2024年版
             シルバー植木職人萬譚
 2024.11.1 晴れ  ◆◆77歳の新人植木職人◆◆         18
長年植木を粗末にしていた庭に行ってきた。現調時に剪定より伐採を勧めたらあっさりそうしてくださいとのこと。立木をほぼ伐採したらすっきりと明るい庭に大変身。すごく喜ばれました。
フェンス沿いに無意味なベニカナメの垣根がある。枯れているものもあり見苦しい。そして狭い庭に所狭しとサツキやツバキなどゴチャゴチャ状態だ。
77歳の新人さんが今日の主役だ。チェンソーで次々と伐採。楽しそうに仕事していた。男っていくつになってもこういう仕事が面白いんだよなぁ。 草取りまではオーダーに入っていない。
草刈り機で刈ればもっとキレイになったのに。
サッパリしたでしょ。 ゴミは通常クリーンセンターで焼却するのだが、40cmくらいにこまくしないと受け付けてくれない。なので廃棄物処分場にそのままの状態で持っていく。
ここで木材類はこのようにチップに加工する。 燃料用のペレットを作る会社に販売しているとのこと。

 2024.10.5 晴れ  ◆◆気楽だねぇ◆◆  17
秋雨前線が出たり入ったり不安定な空模様だ。今日は青空で清々しい。勿体ないので仕事に行ってきた。年金生活者に土日なんて関係ない。空模様が悪ければ休むし、晴れれば仕事する。気楽だねぇ。
門口前のナツツバキ。シャラノキともいう。
夏にツバキに似た白い花が咲きます。
朝に咲いて夕方に散る。
1年経つとモジャモジャ状態。
透かして剪定すると気持ちいいねぇ。

 2024.9.24 晴れ  ◆◆77歳の新人職人さん◆◆    16
やっと涼しくなった。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言った慣用句ではあるが、ピッタシ当たりました。汗もかかずに剪定作業を終えた。77歳の新人さんもイキイキと働いていた。
春に立木だけの剪定に入っていて、今回はサツキなどの丸物の剪定が主だ。
77歳の新人さんはとにかく丁寧に仕事をする。見ていてじれったくなるほどだ(笑)剪定ツールは良いものを揃えていて、道具を集めるのが趣味のようだ。ピカピカに磨いてさも切れそうだ。 ゴミ集めも隅々まで丁寧にかき集める。このレーキも大きいのから小さいのまで数種類持っている。テキパキとゴミ集めをする姿は見習いたい。
腰に下げている剪定鋏ケースも真新しいでしょ。現役時代は精密部品メーカーに勤めていたそうだ。
低木主体のスポット仕事をお願いすることにしている。
シルバーC植木班の最高齢Gは85歳のリーダーと77歳の会員さんです。30℃超えの酷暑でも朝から晩まで毎日仕事していたそうだ。とてもとても真似できない。7月8月は休んでやっと最近仕事を始めた。これからは77歳の新人さんを交えてキレイな庭にしていきたい。

 2024.7.16  くもり  ◆◆今夏ラスト赤松剪定◆◆     15
今夏 最後のラスト松の剪定に行ってきた。青息吐息の赤松に去年の春にメネデールとぼかし肥料を与え一年経過したので剪定に入った。順調に回復して勢いのある新芽を沢山だしていた。新芽を摘み古葉を落としあまり透かさない程度に剪定してやった。午前で完了。
勢いの良い新芽を落とす程度に剪定。
新芽のもみあげはしない。
かっこ良い枝ぶりはもう無理なのでカラッと涼しげにさえすれば良い。
もともと枝ぶりの良くない赤松で、ご主人が番線を巻いて枝の流れを整えようとしていた。
その番線を外さないので食い込み枝がかなり弱っていた。その後ご主人に外して頂いた。
去年の春にメネデールを入れています。
3本同時に入れました。ただ4月に入ったらメネデールは入れない方がいいです。ドリルで穴を開ける訳ですが、ヤニが出て容器の出口を塞いでしまう。半分くらいしか液が入らないで終わった(反省)
メネデールと一緒にぼかし肥料を入れると効果抜群だ。3か月後に2回目の追肥するとさらに良いようだ。ぼかしの場合ゆっくり長く肥効があるので植木には最適です。

