楽しいセカンドライフ日記    2023年版


 2023.12.30 晴れ         塩釜海の家で海鮮丼           26
散歩と昼寝の単純な生活の中に何か変化を求めようとすれば、美味しい食事しか思い浮かばない(笑) 震災以降行ってない塩釜仲卸市場で新鮮魚介類を買い求め、塩釜市魚市場内の「海の家」で美味しい食事をしようと思い立って行ってみた。
3.11震災後の魚市場に昔の面影は全くない。  
特に新設の「塩釜海の家」は一般人向けの施設だ。
事前にnetで下調べしマグロ海鮮丼1.500円を目的に行ったが、年末なので食堂はclauseでtakeoutのみ。その分安く1.000円で食べれた。 連れ合いはこちらの海鮮丼1.000円。
年末なんですごい混みようだ。魚一種類に限定したお店が所狭しと並んでいる。ここはタコ専門。以前は値引き交渉したものだが、今の人は値札通りに買っていくようだ。 こちらはマグロ専門店。テレビで見るような丁寧に裁いてはいない。大雑把にぶつ切りして売っていた。見ていて気持ちいいね。
私どもはこれで充分。明日の大みそかに食べます。 仲卸市場でズワイガニの足は4.000円ほどだったが、魚市場海の家で毛ガニ1パイ1.000円。連れ合いはカニ味噌が大好き。当然こちらを買いました。

 2023.12.9 晴れ         凪の志津川湾の海を見に             25
高齢者になるにつれなぜか無性に海を見たくなるときがある。思い立ったが吉日、小春日和の今日 南三陸町志津川湾の海を観に行ってきた。それに毎日の散歩コースも飽きてきたので志津川湾の荒嶋の頂上まで登ろうとなった。
海水浴場の袖浜海岸とモアイ岩。その沖が太平洋三陸沖の漁場だ。三陸沖では植物プランクトンが多く繁茂し、食物連鎖のために好漁場となり世界三大漁場のひとつに数えられている。 荒嶋は人の手がほとんど入っていず、タブノキの巨木原生林がそのまま残っている。タブノキは巨木故 古くから樹霊信仰の対象とされてきたらしい。なるほど~ なんか神様が宿っている感じがするねぇ。
志津川湾荒島はチョイときつい階段があったりなだらかな坂道だったり年寄りには丁度良い散歩道だ。 荒嶋の遊歩道途中から志津川湾を見下ろした風景。ベタ凪でここからも海底が見える。
気温17℃で暖かかったからねえ。風も無いし海はベタ凪でした。
自宅近くの海と言えば奥松島なんだけど、1時間で行ける静かな志津川湾がお気に入りです。

 2023.12.5 晴れ         ファイナル蕎麦食べ歩き     24
12月に山形に行ったのは初めてです。積雪で奥羽山脈は越えられませんでしたからね。でも数年前からR347号の峠までの道幅が広くなり除雪もして年中通行可能となりました。予報は晴天だったので思い切って出かけてみました。
蕎麦の後はこれもいつもの温泉入浴だ。ここの露天風呂の湯はヌルヌルスベスベして女性が好む美肌の湯だ。家風呂では烏の行水だけど、 ここでは頭のてっぺんからつま先まで石鹸を いえいえボディソープで丁寧に洗い落とします。短髪の頭も二度洗いですよ(笑)
そして 湯上りにマッサージ機でリラックス。これが最高!!!
帰路に就く途中こんな景色をパチリ。
デジカメなんで上手に撮れません。柿の色がもっときれいに見えました。
山形県の名水百選に選ばれた「楢の木立長寿の名水」を汲みます。
山形はもちろん宮城からわざわざ汲みに来ます。柔らかく美味しい水です

 2023.11.21 晴れ         今年納はそぱ切り源四郎       23
11月中旬にしては暖かい。植木職人はもう少し仕事をしてもいいかなと思える気候だ。clauseしちったから来春までの暇つぶしをどうしようか。まずは今年納の蕎麦街道食べ歩きだ。火曜日なので大石田の蕎麦屋さんは大方休業だが、そば切り源四郎さんは営業している。
   
