
でもいい塩梅の間合いを取っているところが憎らしい。仲の良い夫婦でも間合いは必要です。きっとそうなんです!!
ニホンアマガエルは、まわりの色にあわせて体の色を変えることができます。まわりと近い色になることで、敵に見つかりにくくなります
メスはいつもヤマボウシの植木にすがって離れない。クモなどの獲物をジッと待っているんだろうなぁ。この日もオスの姿は見つからないと思いきや、玄関口にまだら模様の灰褐色に変態したオスのアマガエルを見つけた。夜のうちに餌の昆虫を食べていたんだろうなぁ。 連れ合いも見ているようで、名前を付けようかと話しています(笑) 
閑暇を持て余す老夫婦ですからこんなことで暇な毎日を過ごしています。

 2024.8.1  晴れ    ◆◆風味とコシが違った◆◆  21
食べたくて たべたくて山形大石田蕎麦街道にあの「まんきち」のゲソてん板蕎麦を食べに行ってきた。ん・・・ 違うぞ 春に食べた蕎麦と比べ、風味とコシがまったく違っている。そして付け出しの悪さが目についた。あのキクラゲを食べるのも楽しみだったのに、美味しくないペソラ漬けとキュウリでは話にならない。
蕎麦を見て太さの違いにオヤッと気づき、一箸つまんで水そばで食べてみた。違う ちがう 先ず風味が無くコシだけが強くなっていた。これは「まんきち」の蕎麦ではないぞ。うんん・・ん  蕎麦打ち職人が変わったか 代替わりしたか?  蕎麦の板が新しくなり つけ汁の入れ物も新しくなった。うんんん 当分行く気になれない。ただ ゲソ天の味だけは同じで美味しかった。11:30に入店したがすでに満席。30分待ってようやく食べ始めた。と思いきや12:30に食べ終わって外を見たら待っているお客さんはゼロ。今までだったらイチバン混んでいる時間帯だ。 なぁるほど敏感だなぁ お客さんの舌はごまかせない。
わたしたちは蕎麦を食べにだけ行くわけではない。採集民族の末裔ですから。ブナ林の下でミズを採ってきた。車から降りて数歩の所に沢山あった。いつも5分くらい歩いたところで採るんですけどね。 これだけあれば充分です。もっともっと採れますけど採集民族の掟は"食べる分だけ"しか採らないと決められている。別の人も採れますようにね。
何しているとおもいます? 
野生のミョウガを採っています。こんな山奥の藪に誰かが植える訳はないからね。まぁ 野生のミョウガということにしている。
野生ですから不揃いです。野生のものは風味が若干違います。私は刻んで醤油をかけてご飯に乗っけて食べるのが好きです。食欲が出ます。これだけあれば充分だ。

 2024.7.29  くもり    ◆◆草刈りボランティア◆◆   20
早朝草刈りボランティアは気持ちいい。早朝清掃ボランティアは私だけではありませんぞ。缶拾いのじぃちゃんやゴミ拾いのばぁちゃんもいる。それも週一間隔で早朝6時前に来る。散歩がてらのようでもあり、拾う姿はイキイキ風にも見えた。それを見て私にできることはないかなぁ と思いついたのが道路の草刈り。
 
10cmほど伸びていた雑草をサッパリと刈り上げた。今年5回目の道路草刈りボランティアだ。駅に向かう中年のOL風別嬪さんがニコッと微笑んで頭を下げ何か言いたげだった。 
嬉しかったぁ すごく 嬉しかった。
これも「早起きは三文の徳」にはいる ?
我が家前の道路は当時の町役場都市計画課で街中を流れる川の両脇をアスファルト舗装ではなく石畳風の洒落た散歩道に作った。 清流が流れる川だと見栄えが良いのだが、なにせ田舎町なので田んぼからの水が流れ落ちてくる。でもせめて道路の雑草を刈り、きれいにしてあげたい。
朝5時起きして準備したが、草刈り機のエンジン音で近所迷惑を考え、はやる気持ちを抑え6時少し前にエンジンスタート。 叩き繰り出し式のナイロンカッターを使用している。今日で使い切ったので新しいナイロンに差し替える。今までのは長持ちしなかったので、今度はチタン入りの耐久超特化型を用意した。チョイと高いけどね。