 2024.7.6         ◆◆午前7時スタート◆◆      14
9月まで植木職人休業しようと思っていたが、心優しいお得意様のおばぁさんからの依頼で断れなかった。ただ午前7:00スタート正午まで就業ということでご承諾いただいた。
コノテカシワが玄関の両脇にドンと構えています。前回透かし剪定しませんかと提案したが今度ねと延期されていた。私は忘れていたんですけどね。透かし剪定してくださいと言われたが、酷暑で無理なので今秋にすることにした。
元国鉄職員さん老夫婦の小さなお庭です。
行くたびに庭木1本ずつ伐採します。
今年はオンコの丸物が標的にされた。
刈り込み剪定コノテカシワの欠点は割って中を覗けば枯れ枝がごっそりあることです。今回中枝を大雑把に切り除いた。秋に表の小枝の部分を透かせばいいはずだ。
おばぁさんの気分転換は草取りなそうだ。
ふぅぅん そんな気分転換方法あったんだぁ。
なのでキレイなお庭ですよ。
ここは高台で前は田んぼで眺めがすこぶる良い。なので南風が真向に当たる。枝垂れモミジの枝の流れははすべて風向きに流れている。剪定も基本通りにはいかない。
次回はこのチャボヒバを伐採する予定。
シャクナゲなどの花木を植えるそうだ。
チャボヒバを眺めるより花を眺めた方がいいからね。
おばぁさんお手入れのお庭です。所狭しと植えてあるのでお掃除が大変でした。右端に伐採したオンコの丸物があったんです。おじいさんディサービスに行ってる間に伐採、反対されるかもしれないからなそうだ(笑)

 2024.6.30         ◆◆新芽作りその後◆◆  13
5月25日に剪定してきた黒松と赤松。新芽作りで古葉を全て落として剪定した。枝ぶりは最初から良くなくこの先も改善は望めない。とにかくカラッと涼しげに剪定してやりたかった。その後どうなっているか確認に行ってきた。まぁ 散歩がてらなのでそう大げさなことではない
5年前から毎年剪定に入っている松です。1年経てばこの荒れようだ。元気の良い松ですね。
右が黒松左が赤松。玄関前の小さい松なので午前で完了。赤黒どちらも剪定できるので毎年楽しみではある。
脇の短い芽だけを残し他はすべて落とした。
芽が少し開いてきたので初めての経験だが古葉を全て落とした。ツンツルテン状態(笑)
新芽作りした時には葉が無く寂しい感じがし最悪枯れるのではと心配もした。ひと月が過ぎ葉もだいぶ開いて案配の良い状態となっている。 まだ完全に開いてはいない。丁度今がイチバン良い状態だと思う。このままでいて欲しい。 お盆頃にはどうなっているかなぁ。それを見るのも楽しみ。

 2024.6.28         ◆◆3日間松の剪定◆◆    12
3日間松の剪定に行ってきた。春にシルバーCから垣根の剪定で入っている。その時に松の剪定しませんか? と営業活動。その縁でこの仕事を戴いた。
今まで植木屋さんが剪定したことはなかったそうだ。50代のご主人が我流で剪定していたそうで、枯れ枝ごっそりの松だった。うんん シルバー植木職人ではなく、本物の植木職人として働いてきた。
枯れ枝を沢山落としているので生きている枝(新芽)は多く残すようにした。今回はこの程度で我慢だね。
枝ぶりは悪くないので3年くらい続けて剪定させてもらえたらもっと出来上がりが良くなるだろうなぁ。 枯れ枝を全て落とすと穴がいっぱい空いた。
でもしょうがないね。逆に意識して透かさなくても枯れ枝落としで案配良く透けていい感じ。
松3本きれいに仕上がったら他の未剪定の植木で見栄えが悪い。なので軽く剪定してやった。ここの部分はサービスだね。さすがにチャボヒバまでは手を付けなかった。 門口前の五葉の松。コミコミ枝で忌枝多く大雑把に切り落として今回はここまで。いっきに形よくとはいかない。

