シルバー植木職人 2020
2020.12.11 晴れ            最後の仕事を無事し終えた   28
今年最後の本当に最後の仕事を無事し終えた。実はもう一つ追加があったが来週は寒波襲来の予報なので断った。もう無理して仕事する年齢でもないしね。この辺で良いんじゃない。今年も無事故で怪我などなく順調に仕事ができました。うん 蜂に一度も刺されなかったしね(笑) メンバーにスーさんが加わり3人体制で和気あいあいと仕事ができた。幸せなことでありがたいことでした。
こちらのお宅の庭の剪定。
前の家との境に植えてある暴れん坊のレットロビンはキリっと成敗してあげました。
畑にある防風林代わりの垣根の剪定。これが2列ありました。下が水路なので難義しながらの剪定だ。
バリカン剪定だろうって? いいえ バリカンが壊れるので刈り込みハサミとノコギリで切りました。
この地区の区長さんからの依頼で糸ヒバの伐倒を依頼された。伐倒ではなく剪定してやりたかったなぁ。
仲間はチェンソーを使うのが大好きだ。うん 使用手当が出るからね。したがるんですよ(笑)
今日はスーさんを指名した。

2020.12.8 晴れ                可哀そうな植木達         27
12月に入りこれが最後の仕事 これが本当に最後の仕事だからと言われながら仕事をしている。シルバーCから飛び込みだからお願いしますとオファが来る。お客さんも近所が剪定してキレイにするとやっぱり我が家もとなるようだ。ごみ処分代まで入るとだいたい4.5万円は必要になるから年金生活者には辛いかも。今日のお庭は去年休んだそうだが、いいえ3.4年は剪定していない可哀そうな植木達だった。
なんとか形を作りました。したくはなかったが何せ芽が徒長しているので中芽を落としながらの剪定だ。
来春新芽がたくさん出てくれればいいなぁ。
隣の金木犀は午後から剪定。枝がぎっしりと詰まっていて息苦しそうだった。

一度も透かして剪定してもらえなかった金木犀なそうだが、ぎっしりの忌枝を取り除き伐り戻して剪定してやった。コンパクトに2/1に小さくして欲しいのオーダーだった。終わったら風邪ひきそうだねぇと心配するありさま(笑)
ここの庭は職人さんが固定していなくて様々な人が入っていたようだ。前回は本職の植木屋さんが剪定したそうだ。誰に合わせて枝を伸ばしたらいいのか松も可哀そうだねぇ(笑い) 真意の程は分からないが来年の予約を戴いた。本当かなぁ。
2020.11.30 晴れ    忌枝を切り落すだけの剪定      26
保守エリアの端の端の集落に剪定に行った。周りは全て田んぼの超長閑な地区だ。正直言って住みたくないねぇ。田んぼ以外何もない。長閑でいいなぁなんて3日も過ぎれば飽きてしまうだろう(笑) 私はハガキ木のタラヨウを剪定してから黒松の剪定だ。前回は82歳のご長老の剪定で、その後を引き継いでの剪定だった。
チャボヒバの天端部分は二連梯子で最頂部に掛け遠賢さんがバリカン剪定だ。わたし? 絶対にこのような仕事はいたしません。
輪郭を一回り小さく切り落した。この先私がずっと剪定することになる松です。
職人さんによって剪定の仕方が違うのは当たり前だ。でも形だけ整える剪定だと引き継いだ時に直すのが大変です。シルバースキルNo1が長年剪定していた松なんだがなぁ。
枯れ葉枯れ枝を除きながら透かしていきました。忌枝だらけの松だった。今年は主に忌枝を切り落すだけの剪定になりました。
午後4時頃に南の方角からマガンの群れが鳴き声と一緒に群れてねぐら帰りの飛行だ。編隊を時折変化させながら北の伊豆沼に向かっている。伊豆沼はラムサール条約に登録されているのでマガンや白鳥の楽園だ。お腹いっぱい落ち穂を食べてきたのかなぁ。

2020.11.26 晴れ    スズメ蜂の巣を発見  25
空き家の庭片付けの仕事が年々増えてきている。不思議なことにジジババが亡くなり次の世代の息子さんではなく、娘さんが管理しているのがほとんどだ。んん〜ん 分かるような気もするが引き受けた方は維持するのに四苦八苦している。今日日空き家を売りに出しても売れませんからねぇ。今日の屋敷は500坪はあるでしょうね。荒れ屋敷です。そして剪定していたらなんとスズメ蜂の巣を発見した。それが見たこともない超大物だった。
 高さ50cmはあった超大物だ。今年の巣なのかは分からない。これが9月だったら大変なことになっていただろう。いったい最盛期には何匹いただろうか。1.000匹はいたかも。恐ろしい!!