 2024.7.14  くもり    ◆◆清貧の暮らしで満足◆◆   19
年金生活者歴13年を清貧の中で暮らし続けてきた。ただその中で小さな楽しみを探し、ゆったりのんびりの生活には満足している。楽しみ方もパターン化しているがそれも良い。変化を望まないのがわたし的清貧の暮らしだ(笑)
小さな楽しみの一つに栗駒山麓の採り物帖ドライブだ。ここは花山と栗駒山の中間にある湯浜峠。今日はガスがかかって栗駒山頂は見えない。買ってきた弁当を食べながら、小安に行こうか須川に行こうか連れ合いと相談。
ここが小安峡だ。熱湯が勢いよく吹き出ている。 ここを通過するのには早歩きか駆け足でないとやけどしそうになる。
少し離れてパチリ。この場所でも熱風が顔に当たり熱い。 またここを登って帰るわけです。何度も休みながらです。
太ももがチョイと痛いし汗もかいたので、いつもの鶴峯館で温泉に入ります。
おかみさんとは親しくしています。山菜やキノコを多くとったときにはおすそ分けしてきます。
温泉も清貧のお風呂です。豪華さとはかけ離れたシンプルの極みの温泉だ。少し深めの湯船で温度は40℃くらいの少し温めで私には丁度良い。いつも独泉で入浴できる。
初めて見るキノコで顔を近づけるとブーンとキノコの匂いだ。食べられそうなので採ってきた。そして鶴峯館のおかみさんに鑑別してもらった。ミミタケらしい。確信がないのでキノコ採り名人に聞いてくるとのこと。結果食べない方がよいとのこと。残念!!
Netで調べたらアイカワタケで毒キノコに分類されているそうだ。
ところどころブナ林の下の日当たりの良いところに山アジサイが咲いていた。遠慮がちに咲いているところが良い。ここで清貧に咲くのアジサイと言ったら的外れか。

 2024.7.2  晴れ    ◆◆わたしは採集民族◆◆ 18
終の棲家を求めて里山生活に別れを告げ、便利な今の場所に住んでいる。買い物もお医者さんも郵便局(年金)もそして駅も歩いて5分以内なので年寄りにはとても住みやすい。でもやはり採集民族の末裔なのか野の生り物を見ると、採りたくて採りたくてつい手が出てしまう(笑)
これは 琵琶の実。完熟までもうひと晩おいてから採ればよかったかなぁ。でも 誰かに採られたら・・・ 古代の採集民族も同じ心境なはずだ。琵琶は追い熟は効かないらしい。
未熟の実がまだまだあるので後日他の採集民族が採れます。私たちはこれで充分。
これは梅の実。この町には自然公園があちこちにある。そして栗やクルミ・柿そして梅・琵琶もたくさん植えられている。それらは町民が採って食べられるように植えたようだ。なぜ? そこは弥生時代の遺跡があり弥生人の食生活を体現できるようにかなぁなんて勝手に思っている。秋の栗とクルミは競争相手が沢山いるが、梅と琵琶は少ない。
琵琶もジャムにしたが朝食に2個食べることにしている。カロテンが豊富に含まれているため、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病やガン予防の効果が期待できるそうだ。 甘くておいしい。縄文・弥生人は自然のものばっかし食べてグルメだったということだね。かえすがえすも終の棲家としては最高だねぇ。ちなみに特養老人ホーム(2施設)も歩いて10分なんですよ(笑)

 2024.6.9  晴れ    ◆◆わたしも生き物です◆◆  17
時折り無性に奥山のブナの自然林を観に行きたくなる。なぜ?   笑われるかもしれませんが、私も生き物ですから自然に還りたくなるような気持ちになるのかも(笑)
ブナ林に入り野鳥の鳴き声を聞きながら木漏れ陽が差す空を見るのが大好きだ。ブナの自然林と一体感を味わえて心清らかに忘れていた素直な心持になれる。
宮城県の花山を過ぎて緑いっぱいのブナ林を過ぎると岩手県の須川温泉の方に行く方と秋田県小安温泉に行くのに別れます。今日は須川温泉に向かった。 わたしたちは採集民族の末裔で、採りもの帖大好き人間だ。山に入れば沢に下り何かしらの山菜を採る。ここの沢ではフキ・ヤマワサビ・ミズ・三つ葉を収穫だ。欲を出して食べきれないほどは採りません。私たちが食べる分だけです。友達の分ですか? 採りません。だって貰っても食べ方が分からない方がほとんどだもの。
ここのエリヤはフキの群生場所。茎の赤いのは採りません美味しくないから。
来るたびに水を汲むことにしている。私は3か所の自然水を季節に合わせて飲んでいるが、ここの水がイチバン美味しい。柔らかくて少し甘みのような味がする。お茶かコーヒーにですか? いいえ 冷やして真水のままで飲みます。それがイチバン美味しい。朝起きたらコップ一杯グッと飲むのが日課だ。 ブナの原生林です。秋にはキノコも出ます。わたしのお気に入りのスポットです。
岩手県須川温泉で栗駒山登山道登り口
栗駒山は宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山です。奥羽山脈に属し標高は1,626 mで栗駒国定公園となっている。
山菜を採り終わって須川温泉で昼食。栗駒山登山道を少し登ってみた。登り口には温泉が吹き出てここからホースで温泉旅館に引き込んでいる。すごく硫黄の匂いがします。