2時間半かけてやっと到着しました。Netで検索すると大石田蕎麦街道加盟店では美味しさNO1のお店だ。ただチョイと遠いしお店は狭くて見栄えが良くない。ミーハーではなく本当に蕎麦好きのお客さんが通ってくるようだ。わたしは今年3度目の訪問だ。
少し細切りなので女性やお年寄りには食べやすいはずだ。蕎麦殻が少し交じっていて玄そばに近くその分香りを充分に楽しめる。そこのところが人気なのかも。最初は塩で食べてくださいと言われる。うん いつもの水蕎麦で食べた後に塩をふって食べてみた。岩塩みたいでミルですってふりかける。少し甘みがでてそれに蕎麦の香りが被さってとても美味しい。なるほど~ 付け出しの赤かぶは大好きだ。もっと食べたかった。辛味大根はキュッと締まる感じで蕎麦にとても合う。そしてキジ汁につけて食べるのも美味しい。源四郎蕎麦の香り高い風味にこれらのわき役がしっかりと役目を果たしているようだ。
   
鍋越峠を越えて宮城側に下りてきたら民家近くで10数頭のお猿さんの群れと遭遇。急いで逃げるわけでもなく悠々とこちらを見ていた。
 
帰りしな尾花沢の住宅を眺めているともう雪囲いがしっかりなされている。
なにせ4・5mは積もりますからこうでもしないと潰れてしまうのでしょうね。

ドウダンにはこのように、小さい植木にもしっかりと雪囲い。

 2023.11.8 晴れ         ムキタケを採りたくて    22
もう一度花山栗駒山の紅葉を観たくてそしてあのムキタケを採りたくて朝早く出かけました。
栗駒山の紅葉はもう終わっていて冬枯れ状態だ。ならば 小安峡から泥湯に行ってみようとなった。見つけました カエデとモミジのキレイな紅葉とその後ろに葉が落ちたブナ林がずっと奥まで続いています。
林の中に入って空を見上げて見たかったなぁ~
ブナ林に入ると心が洗われスーっと無心になれます。
小安峡の少し手前に私たちの秘密の場所があります。前回は大量のカヌカを採らせていただいた。今日は大量のムキタケに出会えました。
去年も同じ倒木で採っていますから、時期さえ合えば採れると思っていた。ピッタリ!!!!!! 夢中でどっさり採っても後始末が大変です。 わたしは満足顔で晩酌していればいいのだが、連れ合いは"より方"をしてゴミと虫を取り除き洗います。これが大変なんです。連れ合いはマメにしてくれます。
採りもの大好きな連れ合いです。ムキタケとクレソンを採っています。 多郎兵衛さんには2度目の入浴。わたしは薬師の湯のみを楽しんだ。ヌルヌルして美肌の湯と言うやつです。独泉状態でしたから湯ったりのんびりでした。

 2023.10.26 晴れ         待ちきれなくて        21
もう待ちきれなくて待ちきれなくて花山・栗駒山に紅葉見物に行ってきた。植木職人忙しくないかって? そりぁとても忙しい。  
だけど日記を見るとキノコ採りと合わせてチャンスは今日明日だ。今年の紅葉はまぁまぁだけど例年のように黄金の山には程遠い。でもブナ林の紅葉はチョイと足を止めて写真を撮りたくなる。
これキノコですよ。こちらではカヌカと呼んでいます。本にはブナハリタケと載っている。 何年ぶりだろう こんなに群生しているカヌカを見たのは。
見た瞬間慌てて採り始めた。誰もいないのに焦ったりして。 写真に撮らなくっちゃ。そしてオ~イ オ~イ
連れ合いに見せたくて採らせたくて大声をあげた。
二人で夢中になって採った 採った。いっばい たくさん採った。
〆は小安温泉で湯ったり入浴だ。鶴峯館は2度目の訪問だ。女将さんと親しくなりトンビマイタケのお煮つけをゴチになり、挙句に女性風呂にご夫婦二人で入りなさいと勧められた。ワオ~ 夫婦で同じ風呂に一緒に入るのはもう30年以上も前 、否 もっと前かな記憶に無い(笑)