2020.11.14 晴れ    バリカン親方だからなぁ    24
3日間で2か所 他チームへの支援に行ってきた。たまには良いもんだね。時間管理などせずに気楽に仕事ができますからね。1日めは朝から晩まで松の剪定だ。大木なので天端付近は親方が木登りしての剪定で、私は2段目から任された。2日めはこれまた7.8mはあろうかチャボヒバの剪定。こちらは私では無理です。親方が1日で2本やっつけました(笑)
 親方がチャボヒバを午前1本午後1本ずつ木登りしてバリカン剪定した。わたしですか? 
間違っても絶対にチャレンジしません(笑)
わたしは チャボヒバの隣にある超荒れた松を剪定するように言われた、枯れ枝が沢山あり見ただけで手を付けたくなかった。去年親方が剪定した松なんだそうだがなぁ。まぁ親方と言ってもバリカン親方だからなぁ。
全てが完了したお庭。親方は2日間バリカン専門。わたしはパチパチと鋏での剪定だった。糸ヒバ・モミジ2本・白モクレン・シャラの木・金木犀そして松2本の剪定だった。まぁそれなりに楽しかった。

2020.11.2 晴れ    馬の背黒松の剪定    23
毎年秋になり植木剪定仕事が忙しくなると友人の植木屋さんからレスキューが入る。シルバーCで働くのも良いが、本職の植木屋さんで働くと刺激になってとても楽しい。昨日今日と加美町の旧家のお庭の剪定です。わたしの任務は馬の背に似た黒松の剪定だ。二年前にも剪定しているので感じは掴めている。が・・・である。除草剤をふっているので葉先が黄色く芽がとても弱い。しずらいんだよなぁ。まぁ それも仕事だからね。
親方が言うには馬の背に似ているから馬の背黒松と言うのだそうだ。ふ〜んん オレ流の剪定でするしかない。たぶん来年は剪定しないだろうからガッチリ伐り戻して剪定してやった。
どうだろう 昨日1日と今日3時までかかって剪定しました。最後は飽きてきてしまいました(笑)
うう〜ん 出来上がりはイマイチかなぁ。もっともっと経験を積まないといけないなぁ。

2020.10.30 晴れ    日が暮れるのがグッと早く    22
日が暮れるのがグッと早くなりました。4時には剪定を終え30分でゴミ片付けをして終了となります。今日は黒松を1日いっぱいかけて剪定しました。2年目のお客さんだが除草剤をふっていたので葉先が黄色く芽の出方も不揃いです。奥さん曰く 高齢になって草取りもしんどいし、年金生活で庭木の剪定支払いも大変なのでいっそ枯れてくれれば良いなんて話していました。こういうお客さんは多いです。世代交代すれば庭木は無くなるでしょうね。
門被り松の天端を剪定し終わりました。かなり透かしたつもりだがそうとは見えないなぁ。
下から見上げた様子だが、透け具合は良いんじゃないですか? 枝の流れがイマイチだなぁ。
これだけは今どうすることもできない。
午後4時に剪定終了。出来具合ですか? まぁまぁ 良いんじゃないですか。
スーさんは糸ヒバにアタック。今まででイチバンの出来具合と自分で納得していた(笑)