 2024.5.29  晴れ    ◆◆卯の花満開◆◆     16
卯の花がやっと満開に咲いてきました。待っていたんですよ。『枕草子』に卯の花が登場します。 ある曇った五月の日に、清少納言が退屈しのぎに「そうだ、ホトトギスの声を聴きに行こう」と言い女房達が牛車に乗って空木の垣根に咲く卯の花を眺めホトトギスの初鳴きを聞きにいく下りがあります。そしてたくさんの卯の花を牛車に差し込んで飾り都大路を走らせ見せびらかすという段です。
五月の御精進のほど(枕草子 九十九段)
散歩途中の素山公園に空木が3本あります。  枕草子を読むまでは全く気にも留めない植木でした。
どのような花を咲かせるのかも知りませんでした。
5/25日にやっとチラホラ開花が始まりました。 5/29日満開に咲きました。
万葉歌人たちは品格に劣る花だということらしいが、まったくそのようには見えない。ただホトトギスが卯の花の陰に隠れているかもと想うらしい。
唱歌「夏は来ぬ」の歌詞に♬卯の花の匂う垣根に♬とあるが鼻を近づけてみたが全く匂いは感じなかった。卯の花が咲きホトトギスの初音を聞くとああ 夏が来たね ということなそうだ。しばらく卯の花を眺めてもしかしたらホトトギスの鳴き声が聞こえるかもとしばし耳を澄ましてみたが聞こえず仕舞い。 牛車ではなく愛車の軽トラに卯の花を飾ってみた。いえいえ これで道路を走りはしませんよ(笑) きれいな花でしょ。もっと飾って駅前大通りを走ってみようかしらん(笑)

 2024.5.18  雨    ◆◆プチ温故知新旅◆◆  15
山形県庄内地方に遊びに行った。藤沢周平がこよなく愛した故郷鶴岡市は庄内藩の歴史の街でもあります。時代小説「蝉しぐれ」に登場する海坂藩はこちらです。そして藩校「致道館」は自主性を重んじ優れた人材を輩出したそうだ。今回はプチ温故知新の旅でした。
八百万の神とよく言われますが、ここにはいろいろな神様がお社に祭られている。私は一社一社丁寧にお参りしてきた。
いつも神社仏閣を訪ねて歴史を垣間見てきたが、今回いの一番に洋風の教会を訪ねてみた。 鶴岡カトリック教会天主堂です。礼拝の仕方が分からないのでただただお辞儀するだけ。小学の頃知人のおじさんに一度だけ日曜日のミサに連れていかれた思い出がある。飴みたいなものを口に入れてもらったことは覚えている。 藩校致道館。 今でいう小学から大学院までの教育をしたそうだ。選ばれた優秀な人材が通っていたんだろうなぁ。東北で現存する唯一の藩校建造物なそうだ。
致道館(ちどうかん)の名称は、論語の一節「君子学ンデ以テソノ道ヲ致ス」に由来。
《注略》
「日々自分の任務を誠実に遂行し、その役割を完成させること」
幕府が推奨する朱子学ではなく、徂徠学(萩生徂徠)を学んだ。古文辞学というそうで論語を直接読むことで孔子の教えを直接研究する学問なそうだ。わたしには??? チンプンカンプン。
庄内に来れば出羽三山神社にお参りしないとなりません。茅葺屋根がすごいですよ。右から羽黒山神社 月山神社 湯殿山神社と並びます。各神社に直接行かずにここでお参りすればそれぞれに参拝したことになる。ありがたい神社です。
庄内地方から眺めた月山の山並み。切り立った山並みより撫で肩の山並みの方がわたしは好きだ。こちらから眺める月山もいいなぁ。 肘折温泉側から眺めた月山。この月山を観たさにたびたび山形まで出かける。
休暇村はお気に入りの宿泊施設です。全国に35か所あり、国立・国定公園の中にあるそうです。私は10か所くらい利用してきた。特にリーズナブルで年金生活者にとても優しい。 休暇村の朝の食事。あっさりしているでしょ。年寄りにはちょうど良い。見たところお客様は私と同じくらいの歳格好だった。ご飯は3種類出ていて食べ比べができ微妙に違いが分かる。「つや姫」「はえぬき」「雪若丸」