 2023.8.31 晴れ         そば座敷 平吉No2 20
天気予報での日本列島は真っ赤っかの真夏日だ。早朝散歩で体を動かす他はエアコンの下で昼寝とPCを眺めているだけの毎日だ。いえいえ 植木職人は休業です。だって痛いくらい暑いもの。滅入っちゃうのでまたまた山形の大石田蕎麦街道に行ってきた。「蕎麦座敷 平吉」の蕎麦は太くもなく細くもなく丁度良い太さの蕎麦だ。程よいコシがあるので2.3度噛むと蕎麦の風味がフワッと感じる。
どうしても前回食べた「平吉」の蕎麦をもう一度食べたかった。平吉さんでは屋敷裏に蕎麦の自家栽培畑があります。そして前にはワラビ畑もあるんです。蕎麦の花が満開でした。秋に収穫して新蕎麦を食べさせてくれるのだろう。 私は大盛1.000円連れ合いは普通盛800円。蕎麦街道の中でもリーズナブルな蕎麦屋さんだ。チョイと遠いからねぇ。蕎麦の味ですか? 前回とくと説明しているので今回はパス。そば粉もワラビも玉ねぎも自家栽培のようだ。キクラゲだけは中国産らしい。どれもこれもとにかく美味しい。
ワラビの1本漬け・特製玉ねぎのかき揚げそしてキクラゲ。「玉ねぎ」「かつおぶし」「昆布」を生地に混ぜ、香ばしく仕上げたかき揚げは特に美味しい。 白くとろみのある蕎麦湯の楽しみ方は人それそれです。かなり蕎麦を茹でた蕎麦湯は美味しくない。薄味がいいね。10食分くらい茹でた蕎麦湯の方があっさりして美味しい。わたしは蕎麦湯をそのままお茶のように飲みます。すると蕎麦の香りや風味が口いっぱいに広がります。蕎麦を食べたあと余韻に浸ることができます。
鍋越トンネルを少し過ぎた所のブナ林から湧き出る水を汲んでくる。飲み水はこの奥羽山脈のブナの水を美味しく頂いている。 折角山形県まで行ったので蕎麦を食べるだけではもったいない。毎度徳倉湖温泉花笠の湯に入ります。内湯は単純泉のあっさり湯、露天風呂は無色透明だが入るとヌルヌルスベスベの美肌の湯だ。湯の色が茶色の日もある。そして湯上りに30分のマッサージでリラックス。湯上りのこれが最高!!うん無料なんですよ。最後に血圧測定して帰ってくる。血圧は112-68だった。順調だね。

 2023.8.10 晴れ         そば座敷 平吉    19
前回の蕎麦街道食べ歩きはチョイとハズレだった。リベンジで「そば座敷平吉」で20食限定の"そば御前" "もりそば大盛"を今までにないくらいに美味しく食べてきた。連れ合いも私も大満足!!
もりそば大盛です。前菜の大きめのキクラゲどっさり。一本ワラビ5本それに「玉ねぎ」「かつおぶし」「昆布」を生地に混ぜ、香ばしく仕上げた天麩羅。これがすこぶる美味しい。
キクラゲはどこの蕎麦屋さんでも出るがこの半分くらい、ワラビは3本がいいところ、天麩羅は有料がほとんどだ。蕎麦を食べる前に味わってみた。すごく美味しい。
前菜で満足しちゃった(笑)
そば御前には下記5種が出る。
 ①二八そば(もりそば),
 ②ミニぶっかけそば
 ③前菜三種
 ④揚げ出しかいもち
 ⑤そばおしるこ
このつながり具合を見てくださいよ。これが本物の蕎麦打ち職人さんが打った蕎麦ですよ。
もちろんズル ズル ズル スパッと音を立てて美味しく食べた(笑)
民家の座敷で食べる。黒く煤けた"すげど"がいかにも古民家風。
11時40分に着座したがほぼ満席。平日でも混み合うようだ。

 2023.8.1 晴れ     長沼のはす祭りに    18
地球は温暖化を過ぎて沸騰化に入ったそうだ。
なるほど言い当てているな。そんな中今日は珍しく30℃前後の予報だ。
昨今これくらいなら涼しいでしょう。
毎年この時期長沼の「はす祭り」に行っている。湖面に満開に咲いている蓮の花を観るとここが極楽浄土かと見間違えるようだ。
お客さんが10人ほどになると遊覧船は出発する。一周 30分程度、極楽浄土を楽しめる。
蓮の花は今が盛りだ。乗客はなぜか女性が圧倒的に多い。
いっとき船に乗って極楽浄土を見てこれます。
行ったら戻れないあの世の極楽浄土ではありません。
料金は1.000円だ。10人乗せ30分で帰って来るから1回10.000円の稼ぎとなる。極楽浄土を見るにもお金がかかります(笑)
去年は大雨被害で花数が少なかったが、今年はご覧の通り湖沼一面に咲いていた。 記念にパチリ。
お昼は直利庵三浦屋さんにした。
この地区NO1の蕎麦屋さんらしい。
連れ合いはランチの蕎麦定食。食べきれなかったようだ。
私は天麩羅蕎麦定食。揚げたての天麩羅は凄く美味しかった。
蕎麦ですか? そりゃぁ山形の蕎麦街道と比べたら失礼ですよ。
付け汁が甘しょっぱくとても美味しかった。