2020.10.19 晴れ    曹洞宗のお寺さんで   21
曹洞宗のお寺さんで3日間剪定の仕事をしてきた。友人の造園屋さんからのレスキューに応えた形だが、仲間の皆さんは造園師1級の免許皆伝の強者だ。経験も豊富で見ているだけで勉強になる。今秋は10日間の呼び出しにシルバーを休んでの参加だ。休憩時間はたわいもない話題に花が咲きこんな仲間と仕事できることに喜びを感じる。ありがたいことです。
5時5分前に決まって住職が鐘をつく。鐘をつき終わったところにカメラを向けたらポーズをとってくれた。なかなか愛嬌のある住職だ。
毎年剪定する庭木は決まっている。鐘楼前の黒松から始まって池の周りの庭木を剪定していくと庫裡に出る。そこまでが2日間で割り当てられた仕事だ。
毎年この本堂前のシダレモミジの剪定を任されている。ここは慎重に時間をたっぷりかけて剪定する。
ここのお寺さんは・・寺ではなく・・院だ。寺は付かない。曹洞宗の中でも位が上なんだそうだ。兎に角立派なお寺さんだ、私の大好きだった叔父がここのお寺さんにねむっている。
墓地の脇にある黒松は予備にとってある黒松だ。この3本を5時間で剪定しなければならない。超早業で剪定する。シルバーでは絶対ありえない。本職の植木屋さんは時間との戦いだ。コストが最優先なんだろうなぁ。勿論丁寧な剪定はできない。

2020.10.15 晴れ    ゆっくりのんびり剪定   20
老夫婦二人暮らしのお庭の剪定に二日間行ってきた。老夫婦と言っても奥さんはもうじき80歳になるそうだが元気ハツラツだ。若々しいです、そしてとても別嬪さんです。若い頃はステキな女性だったろうなぁ(笑) なによりもおしゃべり好きで楽しく仕事をさせていただいた。黒松の剪定に1日を要した。ゆっくりのんびり剪定させていただいた。こういう庭だったら毎日でもいいなぁ。
 少し元気が無い高野槇の剪定だが、バリカン剪定を長年していたせいか太い枝が前に出ていて柔らかさが無かった。全て切り落とし来年の芽吹きに期待することにした。
枝ぶりが見事な松なので楽しく剪定させていただいた。去年剪定した時にウメノキゴケがはびこっていたが、高圧洗浄で洗い流したそうだ。勿論シルバーの仕事だったそうだ。
 相方の遠賢さんの剪定エリアだ。チャボヒバ7本と格闘していた。

2020.10.14 晴れ    93歳のおっびさんはとても元気  19
7人家族のお客様のお庭を剪定してきた。珍しいですよ、おっびさん夫婦・おじいさん夫婦・おとうさん夫婦そして孫娘1人の家族でした。1年おきに剪定するのだそうだ。前回の職人さんがシルバーを止めたので私たちに回ってきた。93歳のおっびさんはとても元気で剪定ゴミを片っ端から片づけてくれた。若い頃には腕の良い大工さんだったそうで職人さんの気心を理解してくれてとても仕事がやりやすかった。
玄関前のオッコの大木だ。奥の松は剪定が終わりこちらの方角から見るとなかなか枝ぶりが良いでしょ。
4時を過ぎると薄暗くなってしまう。フラッシュをたいて写真を撮ってみた。写真には写っていないが、マガンの大群がねぐら帰りで伊豆沼の方角に飛んで行くのを見ることができた。もうそういう季節なんだなぁ。
白鳥はまだ来ないようだが・・・
バリカン掛けは新人のスーさんの仕事だ。上手でしょ、バリカン掛けは及第点です(笑)


2020.10.6 晴れ       ハードな剪定   18
9月以降ほぼ毎日のように仕事があり植木屋さんにとっては稼ぎ時だ(笑) 今日は元教育長さまのお庭にお邪魔だ。話の合間あいまに教育長を出すもんだから相槌を打つのにも疲れる(笑) お話を聞くのも仕事だからね。庭には錦鯉が泳いでいてそれなりに整っている。去年まで旦那様が剪定していたそうで、無茶切りの後なので苦労して剪定してきた。低木は旦那さんが剪定するとかで、三脚をかける植木だけの剪定だった。全部やらせていただけたらもっと丁寧にやれたのになぁ。3人で1日コースの剪定でバードだった。
2年ぶりの剪定とかでかなり荒れていた。サツキツツジ等の丸物はご主人が剪定するとかで手を付けさせていただけなかった。仕上がりがよろしくないなぁ。
 少し剪定の跡が見えるかなぁ。池の水はすごくキレイ。この池を毎朝眺めるのが日課なそうだ。