 2024.5.3  快晴    ◆◆月山を眺めながら◆◆   14
最近忙しくていそがしくて先の短い年金生活者はやるべきことをして悔いを残さぬようにしないと。毎年この時期山形の肘折温泉に行ってるが少し遅かったようだ。なぜ? 暖冬の影響です。月山を眺めながら山菜を採りながら肘折温泉に向かいます。
肘折温泉に着くまでのルーティンがあります。山形に入ったら"ヤナ茶屋もがみ"に寄ります。多種類の旬の山菜が店頭に並んでいるからだ。9時10分前に続々と生産者が運び入れます。
最上町を過ぎたあたりから遠くに月山(がっさん)が見えるようになる。この月山を眺めながら肘折温泉まで行きます。 "五月雨を集めてはやし最上川"は松尾芭蕉の有名な俳句です。どうやら芭蕉さんは舟下りを楽しんだようであまりの流れの強さに驚いたそうです。この日の最上川はゆったりと静かに流れていました。
大蔵村に入って目的の場所で赤コゴミを採りました。2週間遅かったなぁ。遅出のコゴミを枯草を除けながら見つけました。 行く途中と帰りに採ってきた今日の山菜6種類。
特に赤コゴミを採るのがイの一番の目的だった。わたしはウルイが大好きだ。漬物・油揚げと混ぜた炒め物等々どれでも美味しい。
えっ これだけなの? いえいえ これは写真撮り用に並べたほんの一部です。
もうじき肘折温泉に到着です。わたしは雪に被われた月山の山並みを見るのが大好きだ。
7月頃まで雪が残っているはずです。
3時間かけて肘折温泉にたどり着きました。今日の湯の色は無色透明だった。日によって褐色の温泉だったりします。嬉しいことに一番風呂に入りしばし独泉状態。もちろん100%源泉かけ流し温泉だ。
次は蕎麦を食べることに。一番お気に入りの"平吉"では10人ほど外で順番待ち。1時間は待たないと。諦め二番目のお気に入り"まんきち"に行ったら20人程の行列。ショック!!!
それでは混みそうでない"明友庵"でとなった。
ほぼ満席で丁度1席空いていてラッキー。
もうひとつラッキーなのが、雪中熟成そばが食べられるとのこと。秋に収穫した蕎麦の実を雪の室の中で熟成した蕎麦粉を使って打つ雪室貯蔵そばのことです。
わたしは板蕎麦二人前、連れ合いはゲソ天板蕎麦。美味しかったぁ。もちろん最初は何もつけずに水そばで食べる。二度三度と噛めば噛むほど蕎麦の香りとほのかな甘みがふわぁっと感じた。これが雪室蕎麦かぁ~ 話には聞いていたが美味しい~ この建物が雪蔵なそうだ。女将さんが言うにはまだまだ中に雪がいっぱい残っているそうだ。
朝に蕎麦の実を取り出して旦那さんが挽いて打つそうだ。三立てですね。挽きたて・打ち立て・茹でたてのことです。美味しいはずです。

 2024.4.29  快晴    ◆◆ミヤマシキミの花◆◆   13
唱歌の"夏は来ぬ"は子供の頃に歌詞の意味も解からずに歌っていた。解かったのは還暦も過ぎて植木職人となり空木(うつぎ)の剪定を学んでからだ。卯の花が咲きホトトギスの初音を聞くとやっと夏が来たねという歌詞なんでしょう。そのような四季の移ろいは感じられず、未だ卯の花も咲かずホトトギスの初鳴きも聞こえずに真夏日です。先が短い年金生活者は大忙しで遊び廻らなければなりません(笑)
(空木の花の別名は旧暦卯月に咲くことから卯の花と呼ばれている)
荒島です。この島は個人所有なそうですよ。 これがミヤマシキミの花です。花が咲き終わると秋までに赤い実になります。この花が見たくて今日来たのです。この荒島にはミヤマシキミが群生しています。
原生林のままです。タブノキを見ているとその陰に神様が潜んでいるような感じすらします。
南三陸屈指の景勝地神割崎です。リアス式海岸の始まり地点で青森八戸まで続きます。磯まで下りられるように遊歩道があります。海が荒れた日には危ないでしょうね。高校生の頃神割崎にキャンプに来てこういう場所で泳いだことがあります。思い返せば凄く危ないことをしたなぁと思います。二つに割れた奇岩の間から荒波がしぶきを上げながら押し寄せる様子は迫力満点。ここが一押しの観光名所。神割崎の伝説というのがあってこの割れた岩のいわれが語られています。