 2023.7.20 くもり     今日はざるそば   17
例年東北は豪雨が過ぎると梅雨明けとなる。今年は日本海側(特に秋田県)が標的にされている。
倣えばそろそろ梅雨明けかな?
合間を縫って最上川三難所蕎麦街道に行ってきた。
今日は板蕎麦ではなくざるそばです。ザルが凸底になっているのが普通だが、ここはしっかり凹になっていた。
netで検索したらメニューが面白いので行ってみた。100g毎に値段が100円ずつ上がる。わたしは「私もり」(600g)1.000円を、連れ合いは{並みもり}(300g)700円を注文。私は{大根のしぼり汁}
連れ合いは(水)でタレを割ることにした。
付け出しですけど見た目キレイだけど中身はかなり薄い(笑)
見た目は大事だねぇ。まず
①玄関には雑草を越えて入る
②のれんをくぐり入ると半分物置化で雑然
③注文取りに来たバイトの爺さんは不慣れ
④Tシャツ着た中年さんは蕎麦職人には見えない
⑤大きく立派な仏壇の有る座敷で蕎麦を食べる
もうこれだけ並べると食べる前から旨そうな
感じは皆無。失敗だねぇ~ (笑)
この方蕎麦職人には到底見えない!!
蕎麦の繋がりが悪く長いので10cmもあるだろうか?短い。蕎麦打ちの「水まわし段階で失敗か?」汁に付けるもズズーと吸い込むでなく一箸で口に入る。蕎麦を食べてる感じがしない。太さも不揃いだ。蕎麦切りがへたくそ
味ですか? 不味くはないがなんの特徴もない。
尾花沢市はスイスの有名産地です。出荷は最終段階に入ったようだ。スイカは日焼けしないように帽子を被っていた。 収穫が終わった畑には売り物にならない小さい「うらなりスイカ」がゴロゴロと捨ててあった。これは食べても美味しくないですよ。
牛は美味しそうに食べるけど(笑)
「あつめてはやし最上川」に架かる橋.です。
五月雨(さみだれ)ではなく梅雨明け前の豪雨を集めて濁流となっている最上川でした。
最上川にはたくさんの支流が合流する。毎日の雨でご覧の通り。普段は清流でゆったりとした川だ。酒田湾にたどり着き日本海に流れる。
"おしん"はいかだに乗って最上川を下り酒田に奉公に出たんですよね。あれは真冬のシーンだった・・・
とうちゃ~ん!!  おし~ん!! とうちゃ~ん!!
  (涙 なみだ)

 2023.7.13 晴れ     どこの海に行こうか 16
連日30℃超えで熱波・猛暑・酷暑そして熱帯夜だ。もちろんシルバー植木職人は初秋になり涼しさが感じられるまでお休みです。昨日汗だくでバトミントンの練習に参加し、午後はお昼寝タイム。今の時代はイイねぇ、エアコンがあって極楽浄土で暮らしているようだ(笑)
急に海を見たくなった。どこの海に行こうか?
雄勝にしよう・・・
震災で雄勝浜は全滅で民家はほぼ流され町は消滅した。復興事業で高台に住宅が建てられ、磯はご覧の通りコンクリートで囲まれ以前の面影は全くない。 漁業は復活したんだろうなぁ。入り江にはたくさんの船が浮かび養殖棚もたくさん見えた。
女川湾の向こうに出島(いづしま)という小さな島がある。その島に橋を架けようと工事が進んでいる。女川湾の中で作ってこの橋脚を海上輸送で出島まで曳いて設置するのだそうだ。 どのようにして曳いて写真のように架橋とするのかなぁ。人間の発想とチカラは凄いね。
出島には現役時代女川湾から連絡船に乗り30分で渡った。仕事は30分ほどで終わり次の船時間まで磯で松藻や貝等採ったりしたものだ。退屈だったがのんびりして良い時代だった。
もう40年も前の事だ。

