楽しいセカンドライフ日記    
2024年版 
 2024.5.3  快晴    ◆◆月山を眺めながら◆◆   14
最近忙しくていそがしくて先の短い年金生活者はやるべきことをして悔いを残さぬようにしないと。毎年この時期山形の肘折温泉に行ってるが少し遅かったようだ。なぜ? 暖冬の影響です。月山を眺めながら山菜を採りながら肘折温泉に向かいます。
肘折温泉に着くまでのルーティンがあります。山形に入ったら"ヤナ茶屋もがみ"に寄ります。多種類の旬の山菜が店頭に並んでいるからだ。9時10分前に続々と生産者が運び入れます。
最上町を過ぎたあたりから遠くに月山(がっさん)が見えるようになる。この月山を眺めながら肘折温泉まで行きます。 "五月雨を集めてはやし最上川"は松尾芭蕉の有名な俳句です。どうやら芭蕉さんは舟下りを楽しんだようであまりの流れの強さに驚いたそうです。この日の最上川はゆったりと静かに流れていました。
大蔵村に入って目的の場所で赤コゴミを採りました。2週間遅かったなぁ。遅出のコゴミを枯草を除けながら見つけました。 行く途中と帰りに採ってきた今日の山菜6種類。
特に赤コゴミを採るのがイの一番の目的だった。わたしはウルイが大好きだ。漬物・油揚げと混ぜた炒め物等々どれでも美味しい。
えっ これだけなの? いえいえ これは写真撮り用に並べたほんの一部です。
もうじき肘折温泉に到着です。わたしは雪に被われた月山の山並みを見るのが大好きだ。
7月頃まで雪が残っているはずです。
3時間かけて肘折温泉にたどり着きました。今日の湯の色は無色透明だった。日によって褐色の温泉だったりします。嬉しいことに一番風呂に入りしばし独泉状態。もちろん100%源泉かけ流し温泉だ。
次は蕎麦を食べることに。一番お気に入りの"平吉"では10人ほど外で順番待ち。1時間は待たないと。諦め二番目のお気に入り"まんきち"に行ったら20人程の行列。ショック!!!
それでは混みそうでない"明友庵"でとなった。
ほぼ満席で丁度1席空いていてラッキー。
もうひとつラッキーなのが、雪中熟成そばが食べられるとのこと。秋に収穫した蕎麦の実を雪の室の中で熟成した蕎麦粉を使って打つ雪室貯蔵そばのことです。
わたしは板蕎麦二人前、連れ合いはゲソ天板蕎麦。美味しかったぁ。もちろん最初は何もつけずに水そばで食べる。二度三度と噛めば噛むほど蕎麦の香りとほのかな甘みがふわぁっと感じた。これが雪室蕎麦かぁ~ 話には聞いていたが美味しい~ この建物が雪蔵なそうだ。女将さんが言うにはまだまだ中に雪がいっぱい残っているそうだ。
朝に蕎麦の実を取り出して旦那さんが挽いて打つそうだ。三立てですね。挽きたて・打ち立て・茹でたてのことです。美味しいはずです。

 2024.4.29  快晴    ◆◆ミヤマシキミの花◆◆   13
唱歌の"夏は来ぬ"は子供の頃に歌詞の意味も解からずに歌っていた。解かったのは還暦も過ぎて植木職人となり空木(うつぎ)の剪定を学んでからだ。卯の花が咲きホトトギスの初音を聞くとやっと夏が来たねという歌詞なんでしょう。そのような四季の移ろいは感じられず、未だ卯の花も咲かずホトトギスの初鳴きも聞こえずに真夏日です。先が短い年金生活者は大忙しで遊び廻らなければなりません(笑)
(空木の花の別名は旧暦卯月に咲くことから卯の花と呼ばれている)
荒島です。この島は個人所有なそうですよ。 これがミヤマシキミの花です。花が咲き終わると秋までに赤い実になります。この花が見たくて今日来たのです。この荒島にはミヤマシキミが群生しています。
原生林のままです。タブノキを見ているとその陰に神様が潜んでいるような感じすらします。
南三陸屈指の景勝地神割崎です。リアス式海岸の始まり地点で青森八戸まで続きます。磯まで下りられるように遊歩道があります。海が荒れた日には危ないでしょうね。高校生の頃神割崎にキャンプに来てこういう場所で泳いだことがあります。思い返せば凄く危ないことをしたなぁと思います。二つに割れた奇岩の間から荒波がしぶきを上げながら押し寄せる様子は迫力満点。ここが一押しの観光名所。神割崎の伝説というのがあってこの割れた岩のいわれが語られています。