 2024.4.13  快晴    ◆◆閑暇を持て余し◆◆    12
閑暇(かんか)という熟語を知った。毎年のことだがこの時期はシルバーCからのオファがほとんどない。散歩することと週1のバドの練習ぐらいしかすることがない。まさに「閑暇を持て余す」毎日だ。つまらない日々を過ごすよりチョイと遠くに遊びに行こうとなって、岩手県宮古まで遠出してきた。
ここは三陸を代表する景勝地の1つ浄土ヶ浜。
昔むかし 曹洞宗の和尚さんが「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したそうでその名がついた。
風もなく海は凪で眺めは最高に良かった。リアス式海岸の特徴通りの景観です。 浄土ヶ浜を展望台から眺めた。極楽浄土とはこのような風景を言うのですか?
こちらは碁石海岸。ブラタモリ風に言うと
「リアス式海岸」とは、海水の水位が上がったり隆起していた陸地が下降したりして、山や谷が水没し、深く切れ込んでいた谷に海水が流れ込んでできた地形なそうだ。
このような岩礁がいくつも見える。沖は親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかる世界三大漁場の三陸沖です。
このようなリアス式海岸は宮城県北 南三陸町あたりから青森東南部の八戸市までのようだ。
海が荒れた日には波が岩にぶつかる音がすごいそうです。この日は凪だったけど時折ババーンと不気味な音が聞こえた。

 2024.4.11  快晴    ◆◆いの一番に眺める桜◆◆    11
桜情報満載のSNS上ですが、やっとこちらも満開にキレイに咲きました。広い河川の堤防に咲く桜は見事でひと目千本桜なんてふれこみでニュースになりますけど、こちらは川幅20mくらいの二級河川の出来川に咲くソメイヨシノです。遠くに行かずとも我が家の前の道路なりに咲く枝垂れ桜とソメイヨシノを朝起きていの一番に眺めるのが楽しみだ。
橋の上から撮っていますけどこの先500m桜並木が続きます。この桜並木の下が散歩コース用に整備されている。 この川の水がキレイだったらなぁ。
500m先には素山公園や球場があり桜が沢山植えられています。遊具も整備され子供たちの遊び場になっている。
我が家の玄関から見える枝垂れ桜。毎年委託された植木職人風ではない方が剪定している。
うん 気に入らないねぇ!! 道路側は強く切っても川側は切らないで欲しいねぇ。ツンツルテンの枝垂れ桜はよろしくない。
でもこうして眺めるとキレイだねぇ。咲き始めてから朝起きて一番にこの枝垂れ桜を観ます。
下に菜の花が咲いているでしょ。我が家の庭みたいなもんですからここから100m先までの河川敷の草を私が刈っています。かえすがえすも川の水がキレイだったらなぁ。枝垂れ桜はもっともっときれいに見えるんだけどなぁ。
枝垂れ具合がよろしくないでしょ。町役場の担当者は皆さん若いから面倒くさがってガッチリ切ってねと言ってるんだろうなぁ。ボランティアで私にやらせてくんないかなぁ(笑)

 2024.3.28  快晴    ◆◆「佐藤農場梅まつり◆◆   10
東京の方では桜の開花宣言が出そうだなんてTVニュースで見るが、こちらは梅の花が真っ盛りに咲いている。梅農家の佐藤農場さんでは毎年農場を開放し梅まつりを開いてくれる。もちろん無料開放だ。
伊達政宗が秀吉の命で米沢からの転封先としてここ陸奥国岩出山に12年間居城を構え、その後地の利を考えて仙台に青葉城を築城して移り住んだ。この地は政宗にとって最初の赴任地とも言える。

旧岩出山町の小高い山の上の広大な土地に梅専業農家の佐藤農場がある。梅の花が満開に咲いている。
幾重にも遊歩道がありすべて廻るのに一時間はたっぷりとかかる。とにかく広いですからね。二人でゆっくりいろいろ話しながらお花見をしてきた。 大崎市のシルバーCでは冬季間梅の剪定作業に入る。雪が多く凍れる土地柄なので私は一度も行ったことがなかった。実の収穫時期にもシルバーCに依頼が来る。佐藤農場さんはシルバーなしではやっていけないだろうなぁ。
ここの部分はお花見エリアとして開放している。ピンク・赤・まっ白ととにかくキレイだ。
水戸の偕楽園は観光名所だが、ここは公園でもなく観光名所でもない。梅の栽培農家で善意で梅畑を開放している。ありがたいことです。
とは言っても入り口で梅干しや梅エキスなど加工商品を販売している。
手前の黄色い植木はレンギョウです。去年は同時に咲いて見事でしたが、今年は未だ咲いていない。
受粉のために蜂も飼っていて養蜂場もある。
花を観ているとたくさんの蜂が花から花えと飛び回って蜜を吸っている。連れ合いは蜂の羽音が聞こえるといっているが、私にはまったく聞こえなかった。耳が遠いからねぇ老化ですよ(笑)
しだれ梅は特にきれいだねぇ。花が滝のように流れ落ちているように見えるもの。写真映りが悪いので臨場感はないが、実際はもっともっと見事なものです。 役目を終えた梅ノ木とこれから役目を果たそうとしている若い梅ノ木。役目を終えても、もうひと花咲かせたいと頑張って小さく白い花を咲かせていた。うん わが身を見ているようで"ガンバレー"と声をかけてあげた。