2020.9.4 晴れ       シルバー植木職人復活   17
8月は全休でした。9月に入りシルバー植木職人復活です。太平洋高気圧がググっと日本列島に入り込み猛暑で私たちをいじめています(笑) 昨日今日と暑さに負けずに元気に働いてきました。家でジッとしているよりやはり働いて皆さんとおしゃべりするのは最高に良いです。今日は8人とお話してきました。ボケ防止には最適です。来週も仕事があります。ありがたいことです。
昨日はバリカン職人でした。94歳のおばあさんが庭の草をこまめにとっている。キチンとしたお庭だ。
徒長枝はグッと中に鋏を入れて枝の根元で切り取ります。それは手間のかかる仕事です。一般的にシルバーではそこまでせず、一気にバリカンで仕上げるようです。
垣根の剪定です。ここはバリカンでイッキ仕上げでした。バリカン仕上げは時間短縮で効率的ですが、表面に小枝が残りやがて太く成長して固くガチっとして見栄えが悪くなる。わたしはバリカンで剪定した後この小枝を剪定鋏で切るようにしています。写真は相方が剪定した垣根です。遠くから眺めると見栄えは良いのですけどね。柔らかさが無いのですよ。

2020.7.31 くもり       石割五葉の松に    16
珍しいものを見てきた。盛岡市にチョイと有名な石割桜というものがありますが、今日の剪定現場では石割五葉の松にお目にかかった。先代のご主人が自然石の上に五葉の松を置いて盆栽風に眺めていたそうだが、根が石のわずかな隙間に入り込んでやがて根が太くなるにつれ石を割って地面まで根を伸ばしたそうだ。何年でここまで成長したのか聞き忘れたのが残念でならない。すごい生命力だな。

五葉の松の幹の太さを見ると30年もの位かなぁ。生きていくのに必死だったんでしょうねぇ。
   
 見てくださいよ、この力強さ。もしこの松がしゃべれるならば何を語るだろうか。
 聞いてみたい。んん〜ん。

2020.7.30 くもり       2日連続で終日働いて    15
長梅雨で仕事がはかどりません。昨日今日と久しぶりに2日連続で終日働いてきた。こちらのお宅は自宅が神奈川県なんだけど田舎暮らしを楽しむため、春から秋まで家族と離れてこちらで暮らしているそうだ。生まれた家をコンパクトに改造し自由気儘に老後を楽しんでいるそうだ。うらやましい感じだが、たぶん先立つものが充分なんでしょう(笑)
 旦那さんが田舎暮らしを楽しむために庭の剪定もしてきたそうだ。
 体力的に無理なので今年からシルバーに依頼してきた。池の水を抜いて段取りをつけて頂いた。
 1日の予定だったが1.5日かかってしまった。
 まぁ そんなこともあるさ。最後の掃除をしっかりやると少々の剪定ミスもカバーしてくれる(笑)

2020.7.5 くもり       シルバーは本職じゃないの?    14
毎日しっくりしないお天気だ。まっ しようがないね、梅雨時だもの。平日ばかり仕事をしていてはなりません。晴れれば日曜日にでも仕事に行きます。
二年前までは本職の植木屋さんが剪定していたそうだ。シルバーは本職じゃないの?んん〜ん 本職ではなく・・ 本職の感じもするし・・・微妙な立ち位置ですねぇ(笑)
来年は本職の植木屋さんに頼むのかなぁ〜 
それとも
今回の剪定でシルバーに頼んでくれるかなぁ。
  
 植木そのものはそれなりに整ってはいるが、少々暴れん坊が過ぎたようだ。
 3人で1日コースで引き受けた。

 スーさんと遠賢さんが、あんたはどっちからやる?  スーさんはサルスベリから左側。
 遠賢さんは右側に決まった。
  
 いつも荒れ庭ばっかりの庭片付けだったので久しぶりにいい仕事に巡り合えた。
  
 私は12尺の天端に座って松を剪定だ。もちろん安全帯をつけての剪定。
 終わって片付けるとなるほど良い庭に変貌した。

2020.6.25 くもり       恨めしく感じる近頃   13
梅雨本番の空模様だ。雨の確率30%なのに途中霧雨が強くなり中止して帰宅したら晴れてきたりと恨めしく感じる近頃です。三年続けて仕事をさせていただいているお庭を剪定してきた。去年までは年2回の剪定を私ひとりで対応してきたが、シルバーCからなるべく2人で作業するようにとお達しがあった。事故防止と雇用確保なんだろうなぁ。新人のスーさんと霧雨に濡れながら剪定してきた。
   