 2024.4.13  快晴    ◆◆閑暇を持て余し◆◆    12
閑暇(かんか)という熟語を知った。毎年のことだがこの時期はシルバーCからのオファがほとんどない。散歩することと週1のバドの練習ぐらいしかすることがない。まさに「閑暇を持て余す」毎日だ。つまらない日々を過ごすよりチョイと遠くに遊びに行こうとなって、岩手県宮古まで遠出してきた。
ここは三陸を代表する景勝地の1つ浄土ヶ浜。
昔むかし 曹洞宗の和尚さんが「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したそうでその名がついた。
風もなく海は凪で眺めは最高に良かった。リアス式海岸の特徴通りの景観です。 浄土ヶ浜を展望台から眺めた。極楽浄土とはこのような風景を言うのですか?
こちらは碁石海岸。ブラタモリ風に言うと
「リアス式海岸」とは、海水の水位が上がったり隆起していた陸地が下降したりして、山や谷が水没し、深く切れ込んでいた谷に海水が流れ込んでできた地形なそうだ。
このような岩礁がいくつも見える。沖は親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかる世界三大漁場の三陸沖です。
このようなリアス式海岸は宮城県北 南三陸町あたりから青森東南部の八戸市までのようだ。
海が荒れた日には波が岩にぶつかる音がすごいそうです。この日は凪だったけど時折ババーンと不気味な音が聞こえた。

 2024.4.11  快晴    ◆◆いの一番に眺める桜◆◆    11
桜情報満載のSNS上ですが、やっとこちらも満開にキレイに咲きました。広い河川の堤防に咲く桜は見事でひと目千本桜なんてふれこみでニュースになりますけど、こちらは川幅20mくらいの二級河川の出来川に咲くソメイヨシノです。遠くに行かずとも我が家の前の道路なりに咲く枝垂れ桜とソメイヨシノを朝起きていの一番に眺めるのが楽しみだ。
橋の上から撮っていますけどこの先500m桜並木が続きます。この桜並木の下が散歩コース用に整備されている。 この川の水がキレイだったらなぁ。
500m先には素山公園や球場があり桜が沢山植えられています。遊具も整備され子供たちの遊び場になっている。
我が家の玄関から見える枝垂れ桜。毎年委託された植木職人風ではない方が剪定している。
うん 気に入らないねぇ!! 道路側は強く切っても川側は切らないで欲しいねぇ。ツンツルテンの枝垂れ桜はよろしくない。
でもこうして眺めるとキレイだねぇ。咲き始めてから朝起きて一番にこの枝垂れ桜を観ます。
下に菜の花が咲いているでしょ。我が家の庭みたいなもんですからここから100m先までの河川敷の草を私が刈っています。かえすがえすも川の水がキレイだったらなぁ。枝垂れ桜はもっともっときれいに見えるんだけどなぁ。
枝垂れ具合がよろしくないでしょ。町役場の担当者は皆さん若いから面倒くさがってガッチリ切ってねと言ってるんだろうなぁ。ボランティアで私にやらせてくんないかなぁ(笑)