 2024.3.27  快晴  ◆◆「なごり雪」の歌詞が大好きだ◆◆9
カーテンの隙間から差し込む朝日で気持ちの良い目覚めだった。昨日は一日中雪っぷり、今年最後の雪だろうなぁと思いながら炬燵に入りボーっと眺めていた。まぁ いつものことでそのまま眠ってしまったけども(笑)
昨夜のNHKのお天気情報でもこの雪は「なごりの雪」と案内していた。"の"が入らない「なごり雪」は伊勢正三さんが作詞・作曲したかぐや姫のヒット曲だ。わたしはこの曲が大好きです。特に歌詞がとても気に入っている。
  ♬ 汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる
 季節はずれの雪が降ってる
 「東京で見る雪はこれが最後ね」と
 さみしそうに君はつぶやく
 なごり雪も降るときを知り
 ふざけすぎた季節のあとで
 今 春が来て 君はきれいになった
 去年よりずっときれいになった
 【JR駅前大通り鯉の小川】

♬ 動き始めた汽車の窓に顔をつけて
  君は何か言おうとしている
  君の口びるが「さようなら」と動くことが
  こわくて 下をむいてた
  時が行けば 幼ない君も
  大人になると気づかないまま
  今 春が来て 君はきれいになった
  去年よりずっときれいになった
 【昭和45年4月に採用された NTTビルここから社会人の始まりだった。高校の時の友達ともそれっきり、もう53年も昔のことだもの。】

♬ 君が去った ホームにのこり
 落ちてはとける雪を見ていた
 今 春が来て 君はきれいになった
 去年よりずっときれいになった
 去年よりずっときれいになった
 去年よりずっときれいになった

 2024.3.16  快晴    ◆◆志津川湾はお気に入り◆◆  8
きょうは暖かいし海でも見に行こうかとなった。
リアス式海岸の南三陸志津川湾に行ってきた。私のお気に入りの海だ。丁度干潮だったので海水浴場の波けしブロックにへばりついている"ふのり"の収穫をしている様子を見ることができた。たぶん夫婦2組なんだろう。腰を曲げて一所懸命に採っていた。来る途中"魚の三浦屋"さんで1パック300円て売っていた。採っている苦労を見ると安すぎるなぁと思った。
この島は個人所有らしい? タブノキの巨木の原生林でおおわれている。
タブノキの巨木 根元は2人で手を回しても届かない太さだ。
 
Net引用でシキミとミヤマシキミの花。葉の形は似ているが花の付き方が違うようだ。毒性が強く悪しき実の意味のアがとれて「シキミ」という名が付いたそうだ。仏教と深いつながりがあるそうで、毒性があることから邪気を払うということで、仏壇にお供えするそうだ。ただこちらではそういう風習は聞いたことがない。花が咲く5月上旬に行ってよくよく観察してみようと思っている。
この島のいたるところにミヤマシキミが群生している。初めて行った折に気づかなかったが、物知りの先輩に「シキミ見てきたでしょ」と返信をいただいた。チョイと下調べして行きこれだろうということでパチリとしてきた。

 2024.3.14  くもり    ◆◆まぁ それもいいか◆◆      7
やっとこちらも梅が満開に咲きました。2月3月は日によって寒暖の差が10℃程あり体調を整えるのにしんどかった。暖かい日に仕事をしていたので、散歩で行く山の神社の梅の花を見る機会を逃していた。
きれいだねぇ・・・若い頃は咲いてる花を観ても左程きれいだなぁなんて感動もしなかった。でも還暦を通り過ぎ古希に足を踏み入れた頃になりやっと花の美しさを視覚やら嗅覚・触覚などの五感で感じ取れ心穏やかに豊かになるのを覚えてきた。
いよいよ あの世に近づいてきたのだろうなぁ。
まぁ それもいいか。