 スーさんは入門編としてバリカン剪定担当だ。とにかく丁寧にしている。
 こちらの奥様は兎に角 何事もキチンとしている方です。片付けは奥様担当です。お任せで剪定させていただいているが、かえってそれがプレッシャーになっている部分がある(笑)
   
 ヒイラギの垣根は強めに剪定してくださいの要望。枝が固くバリカンでは対応不可能。でもスーさんはバリカンで強行。わたしは後からついて行って手直しだ。よほどバリカンが好きなんだろう(笑)
1年も経つと中の枝が見えないくらい葉が生い茂る。中の枝を落とし、伐り戻してやるとカラッと仕上げとなる。

2020.6.22 くもり       伐採し大雑把に剪定     12
三人で3日間の仕事をしてきた。こちらも超荒れ庭です。10本程伐採して庭をカラッと明るくしてから剪定だ。お爺さんが健在の頃は毎年植木屋さんを入れていたそうだ。なかなかお金をかけたお庭です。植木は伸び放題。庭木としての体はなしていない。鬱蒼としてちょっとした森のような感じだ。現調に来た時これやれるかなぁと少し不安になった。伐採し大雑把に剪定したらそれらしくなった、かなぁ(笑) 剪定前は向こうの家が見えなかった。バッサバッサと切り落した。なんとなくお庭のような趣になったでしょ。剪定ゴミはすごい量です。軽トラで6.7台はあるだろうなぁ。
   
  

2020.6.16 晴れ       いつも荒れ庭の剪定では     11
いくらシルバーでも何時もいつも荒れ庭の剪定ではマイッタがかかる。おじいさんが手入れをしていたそうだが、なにせピョンと伸びた枝を切っていたにすぎない。植木を開いてみれば枯れ枝や絡み枝がビッシリだ。刈り込み鋏を使うような植木はひとつもない。剪定鋏で伐伐と切って風通しと陽が通り抜けるようにしてやると植木の表情がニコニコと柔らかな表情になる。夕方になって切り枝ゴミを片付けてやると尚更嬉しそうな表情に見えた。少し遣り甲斐度を感じることができた(笑)
  
 今朝現場を見たときやる気が湧いてこなかった。何せ猛暑の中でこのような荒れ庭ですからねぇ。
 よくもまぁここまで荒らしていたものだ。若い人も暮らしていて経済的に苦しくはないはずだが・・・
  
 形など二の次、兎に角カラッとなるように切り込んでいく。
 狭い庭なのにやたらと庭木が植えられている。邪魔な植木は根元から伐ることにした。

2020.6.12 晴れ       いい汗をたくさん流し   10
東北南部も梅雨入りしたそうだが、雨は降らず猛暑来襲だ。梅雨はシトシトと細引きを流したような雨が降るイメージだが、近年はゲリラ豪雨がやってくる。
昨日今日と猛暑の中剪定の仕事に行ってきた。おじいさん一人暮らしの家だが毎年この時期に剪定に行く。兎に角広い屋敷に植木が所狭しと植えられている。草取り班が入った後に我々の出番だ。私は3時間かけて五葉の松を仕上げました。手前の五葉の松はスーさんの教材。頭をひねりながらアタックしていた(笑)3人で2日間の仕事だったが、いい汗をたくさん流し晩酌のビールがとにかく美味しい(笑)
   
左・剪定しているのは相方の遠賢さん。わたしは手前の五葉の松にアタックだ。
右・スーさんは初めて梅ノ木にアタック。少しのアドバイスでキチンと仕上げました。

2020.6.8 晴れ       シャラの木はもうじき咲き始める  9
シルバーセンターではどのような小さな仕事でも嫌がらずに引き受けます。病院のお医者様が転入してきたときの仮住まい的住居の剪定に行ってきた。新しいお医者様が住むのかなぁ。サツキとナツツバキ・赤モミジだけの剪定だったので、2人で行く必要もなかった。過疎地に来てくれるお医者様ですから、気持ち良く住んでいただくために特に綺麗に仕上げました(笑)
ナツツバキ(シャラの木)はもうじき咲き始めるので花芽を落とさないようにするため、優しめの剪定に留めたようだ。
  