 2024.3.28  快晴    ◆◆「佐藤農場梅まつり◆◆   10
東京の方では桜の開花宣言が出そうだなんてTVニュースで見るが、こちらは梅の花が真っ盛りに咲いている。梅農家の佐藤農場さんでは毎年農場を開放し梅まつりを開いてくれる。もちろん無料開放だ。
伊達政宗が秀吉の命で米沢からの転封先としてここ陸奥国岩出山に12年間居城を構え、その後地の利を考えて仙台に青葉城を築城して移り住んだ。この地は政宗にとって最初の赴任地とも言える。

旧岩出山町の小高い山の上の広大な土地に梅専業農家の佐藤農場がある。梅の花が満開に咲いている。
幾重にも遊歩道がありすべて廻るのに一時間はたっぷりとかかる。とにかく広いですからね。二人でゆっくりいろいろ話しながらお花見をしてきた。 大崎市のシルバーCでは冬季間梅の剪定作業に入る。雪が多く凍れる土地柄なので私は一度も行ったことがなかった。実の収穫時期にもシルバーCに依頼が来る。佐藤農場さんはシルバーなしではやっていけないだろうなぁ。
ここの部分はお花見エリアとして開放している。ピンク・赤・まっ白ととにかくキレイだ。
水戸の偕楽園は観光名所だが、ここは公園でもなく観光名所でもない。梅の栽培農家で善意で梅畑を開放している。ありがたいことです。
とは言っても入り口で梅干しや梅エキスなど加工商品を販売している。
手前の黄色い植木はレンギョウです。去年は同時に咲いて見事でしたが、今年は未だ咲いていない。
受粉のために蜂も飼っていて養蜂場もある。
花を観ているとたくさんの蜂が花から花えと飛び回って蜜を吸っている。連れ合いは蜂の羽音が聞こえるといっているが、私にはまったく聞こえなかった。耳が遠いからねぇ老化ですよ(笑)
しだれ梅は特にきれいだねぇ。花が滝のように流れ落ちているように見えるもの。写真映りが悪いので臨場感はないが、実際はもっともっと見事なものです。 役目を終えた梅ノ木とこれから役目を果たそうとしている若い梅ノ木。役目を終えても、もうひと花咲かせたいと頑張って小さく白い花を咲かせていた。うん わが身を見ているようで"ガンバレー"と声をかけてあげた。

 2024.3.27  快晴  ◆◆「なごり雪」の歌詞が大好きだ◆◆9
カーテンの隙間から差し込む朝日で気持ちの良い目覚めだった。昨日は一日中雪っぷり、今年最後の雪だろうなぁと思いながら炬燵に入りボーっと眺めていた。まぁ いつものことでそのまま眠ってしまったけども(笑)
昨夜のNHKのお天気情報でもこの雪は「なごりの雪」と案内していた。"の"が入らない「なごり雪」は伊勢正三さんが作詞・作曲したかぐや姫のヒット曲だ。わたしはこの曲が大好きです。特に歌詞がとても気に入っている。
  ♬ 汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる
 季節はずれの雪が降ってる
 「東京で見る雪はこれが最後ね」と
 さみしそうに君はつぶやく
 なごり雪も降るときを知り
 ふざけすぎた季節のあとで
 今 春が来て 君はきれいになった
 去年よりずっときれいになった
 【JR駅前大通り鯉の小川】

♬ 動き始めた汽車の窓に顔をつけて
  君は何か言おうとしている
  君の口びるが「さようなら」と動くことが
  こわくて 下をむいてた
  時が行けば 幼ない君も
  大人になると気づかないまま
  今 春が来て 君はきれいになった
  去年よりずっときれいになった
 【昭和45年4月に採用された NTTビルここから社会人の始まりだった。高校の時の友達ともそれっきり、もう53年も昔のことだもの。】

♬ 君が去った ホームにのこり
 落ちてはとける雪を見ていた
 今 春が来て 君はきれいになった
 去年よりずっときれいになった
 去年よりずっときれいになった
 去年よりずっときれいになった