 2024.2.29  晴れ    ◆◆大満足のいちにち◆◆        6
早く行きたかった。早く食べたかった。早くあの温泉に入りたかった。3か月ぶりに大石田蕎麦街道で美味しい板蕎麦を食べてきた。 美味しかったぁ~ 満腹だぁ~ 大満足の1日だったぁ~
"まんきち"は人気店でも美味しさはトップクラスだ。12時に行ったら1時間待ち。今日は11時入店だ。それでも10人ほどはもう食べていた。
20分待ってキクラゲと大根漬けそしてゲソ天が出てきた。更に10分待って私の板蕎麦大盛。蕎麦が入っている板が新しいのが気に入った。 清潔そうで蕎麦も美味しく感じます。 連れ合いは鴨板蕎麦。チョイと食べてみたが鴨汁が今まで食べてきたうちでイチバン美味しく感じた。連れ合いは大満足。
男湯女湯は定期に入れ替わる。左の男湯の露天風呂の方がわたしは好きだ。連れ合いもそうらしい。湯は単純泉のようだけどヌルヌルスベスベの美肌の湯だ。手で何度もなんども擦って皮膚にねじり込んだ(笑) お客さんが5人ほどいたので写真は撮れず仕舞い。湯上りに決まってマッサージ機に乗ることにしている。 湯上りのマッサージこれが最高に気持ちいい。機械を新しくしたので滑らかに全身もみほぐしトロトロになっちゃう。もう 湯上りマッサージで軟体動物だ(笑) そして最後に血圧計で状態確認。114-78異常なし!!!
奥羽山脈の中腹に長寿の名水がある。必ずここの水を汲んでくる。今年は雪がかなり少ない。 ペットボトル10本。水を口いっぱい入れて蓋をすると新鮮さが長持ちするそうだ。
なぜ? 空気と触れないかららしい。
水の温度だけど冷たいのには変わりないけど、夏に感じる冷たさではない。地下水なので水温が変わらないからだろうなぁ。

 2024.2.22  雪    ◆◆ありがたいことです◆◆   5
なごり雪にはひと月早い。春が来るためにはこのボタ雪が降らないとなりません。10cmほど降りました。今月は暖かい日が多く植木職人の仕事ははかどった。でも剪定した松にはチョイと酷なボタ雪です。風邪程度で収まって欲しいな。こちらに引っ越して7年目だが、以前住んでいた里山でこの雪では午前いっぱい雪かきせねばなりません。今は年寄りに優しい場所に住んでいる。ありがたいことです。

 2024.1.30  晴れ    ◆◆河畔林でクルミ拾い◆◆     4
朝食をとったら今日どの散歩コースを歩こうか思案。んん~ん   曇り空だけど無風で寒くはない。鳴瀬川の土手コースがいいな。となると"採りもの帖"大好きの連れ合いはポケットに袋を忍ばせていくはずだ。
皮が剥がれてきれいでしょ。これを乾かして保存します。何して食べるかって? クルミ餅 クルミとコウナゴの佃煮にして食べます。オメガ脂肪酸が多く含まれ、中性脂肪値を下げたり血管を柔軟に保つ効果があるそうです。動脈硬化に持病がある私は毎日のように食べることにしています。
ゆく河の流れは絶えずして、
       しかももとの水にあらず
奥羽山脈 船形山から流れて来る水はとても澄んでキレイです。特に冬の川水はピュッとキュッと締まってわたし頬をピシッとさせてくれる。
川辺に立って川の流れを眺めるのは大好きだ。
よどみにうかぶうたかたは かつ消えかつ結びて、
     久しくとどまりたるためしなし
鴨長明のように川の流れを見て無常観までの心境には到底たどり着かない。浅学の私ですからこういう"よどみ"を見つけると子供の頃に釣りをした思い出だけが蘇る。
土手に上ると気持ちが晴々します。子供の頃は土手のすぐ近くに暮らしていた。ずっと向こうに見える山は奥羽山脈の船形山です。秋に夕日が落ちる夕暮れの景色はたまらない。枕草子の第一段でいうところの「秋は夕暮れ」の景色そのものだ。 連れ合いは"採りもの帖"大好き人間だ。ただ散歩で歩くのはもったいないそうだ。河川敷の林を「河畔林」というそうだ。ここの河畔林にはクルミの木の大木がたくさんある。
クルミです。秋に収穫するのが普通だが今頃でも大丈夫。むしろ12月~1月の方がいいと思っている。なぜ? クルミの厚い皮が腐っていて拾った後の処理が簡単です。水で3回ほど洗うとキレイになります。 洗い終わったらベランダに1日干します。後日二階の物置部屋に保存して少しずつ食べます。