剪定しているのは相方でシルバー3年目の遠賢さん。
シャラの木には花芽が沢山着いていて、どの枝を落とすか頭をひねっていた(笑)

私はサツキのすそ周りの剪定をコツコツとしてまいりました。

2020.6.1 晴れ       この度10万円戴いたから    8
今日もおばあさん独り暮らしお宅の剪定に行ってきた。いくらシルバーでもお年寄り相手の仕事は気乗りしない(笑) 毎年植木屋さんが剪定しているというが、どうして2年は手つかずの庭だ。見積もり段階でサラッとうわべだけの剪定(2人で半日コース)と しっかり丁寧にコンパクト仕上げ(1日コース)を説明した。そうしたらこの度10万円戴いたから丁寧仕上げを希望しますだった(笑)

2020.5.28 晴れ       3人で賑やかに楽しく仕事  7
3人で賑やかに楽しく仕事をしてきた。イイネ!! やはり仕事は楽しくしないとね。亡くなったお爺さんが剪定していた庭を超短くカラッと剪定してのオーダーだ。何年していないの? さぁ 5.6年はしていないです。まぁ シルバーはこういう仕事が多い。そしてあまり期待もされていません。悔しいですけどね。仕事が終わり点検して頂いたら、これまでキレイに剪定してもらえるとは期待していなかったそうだ。プンプン 培ったスキルを全部出しきって仕事をしました。帰りしなに「これ晩酌に飲んで疲れを取ってください」とお土産を戴いた。分かってもらえたのかなぁ。

   
 もう究極の自然の黒松です。新人のスーさんが木登りして天端部分を切り落とした。
 もうどうしようもないね。これが精いっぱい。
   
 玄関前の状態です。目隠しには良いのかも(笑) これで泥棒さんは入れません。
   
 リビング前の状態 日が差さず暗かったそうだ。ここまでほったらかしにするの?
 明るくなったでしょうねぇ。
 陽が入りすぎてレースのカーテン閉めなくっちゃって言ってるのかも(笑)

2020.5.26 晴れ       3年ぶりに剪定する庭     6
久しぶりの2人仕事だ。3年ぶりに剪定する庭で、その間奥さんのメチャ伐りでだいぶてこずった。そのメチャ伐りの残渣を軽トラで2台をまずクリーンセンタに運ぶことから始めた。剪定は相方の新人さんにお任せだ。私は下回りの役目で腰は痛くなるし、しんどい一日だった
いつものように金木犀は忌枝を外してカラッと透かせば息苦しさから解放だ。.
こちらのお宅は片付けられない症候群の典型だ(笑)まぁ しょうがないかなぁ 庭の剪定と屋敷片付けとなったが、帰りしなこの状態を維持して頂戴と言ったら、それは 無理 ムリ と力強く言っていた(笑) 
   
 松はウメノキコケがはびこって元気がない。下枝は枯れているし、枝は少しの力で折れてしまう。
 正面のモミジは伸び放題でどこから鋏を入れたらいいのか。
 いいえ鋏よりもノコギリでの剪定でした(笑)
   
 仕上げは箒で綺麗に掃き整える。このように仕上げると気持いいね。
 たぶんまた3年くらいは剪定せず茫々状態になるだろうなぁ。
 せめて1年おき位には剪定してやりたいなぁ。植木が可哀そうだもの

2020.5.25 晴れ       松3本だけのオーダーだったが   5
最近一人仕事が多い。シルバーは基本的に複数人で仕事するのだが・・・ 今日は松3本だけのオーダーだった。3時頃に終わったがどうも他の植木とつり合いが取れない。ゴミかたずけをお客様にお願いし、モミジ等松以外の植木もササっと剪定した。1万円コースの仕事なのでお客様は大満足だったようで、帰りしなにお土産をたくさん頂いちゃった(笑)