 2024.3.16  快晴    ◆◆志津川湾はお気に入り◆◆  8
きょうは暖かいし海でも見に行こうかとなった。
リアス式海岸の南三陸志津川湾に行ってきた。私のお気に入りの海だ。丁度干潮だったので海水浴場の波けしブロックにへばりついている"ふのり"の収穫をしている様子を見ることができた。たぶん夫婦2組なんだろう。腰を曲げて一所懸命に採っていた。来る途中"魚の三浦屋"さんで1パック300円て売っていた。採っている苦労を見ると安すぎるなぁと思った。
この島は個人所有らしい? タブノキの巨木の原生林でおおわれている。
タブノキの巨木 根元は2人で手を回しても届かない太さだ。
 
Net引用でシキミとミヤマシキミの花。葉の形は似ているが花の付き方が違うようだ。毒性が強く悪しき実の意味のアがとれて「シキミ」という名が付いたそうだ。仏教と深いつながりがあるそうで、毒性があることから邪気を払うということで、仏壇にお供えするそうだ。ただこちらではそういう風習は聞いたことがない。花が咲く5月上旬に行ってよくよく観察してみようと思っている。
この島のいたるところにミヤマシキミが群生している。初めて行った折に気づかなかったが、物知りの先輩に「シキミ見てきたでしょ」と返信をいただいた。チョイと下調べして行きこれだろうということでパチリとしてきた。

 2024.3.14  くもり    ◆◆まぁ それもいいか◆◆      7
やっとこちらも梅が満開に咲きました。2月3月は日によって寒暖の差が10℃程あり体調を整えるのにしんどかった。暖かい日に仕事をしていたので、散歩で行く山の神社の梅の花を見る機会を逃していた。
きれいだねぇ・・・若い頃は咲いてる花を観ても左程きれいだなぁなんて感動もしなかった。でも還暦を通り過ぎ古希に足を踏み入れた頃になりやっと花の美しさを視覚やら嗅覚・触覚などの五感で感じ取れ心穏やかに豊かになるのを覚えてきた。
いよいよ あの世に近づいてきたのだろうなぁ。
まぁ それもいいか。


 2024.2.29  晴れ    ◆◆大満足のいちにち◆◆        6
早く行きたかった。早く食べたかった。早くあの温泉に入りたかった。3か月ぶりに大石田蕎麦街道で美味しい板蕎麦を食べてきた。 美味しかったぁ~ 満腹だぁ~ 大満足の1日だったぁ~
"まんきち"は人気店でも美味しさはトップクラスだ。12時に行ったら1時間待ち。今日は11時入店だ。それでも10人ほどはもう食べていた。
20分待ってキクラゲと大根漬けそしてゲソ天が出てきた。更に10分待って私の板蕎麦大盛。蕎麦が入っている板が新しいのが気に入った。 清潔そうで蕎麦も美味しく感じます。 連れ合いは鴨板蕎麦。チョイと食べてみたが鴨汁が今まで食べてきたうちでイチバン美味しく感じた。連れ合いは大満足。
男湯女湯は定期に入れ替わる。左の男湯の露天風呂の方がわたしは好きだ。連れ合いもそうらしい。湯は単純泉のようだけどヌルヌルスベスベの美肌の湯だ。手で何度もなんども擦って皮膚にねじり込んだ(笑) お客さんが5人ほどいたので写真は撮れず仕舞い。湯上りに決まってマッサージ機に乗ることにしている。 湯上りのマッサージこれが最高に気持ちいい。機械を新しくしたので滑らかに全身もみほぐしトロトロになっちゃう。もう 湯上りマッサージで軟体動物だ(笑) そして最後に血圧計で状態確認。114-78異常なし!!!
奥羽山脈の中腹に長寿の名水がある。必ずここの水を汲んでくる。今年は雪がかなり少ない。 ペットボトル10本。水を口いっぱい入れて蓋をすると新鮮さが長持ちするそうだ。
なぜ? 空気と触れないかららしい。
水の温度だけど冷たいのには変わりないけど、夏に感じる冷たさではない。地下水なので水温が変わらないからだろうなぁ。