 2023.7.2 晴れ     手打ち蕎麦 作兵衛さんは       15
もう真夏日の毎日だ。植木職人? 30℃を越えたら休みます。今日は久しぶりに大石田蕎麦街道で美味しい蕎麦を食べてきた。
手打ち蕎麦 作兵衛さんは大石田蕎麦街道の中でも一番の老舗(昭和36年創業)なそうだ。在来種「来迎寺」を手打ちで食べさせてくれる。
日曜日なので混むだろうと開店時間11時に到着。 のれんをくぐり受付窓口で注文すると受付札を渡される。一番と思いきやもうすでに12・3人が着座していた。わたしたちは④番札。
蕎麦とにしんだけのメニュー。夏なのでおでんは食べないだろう。板蕎麦が小盛・並み盛・大盛そして特盛。わたしはいつものように大盛で連れ合いは並み盛を注文。すごくリーズナブル。 手前が大盛奥が並み盛。いつものように汁を付けずに水蕎麦で蕎麦そのものの味を確かめる。スルッと口に入れて2・3度噛むとジワリと蕎麦本来の風味が口いっぱいに広がった。美味しい!! 汁を付けて食べてみたが、水蕎麦の方が旨味を感じる。今まで食べた内でトップクラスだね。
蕎麦を食べ終わったら温泉です。徳倉湖温泉は行きつけの温泉だ。その日によって湯がヌルヌルスベスベしたり今日のようにサラッと肌触りの良い日もある。何といっても湯上り後に無料マッサージ機を使えるのが良い。5分もするとウトウトしてしまう。 尾花沢スイカは特に有名だ。畑によって成長が違うようだ。もうスイカが生っている畑もある。早出し用なんだろうなぁ 高いだろうなぁ。以前我が家でも栽培して食べきれないほどだった。スイカはお金を出して食べるものではなかった(笑)

 2023.6.8 晴れ     蕎麦と言うより餅かな        14
以前から気になっていた蕎麦屋さんに行ってきた。大石田蕎麦街道15番店の「若佐」だ。元板前の親方が打つ蕎麦は歯ごたえ充分で細打ちと太打ちが選べる。連れ合いは細打ち板蕎麦、私は太打ち板蕎麦。見た目よりかなり太いです。箸でたくさんつまんで食べると口いっぱいになり食べづらい。3本くらいつまんで食べると良い。かなりコシが強くしっかり噛まないと。喉越しなんか期待しない、歯ごたえを楽しむ蕎麦だ。蕎麦と言うより餅を食べている感じかな。
何度もなんどもこの蕎麦屋さんを通り過ぎて別の蕎麦屋さんに行っていた。行列のできる人気店ではない。 メニューはシンプルでお値段も普通かな。ただ蕎麦を太打ちと細打ちを選べる。ここのところがこのお店の売りのようだ。着座から蕎麦が出て来るまで30分はかかる。
まず 付け出しだがウルイ・ワラビそれに卵焼きなんだけど卵焼きが出たのは初めて。初めてがもうひとつ・・・
お茶は超熱いそば茶。温めで香りを楽しみたかった。
連れ合いは天麩羅、私はゲソ天を注文。
付け出しのみが普通だがお漬物が出た。
それにキムチが出たのは初めてだ。蕎麦にキムチ? 合わなかった。
 2023.5.9 晴れ     茅葺屋根の蕎麦屋さん    13
山形の肘折温泉に行ってきた。温泉に入り「味来館」の板蕎麦を食べるのが楽しみだった。行ってみたら3/31で「味来館」は閉店していた。残念無念!!
大石田蕎麦街道に茅葺屋根の蕎麦屋さん「わらぐちそば」がある。板蕎麦は大盛のみで900円。リーズナブルで腹いっぱい食べられる。そこは私好み。なんとなく田舎蕎麦の雰囲気がありチョイと期待してしまう。
おばあさんと娘さん?のお二人で店を営んでいるようだ。PM1:40分入店だったので打った蕎麦は売れ切れていて、
私たちのを新たに打ってくれた。
写真を撮りながら眺めていたが、手際は良いが"延ばし具合"が んっ ? そして"切り"でも おやっ? どうかなぁ? 少し不安。

以前こちらの蕎麦屋さんの人気を温泉で聞いたことがある。評判は?だったですけど食べてみないと分かりませんからね。
真っ白の更科系の蕎麦です。玄蕎麦好みの私には物足りない食感かな。肝心の風味がありません。

蕎麦の繋がりと切りが不揃い。茅葺のお家で食べるのが売りなんでしょうが蕎麦の味は?かなぁ。

 2023.4.29 晴れ     大収穫でした         12
GW ? 年金生活者の年寄り夫婦には遠い昔の出来事だ。まだ現役で子供がいればGWの計画も立てるでしょうが、わたしは一年中GWですよ(笑) ただこの時期は新緑の中での山菜取りの計画は立てています。今日は大収穫でした。クレソン・フキ・山わさび・フキノトウ・コゴミ・ウルイ・コシアブラ・タラの芽・ミズ 9種類たくさん収穫しました。
水芭蕉の群生を見つけました。誰もここまでは入ってこないでしょう。私らだけの水芭蕉の群生だ。
この沢なりにずっと奥まで群生していた。