   
 二年ぶりの剪定をさせていただいた。予算縮小で松3本だけの予定だったが・・・
 午前で黒松1本をゆっくりと剪定した。みどり摘みと古葉を大まかにむしって形を整えた。
 が 枝の流れがイマイチ良くないなぁ。特に天端がなあ。直しようが無いんだよなぁ。
   
 多行松の剪定は久しぶりだった。まぁ 赤松と同じなので左程気にしない。少し元気がないなぁ。
 こちらも新芽を摘んで古葉をむしっておいた。元気が無いので古葉は多めに残したつもりだが、
 終わってみればむしりすぎかなぁ。
   
 こちらの五葉の松は元気よく新芽を伸ばしている。下回りは草が茫々。
 忌枝を抜きながら新芽を摘んで形を整えた。五葉の松はとにかく面倒臭い。

2020.4.17 晴れ         透けてきて風通しが良く    4
遂に全国一斉緊急事態宣言が発出された。GW対策だろうけど、もう少し早く出されても良かった。シルバーの仕事に規制はないようだが、マスクをしての剪定作業はしんどい。新人さんとベニカナメや糸ヒバ・モミジの剪定に行ってきた。もう何年も手入れをしていない庭なので伸び放題だ。金木犀とイヌツゲを伐採したら氏神様の前がカラッとして神様も気持ちよさそうだった(笑)

   
 ベニカナメと言えば垣根に使われるのが普通だが、このように大木に仕立てているのは
 滅多にお目にかからない。
 高さが5mはあったでしょう。二連梯子を中に入れ忌枝を切り落としていくと透けて
 きて風通しが良くなった。
 午前いっぱいかかった。切り枝の量が半端ない。
   
 間延びしていた糸ヒバ。隣のモミジも伸び放題。奥さんから小さく ちいさく 
 伐ってくださいのオーダー。
 前回剪定が何年前だか記憶にないそうだ。中は枯れ葉枯れ枝がビッシリで
 枝は間延びしている状態。
 糸ヒバは肺炎状態で酸素吸入器が必要だった(笑)


2020.4.10 晴れ         喜んでもらって             3
我が町にも感染者がでた。会う人すれちがう人が疑感染者に見えてくる。知人にあたってみたが誰一人として感染者が分からない。狭い町なので何かあればその日の内に伝わるはずなのだが・・・ 
いじめなどの影響があるそうなので極秘にしているのだろうなぁ。
今日はシルバー植木職人として働いてきた。紐刈り払い機で下回りを綺麗にしてからの剪定だ。お客様の評判は最高に良いです。帰りしなビールとおつまみを戴きました。喜んでもらってこちらも遣り甲斐度抜群の仕事でした。
   
              剪定前                    剪定後

2020.3.25 晴れ         初のシルバーの仕事   2
疲れました。今年初のシルバーの仕事に行ってきた。剪定作業と言うよりも庭のかたずけだ。刈り払い機で草刈りから始まりチェンソーで伐採。相方が軽トラに積み込みしてクリーンセンターに運搬、その間荒れた垣根の剪定。いいえ 剪定ではありません、伸びきった枝を伐々と枝抜きする。最後に竹レーキでゴミ集めだ。この時期まともな剪定仕事は無い。これが3月のシルバー的仕事なのだ(笑)疲れたぁ。
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古墳時代から飛鳥時代そして奈良時代の歴史を勉強できた。古事記&日本書紀を元にこの時代を解き明かすのだが、時の権力者が都合のいいように記紀を編纂したのだそうだ

日本人として何故かこの時代にロマンを感じるのは私だけではないだろう。
   
 玄関前の様子。5月になると鬱蒼として空き家の感じになるそうだ。
   
 庭の様子。若い夫婦の屋敷だが何とかならなかったのかなぁ。
   
 これ 酷いでしょ まったく!! プンプン。植木屋さんに見積もりをとったら10万円と言われたそうだ。
 それでシルバーにですよ。5万円弱で完了しました。

2020.1.3 晴れ            明けましておめでとう      1
明けましておめてとうございます。2019年の植木職人としての活動はとても忙しく遣り甲斐の有るお庭にも恵まれました。基本の切り戻し剪定は松に限らず雑木類にも適用させカラッと仕上げることができお客様には大変喜んで頂きました。今年も基本を忘れず愚直に丁寧に剪定しようと心に決めています。