 2024.2.22  雪    ◆◆ありがたいことです◆◆   5
なごり雪にはひと月早い。春が来るためにはこのボタ雪が降らないとなりません。10cmほど降りました。今月は暖かい日が多く植木職人の仕事ははかどった。でも剪定した松にはチョイと酷なボタ雪です。風邪程度で収まって欲しいな。こちらに引っ越して7年目だが、以前住んでいた里山でこの雪では午前いっぱい雪かきせねばなりません。今は年寄りに優しい場所に住んでいる。ありがたいことです。

 2024.1.30  晴れ    ◆◆河畔林でクルミ拾い◆◆     4
朝食をとったら今日どの散歩コースを歩こうか思案。んん~ん   曇り空だけど無風で寒くはない。鳴瀬川の土手コースがいいな。となると"採りもの帖"大好きの連れ合いはポケットに袋を忍ばせていくはずだ。
皮が剥がれてきれいでしょ。これを乾かして保存します。何して食べるかって? クルミ餅 クルミとコウナゴの佃煮にして食べます。オメガ脂肪酸が多く含まれ、中性脂肪値を下げたり血管を柔軟に保つ効果があるそうです。動脈硬化に持病がある私は毎日のように食べることにしています。
ゆく河の流れは絶えずして、
       しかももとの水にあらず
奥羽山脈 船形山から流れて来る水はとても澄んでキレイです。特に冬の川水はピュッとキュッと締まってわたし頬をピシッとさせてくれる。
川辺に立って川の流れを眺めるのは大好きだ。
よどみにうかぶうたかたは かつ消えかつ結びて、
     久しくとどまりたるためしなし
鴨長明のように川の流れを見て無常観までの心境には到底たどり着かない。浅学の私ですからこういう"よどみ"を見つけると子供の頃に釣りをした思い出だけが蘇る。
土手に上ると気持ちが晴々します。子供の頃は土手のすぐ近くに暮らしていた。ずっと向こうに見える山は奥羽山脈の船形山です。秋に夕日が落ちる夕暮れの景色はたまらない。枕草子の第一段でいうところの「秋は夕暮れ」の景色そのものだ。 連れ合いは"採りもの帖"大好き人間だ。ただ散歩で歩くのはもったいないそうだ。河川敷の林を「河畔林」というそうだ。ここの河畔林にはクルミの木の大木がたくさんある。
クルミです。秋に収穫するのが普通だが今頃でも大丈夫。むしろ12月~1月の方がいいと思っている。なぜ? クルミの厚い皮が腐っていて拾った後の処理が簡単です。水で3回ほど洗うとキレイになります。 洗い終わったらベランダに1日干します。後日二階の物置部屋に保存して少しずつ食べます。

 2024.1.20  晴れ    ◆◆海を観に行こう◆◆   3
暖かい風が頬を通り過ぎる。凄く暖かい もう春が来たのか? 毎日家でジッとしていると滅入ってしまう。ヨシ!! 東松島市の「台湾料理 福興閣」でランチを食べ海を観に行こう。
本日のランチは五目刀削麵 餃子セット¥990円 安い!! 美味い!!清貧の年金生活者にはコスパが良くありがたい。夕飯はお茶漬けサラサラだけにしよう!!
野蒜海岸です。凪の海でもここは打ち寄せる波が高い。ずっと向こうに見えるのが牡鹿半島。そのまた 先が金華山三陸沖の漁場。特に今の時期の金華サバは身も厚くよく締まり脂がのってすごく美味しい。旬は9月~1月ごろまで。 震災津波前まで海水浴場として人気の海辺でした。わたしたちも子供を連れてよく来ました。
泳ぐというよりも波打ち際で遊ぶ感じかな。
今日の散歩はこの防潮堤と砂浜歩き。海辺を連れ合いと腕を組んで歩くと40年前のあの気分に?
いとおかし ・・・(笑)