今がイチバン キレイだね。群生の中には入っていませんよ。少し離れた藪から見てきました。
ブナ林から大量の湧き水が噴き出てその沢にクレソンが群生している。採りもの大好きな連れ合いはもう夢中です。 声をかけても聞こえないようです(笑)
沢水の中に生えているフキ。いかにも瑞々しくて美味しそうだが採るのが悪いような勿体ないようなそんな感じ。
ブナ林から大量の湧き水が噴き出てその沢にクレソンが群生している。まだだれも採っていない。独り占めなんですけどそこは節度を持って採らせていただきました。 1本の木に2・3個の新芽(コシアブラ)が出ているが、私は1つしか採らない。全部採ると枯れちゃうからね。来年も採れるようにします。
まだ少し早いコシアブラ。和え物で食べると美味しい大きさなんだけどね。

 2023.4.12 くもり     タラの芽採りにございん    11
春先に剪定に入ったお客様から「タラの芽を採りにございん」とありがたいお誘いを頂いた。
注: "ございん"とは こちらの方言で"おいでください"の意
自然の野生タラの芽ではなく園芸種なそうだ。タラの木にトゲが無く芽も自然ものと比べると少しプクンと丸みをおびている。自然のものでもトゲが少なく少し丸みをおびた「モチタラ」というタラの芽は食べても美味しい。これに似ている。
付け根を親指でキュッと押し人差し指で手前に引いて採る。わたしも以前住んでいたところでタラの芽を栽培していた。地下茎で増えるので食べきれないほど採ったものだ。
 2023.4.7 くもり     我が家前の桜 10
宮城の桜も満開に咲いています。我が家前の川沿いの桜です。枝垂れ桜は去年剪定していなかったので見事に枝垂れてとても奇麗です。 やはり桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿 は本当のような気がする。
桜は枝を切った箇所から菌が入り腐ってしまう。CODIT論の方法で樹木の剪定をすることで腐朽菌の進入、進行を最小限に抑えることができますけどね。
わたしは腐朽塗料を塗ることにしています。
堀のように見えるでしょ、出来川という二級河川なんですよ。田んぼの排水路の役目で清流は望めません。 この先に素山公園がありそこまで桜並木が続きます。

 2023.3.25 くもり     開花が早く今が満開      9
今日は曇り空で朝から小寒いです。今月初め頃に2・3件梅の剪定に行ったが、もう満開に咲きました。例年ですと10日くらい遅れて大崎市岩出山の佐藤農場の梅が咲くのだが、この暖かさなので同時期に満開に咲いていた。
佐藤農場の梅まつりは例年ですと4月1日からです。でも今年は開花が早く今が満開でした。
枝が柔らかくてとても優しい感じの梅の木です。品種は分かりません。1本しかありませんでした。
梅の実を採る樹です。花が沢山咲くように剪定するのだそうです。
わたし? 行ったことがないのです、だって真冬の厳冬期の仕事ですから断ってます(笑)
赤と白の枝垂れ梅です。キレイだねぇ。
佐藤農場は梅の専業農家です。シルバーCでは毎年冬に梅の剪定作業に入ります。寒くて誰も行きたがらないのですけどね。
レンギョウも一緒に咲いています。黄色・紅色・そして白色のコントラストは最高に見栄えがする。
三か所の山一面に梅が植えられている。すごいですよ。観光農園ではなく梅を作って加工して販売している専業農家です。
一部を無料開放して梅まつりをしている。チョイとテントの下で梅干しや梅酢の即売もしています。

 2023.3.11 晴れ     連夜のWBC応援    8
連夜のWBC応援観戦で寝不足だ。今大会で知ったヌートバー選手の大ファンになっちゃった。榎田 達治(えのきだ たつじ)の日本名を持つそうだ。だから "たっちゃん" わたしはヌートバーの方がいいな。
尾花沢蕎麦街道2番所「明友庵」でいつもの板蕎麦食べてきた。
そこにあったのがペッパーミル。
早速ゴシゴシ。 だが 上と下が逆 (笑)
でも これで正解だ、だってゲソ天にコショウは必要ないもの。
板蕎麦二人前で1.360円はリーズナブルな方だ。味ですか? 普通かな。でもお店の雰囲気はとても気に入っている。 連れ合いはゲソ天板蕎麦。わたしは板蕎麦二人前。最近大盛とか二人前を食べるのが辛くなってきた。以前はペロリと食べたんですけど。
今度から普通盛にしようかなぁ。
わたしの食べ始めは水蕎麦で、味と風味を確かめる。もちろん蕎麦切りのつながり具合もね。山形の田舎蕎麦の割には麺が細いねぇ。
丁度蕎麦打ちをしていた。見事だねぇ~ 
私もチョイと蕎麦打ちはできるけどこのように均一に切ることは余程の熟練がいる。太麺と細麺を作って欲しいなぁ。