 2024.1.20  晴れ    ◆◆海を観に行こう◆◆   3
暖かい風が頬を通り過ぎる。凄く暖かい もう春が来たのか? 毎日家でジッとしていると滅入ってしまう。ヨシ!! 東松島市の「台湾料理 福興閣」でランチを食べ海を観に行こう。
本日のランチは五目刀削麵 餃子セット¥990円 安い!! 美味い!!清貧の年金生活者にはコスパが良くありがたい。夕飯はお茶漬けサラサラだけにしよう!!
野蒜海岸です。凪の海でもここは打ち寄せる波が高い。ずっと向こうに見えるのが牡鹿半島。そのまた 先が金華山三陸沖の漁場。特に今の時期の金華サバは身も厚くよく締まり脂がのってすごく美味しい。旬は9月~1月ごろまで。 震災津波前まで海水浴場として人気の海辺でした。わたしたちも子供を連れてよく来ました。
泳ぐというよりも波打ち際で遊ぶ感じかな。
今日の散歩はこの防潮堤と砂浜歩き。海辺を連れ合いと腕を組んで歩くと40年前のあの気分に?
いとおかし ・・・(笑)

 2024.1.13  くもり      ◆◆大河視聴率最低◆◆     2
大河ドラマで平安時代を取り上げるのは初めてなそうだ。興味津々で一回目を見たが視聴率は歴代で最低なそうだ。なぜ? 「源氏物語」を書いた紫式部のイメージから古文や和歌はとっつきにくい・難しい・なじめない で敬遠されたのかも。二十歳の頃 現代語版の源氏物語に挑戦し第1帖の「桐壺」で挫折、内容もほぼ覚えていない。なので今回の大河にすごく期待している。
大河の脚本の出何処は「紫式部日記」から書いたらしい。そうなればもう一人清少納言も出て来るはずだ。この二人はライバルなんですよね。宮廷に上がって仕える人は違えども仕事内容は同じで、身の回りの世話と和歌などの家庭教師そしてお話相手。式部は長編連載小説源氏物語をかたや少納言は随筆枕草子を書いている。視点外れかもしれないが、この二人の関係を中心に大河を見ようと思っている。
今回の大河を見るのに少しの予備知識が必要かなぁ。なにせ大勢の人が出てきて誰が誰だか分からなくなりそうだ。でも最低この図の相関関係を知らないとね。藤原姓の人物が多くてこんがらがってしまいます。文学的要素が前に出がちだが、本質は宮廷内での主導権争いの権力闘争。それも兄弟肉親で争うのだからドロドロしている。その中で平安文学文化が花開いたことは案外のんびりとゆったりした世情だったのかもしれない。 この図は中宮様に手ほどきをしている女房の 紫式部か清少納言。中宮(皇后)定子は少納言が書く明るく快活とした随筆枕草子を好んで読み、かたや中宮彰子は式部の色っぽい源氏物語を興味津々心ワクワクに読んだことだろう。そしてどちらも宮中に広まっていったんだろうなぁ。
大河の主人公紫式部。とにかく才女で内面は勝気らしいけど宮中で生きていくために押し殺し何事も控えめに才もひけらかせずにいたそうだ。でも源氏物語の中ではそういった心のはけ口に三人称で光源氏と貴族の娘達との恋物語を書いたのかも。動機は分からない。チョイと斜め下から色男光源氏を中心にのぞき見の構えで書いたような気がしてならない。無学な私から見れば色恋沙汰をネタにした文学的な恋愛小説かな? こんなこと言ったら凄く怒られそう。
注: 源氏物語は宮中に上がる少し前から道長の勧めで書いていたらしい。
一方の清少納言と言えば春はあけぼのから始まる一人称で書いた「枕草子」は日本三大随筆のひとつだ。高い教養や才能を持ち、優れた感性やセンス 機転を持ち合わせていたそうだ。明るく勝気な性格だったらしい。
わたしの印象では陰の式部より陽の少納言の方が好きだなぁ。昨日早速図書館に行き枕草子の本を借りてきた。何ページ読めるかなぁ(笑)
注: 宮中に出仕したのは少納言が早く、定子の死をもって宮中を下がっている。その後3年ほど経ってから式部は彰子に仕えるため宮中に上がった。二人は同時期に宮中には居ない。

 2024.1.6  くもり       細やかな抱負◆◆       1

今年73歳になるこの身だが、随分と生きてきたなぁと思っている。この先 生きて10年だろうから心の負担になることは避けて暮らそうと思っている。それに楽しみとして美味しい食事かなぁ。山形の蕎麦街道食べ歩きは今年も継続。美味しいラーメンや海鮮丼そして回転ずしかな(笑) 年金生活者なのでそれくらいしか思い浮かばない。まぁ兎に角美味しい食事と健康スポーツで今年も乗り切ろう。