 2024.1.13  くもり      ◆◆大河視聴率最低◆◆     2
大河ドラマで平安時代を取り上げるのは初めてなそうだ。興味津々で一回目を見たが視聴率は歴代で最低なそうだ。なぜ? 「源氏物語」を書いた紫式部のイメージから古文や和歌はとっつきにくい・難しい・なじめない で敬遠されたのかも。二十歳の頃 現代語版の源氏物語に挑戦し第1帖の「桐壺」で挫折、内容もほぼ覚えていない。なので今回の大河にすごく期待している。
大河の脚本の出何処は「紫式部日記」から書いたらしい。そうなればもう一人清少納言も出て来るはずだ。この二人はライバルなんですよね。宮廷に上がって仕える人は違えども仕事内容は同じで、身の回りの世話と和歌などの家庭教師そしてお話相手。式部は長編連載小説源氏物語をかたや少納言は随筆枕草子を書いている。視点外れかもしれないが、この二人の関係を中心に大河を見ようと思っている。
今回の大河を見るのに少しの予備知識が必要かなぁ。なにせ大勢の人が出てきて誰が誰だか分からなくなりそうだ。でも最低この図の相関関係を知らないとね。藤原姓の人物が多くてこんがらがってしまいます。文学的要素が前に出がちだが、本質は宮廷内での主導権争いの権力闘争。それも兄弟肉親で争うのだからドロドロしている。その中で平安文学文化が花開いたことは案外のんびりとゆったりした世情だったのかもしれない。 この図は中宮様に手ほどきをしている女房の 紫式部か清少納言。中宮(皇后)定子は少納言が書く明るく快活とした随筆枕草子を好んで読み、かたや中宮彰子は式部の色っぽい源氏物語を興味津々心ワクワクに読んだことだろう。そしてどちらも宮中に広まっていったんだろうなぁ。
大河の主人公紫式部。とにかく才女で内面は勝気らしいけど宮中で生きていくために押し殺し何事も控えめに才もひけらかせずにいたそうだ。でも源氏物語の中ではそういった心のはけ口に三人称で光源氏と貴族の娘達との恋物語を書いたのかも。動機は分からない。チョイと斜め下から色男光源氏を中心にのぞき見の構えで書いたような気がしてならない。無学な私から見れば色恋沙汰をネタにした文学的な恋愛小説かな? こんなこと言ったら凄く怒られそう。
注: 源氏物語は宮中に上がる少し前から道長の勧めで書いていたらしい。
一方の清少納言と言えば春はあけぼのから始まる一人称で書いた「枕草子」は日本三大随筆のひとつだ。高い教養や才能を持ち、優れた感性やセンス 機転を持ち合わせていたそうだ。明るく勝気な性格だったらしい。
わたしの印象では陰の式部より陽の少納言の方が好きだなぁ。昨日早速図書館に行き枕草子の本を借りてきた。何ページ読めるかなぁ(笑)
注: 宮中に出仕したのは少納言が早く、定子の死をもって宮中を下がっている。その後3年ほど経ってから式部は彰子に仕えるため宮中に上がった。二人は同時期に宮中には居ない。

 2024.1.6  くもり       細やかな抱負◆◆       1

今年73歳になるこの身だが、随分と生きてきたなぁと思っている。この先 生きて10年だろうから心の負担になることは避けて暮らそうと思っている。それに楽しみとして美味しい食事かなぁ。山形の蕎麦街道食べ歩きは今年も継続。美味しいラーメンや海鮮丼そして回転ずしかな(笑) 年金生活者なのでそれくらいしか思い浮かばない。まぁ兎に角美味しい食事と健康スポーツで今年も乗り切ろう。