 2023.2.28 晴れ     蕎麦街道に行こう  7
朝からとても暖かい、もうすっかり春気分だ。3月に入ったら山形蕎麦街道に行こうと思っていたが、鍋越峠をライブカメラで見たらもう道路には雪が無い。ヨシ!! 行こう蕎麦食べに。
奥羽山脈船形山は当然まだまだ雪深いが、道路には雪は無い。除雪しているのだろうけどね。峠を下りて尾花沢に入ると前方に月山が見えてくる。
尾花沢蕎麦街道一番所「たか橋」の暖簾をくぐった。 蕎麦の旨味は①挽きたて②打ち立て③茹で立て です。こちらの蕎麦は三立てが揃っています。まず なにも付けずに蕎麦を啜った。そば粉の香りがプ~ンと感じた。そしてズズ~と啜って噛んだらモチモチして歯応えが程よく旨味がジワリ ジワリと感じる。最高に美味い 旨い。次に付け汁に辛子大根汁を入れて食べた。ツ~ンと辛みが鼻に来てこれまたキュッと締まってとても美味しい。
石臼が動いていて蕎麦を挽いている。 挽いたそば粉を手際よく打っている。手の動きが素早くそば粉が生きて踊っているように見えた。(最後に動画を掲載しています)

 2023.2.26 晴れ          5度目でやっと乗船       6
捕鯨船に乗って鯨を撃ち鯨の刺身定食を美味しく食べてきた。イマジネーションを働かせ、捕鯨船第16利丸のボースン気分になれて楽しい一日だった。
昭和33年に大洋漁業㈱の大型高速捕鯨船の1番船として建造された第16利丸だ。南氷洋で操業し、その後鮎川港に展示船として観光の目玉となっている。

5度目でやっと乗船できた。甲板だけだけどね。操舵室は入れなかった。 これが捕鯨砲だ。今日は捕鯨手(ボースン)の気分。初代砲手は日本一の泉井守一砲手だったそうだ。
ズドーン!!! 見事に撃ち仕留めました。利丸に乗ってこれをしてみたかったのです(笑) 泉井砲手が乗る利丸は捕鯨船乗りの憧れのキャッチャーボートだったそうだ。砲手の腕前が良い船に乗り、多く仕留めれば収入が良いのに決まっているもの。泉井砲手の捕鯨頭数は8273頭で日本一だったそうだ。
鯨の刺身定食。美味しかったけどもう少したっぷりと食べたかった。 連れ合いは海鮮天丼を注文。天麩羅の数が多く甘じょっばくてとても美味しかったそうだ。

 2023.2.3 晴れ     竹熊手作り第三弾 組み立て          5
竹熊手の組み立てを掲載します。竹熊手を作り始めて5年程になるが一向に上達しない。それは何故か? 最後の締めのところで「だいたいヨシ」の気持ちになるから。まぁ 分かっているけど70年もそういう気持ちで生きてきたのでね(笑)
曲げた竹を並べて長さを整えます。顎の部分に銅線を通す。熊手をおさえる竹を用意する。顎をしっかり押さえつける。
肩の部分の"おさえ"と竿を通す"カンザシ"をあてがい棕櫚縄でしっかりと絡みおさえる。カンザシを竿に通す。
棕櫚縄が外れないように竹の間に挟む。顎の部分をしっかりと針金で結わいつける。
ここの部分にいちばん力がかかるのでしっかり結わえる。
カンザシと竿がズレないように棕櫚縄でしっかり結わえる。
完成です。大・中・小・ミニの4種類を作っています。植木職人さんのイチバン人気は"中と小"です。
農家の方は"大"と"ミニ"でした。
あっ そうそう すでに15本ほど彼方此方にもらっていただいています。無料なんで好評なんですよ(笑)
ゴミ集めに使うのでだいたいヨシの作りで良いんじゃない!! ただ丈夫には作っています。

 2023.1.26 晴れ     竹熊手作り第二弾 曲げ      4
暇つぶしに作っている竹熊手だが、植木職人仲間以外からも注文?   いいや 欲しいという方が多数いる。
もちろんタダ(無料)です。タダなので左程必要と思われなくても欲しがるようだ(笑) 
前回の投稿で"損して得取れ"だねと書いたが、私的には"得"ではなく"徳"になればと言いたかった。
であれば誰にでもいくらでも差し上げます。
"銑"という刃物で熊手の手となる ひご を削ります。顎となる元の部分を削る角度で手の間隔が決まる。
厚さもほぼ均一になるようにする。銅線を通すために元の部分にドリルで穴を開ける。
並べてみて微調整削りをする。
ストーブで焼きを入れる。油が浮いて表面が緑色に変われば曲げを作るのに最適となる。
右の写真で白色から緑色に変わるのをジッと待つ。焼き過ぎたら失敗で油があるうちに曲げに入るのが大切だ。
緑色に変化した順に"カタ"という道具に差し込んで曲げる。ここの工程は素早くする。
この"カタ"何度も作り直したが、未だに納得のいく曲げ角度になっていない。
こうしてみるとキレイに"カタ"にはまって良い案配のようだ。二昼夜この状態を保ち曲げを固定する。
熊手の大と中・小で"カタ"を使い分ける。
次回は組み立てを紹介します。

 2023.1.22 晴れ     竹熊手作り第一弾 削り          3
NHKの番組で「マルチ・ステージ」が人生を豊かにする を見た。わたしが退職した頃までは「3ステージ」が理想で退職後も働き続けるのは貧乏くさく惨めたらしい感じだった。でもこれからは人生100年時代に入り今までの価値観は何の意味も無くなったようだ。わたしはマルチステージを先取りして造園専門校で植木剪定を学びそれを活かして市役所や国交省で働き、古希を過ぎた今では好きな植木職人として働いている。
冬場の植木職人は完全オフシーズンだ。寒くて年寄りには辛いからね(笑) そんな訳で暇つぶしに毎年竹熊手を作っている。
去年は100本程作りシルバーCの植木職人仲間にあげたりお客さんにも使ってもらっている。
皆さん喜んでいますよ、だって タダ だもの(笑) 「損して得取れ」ですよ。
材料は孟宗竹と布袋竹だ。いずれも親戚や友達の山から頂いてくる。下準備として竹を洗いそして割る。
家の中ですると汚れるのでこうして外で行う。ヒゴの長さと厚さで大・中・小が決まる。
冬場の作業なので陽が昇り風のない日に行う。割り終わったら少し天日干しをする。 
ここまでが第一段階だ。 次回は銑という刃物で削り、焼いて曲げる作業を紹介する。

 2023.1.12 晴れ     心と体のクリーニング     2
健康な毎日を過ごすには 規則正しい生活を心がけないと 体を動かさないと 他人と話さないと  美しいものを見ないと なりません。
週2回のバトミントンの練習に参加し、毎日1本の竹熊手作りを日課にしている。今日は心と体のクリーニングに温泉入浴を楽しんできた。
鳴子ダムから流れる荒雄川のほとりに1.000年の歴史を持つ鳴子温泉郷がある。JR鉄橋の手前から川渡温泉・東鳴子温泉・鳴子温泉・中山平温泉・鬼首温泉と温泉街が続いている。温泉の泉質は9種類あるそうだ。それぞれの温泉街湯治場で特徴のある泉質を楽しめる。 初めておじゃまする久田旅館の温泉を楽しんできた。読みは「きゅうでん」久田の地名伝説は義経東下りに由来するのだそうだ。
こちらの旅館の泉質は2種類。
①純重曹泉 : 赤褐色のお湯が特徴
②重曹硫黄泉 : 白濁色のお湯と硫黄の香りが特徴
いずれも源泉かけ流し。
内湯だがのんびり入るには3人が限度かなぁ。 少し温めの湯にゆったりと長めに入るのが好きです。一緒に入ったスキー帰りの若者との会話も楽しかった。がっしりした体格に湯を弾き飛ばす肌が眩しかったなぁ(笑) 露天風呂だが乳白色とあったが無色で少しスベスベ感の湯だった。熱めで連れ合いはお気に入りだったらしい。

 2023.1.4 晴れ     2023バトミントン初練習だ         1
2023バトミントン初練習だ。こちらは男女混合チームです。ほとんどの方が古希を過ぎている。元高校体育教師の方もいて動きは抜群だ。夫婦で参加しているのは私たちを含めて3組。皆さん年金生活者で暇つぶしのバトミントン練習だ。
明後日金曜日は別のバトミントンチームに参加する。植木職人は完全オフシーズンなのでバトミントンで体調維持に努めている。