 2024.6.7         ◆◆植木屋仲間と◆◆     11
植木屋仲間と2年手つかずの荒れ庭の剪定に行ってきた。今日の親方は厚夫さん。仕事を受けた方が親方と決まっている。皆さん退職して造園科で学び植木屋さんになりました。いえいえ 造園科の学校はそれぞれ違います。不思議な縁です。きっかけは忘れちゃいました。 自然と仲間になって10年経ちました。
玄関前の暴れの松。2年手が入っていない。基本どおり太枝忌枝を無条件に落とし、残った細い枝で枝の流れを整えた。かなりスケスケ状態。
ジャングル金木犀です。一度も中枝を落としていずコミコミ忌枝だ。
のこぎりで切りまくりました。半分強の枝を落とした。まぁ次の剪定はたぶん2年後だろうから、そのころにはまたコミコミ状態になっているはず。でも中枝を落としているので幾分剪定しやすいかも。
まだ蜂がうるさくないのが幸い。蜂が最も好む荒れ状態。6月末だったら危ないあぶない。
モミジをかなり切り戻してチョイと小さく整えた。切りすぎ? んん~ん そうかも(笑)
実はこの方法が時間短縮なんです。バッサバッサ ノコギリ剪定ですからね。
厚夫さんがアタックしていた五葉の松。タイムアウトまじかだったので今ちゃんが応援。
こちらもかなりのスケスケ状態に剪定。
厚夫さんは松の剪定大好き人間だ。今ちゃんから伝授された技術でスキルアップ。
師弟関係です。右が師匠で左が弟子(笑)

 2024.5.27         ◆◆感謝しかない◆◆        10
シルバー植木職人歴もうじき10年になります。人との出会いも 仕事の出会いも、そして働く喜びを味わえることもすべてに感謝です。いつまでもずっと ずう~っとこういう日が続きますように。
こちらの庭に入ってもう5年程になります。年に3回も入るんですよ。きれい好きなんですよ。 だから私も最後のお掃除はしっかりキチっとすることにしています。当たり前ですけどね。
御覧の通り小さな ちいさなお庭です。朝一番に草を刈ります。よその班はしませんけど私はするんです。だって喜ばれるもの。植木職人としては当たり前なんですけどね。シルバーCはワークシェアリングなんで草刈りは別に草刈り隊の範疇なんです。よその職域を侵してはなりません。

 2024.5.25       ◆◆古葉付けずに新芽作り◆◆     9
そよ風が吹きとても清々しい。毎年この時期剪定依頼が来るお得意様に行ってきた。奥様はチャングムのお母さんです(笑) 韓国人で行くと何かしら韓国料理をゴチしてくれる。今日は本場風キムチ。美味しかったかって? 正直日本人の私の口には合わない。辛くてからくて甘みが足りない。だが韓国直送の海苔は美味しかった。
新芽が少し開いてきたので古葉をつけずに新芽作り。赤松なので芽が弱く気を付けないとすぐに折れてしまう。多めに芽を残し最後の仕上げで適正数にして完成。赤松なのでもっと柔らかく仕立てたいのだが・・・

 2024.5.17       ◆◆なんとか形だけは◆◆  8
「持つべきものは友」とよく言います。 友人に助けて貰ったようなとき言う言葉です。暇を持て余しつまらない毎日を過ごしていた。週いちのバドの練習に行った折松の剪定を頼まれた。今の私には助けてもらったというのが本音だ(笑)
枝ぶりの良い松が3本並んでいたがなにせ3年ぶりの剪定なそうだから特に黒松は見るも無残な状態だ。コツコツ剪定してなんとか形だけは作った。

この時期植木が芽吹いて成長が活発だ。赤松と五葉の松です。12尺の三脚でやっと届く高さだから私にしては難儀の部類。雄花の花粉でくしゃみをしながらコツコツと剪定した。丁寧にていねいにを心がけて剪定した。枝ぶりが良い松なので仕上がりは上出来の自己満足。
暴れ黒松。3年前の植木職人さんは5年ほったらかしのこの松を剪定したそうだ。私はそれから3年後の今日剪定した訳です。まぁ 暇つぶしにはいいかも・・・シルバーCに入って初めて松を剪定させられたのもこのような松だったのを思い出した。それ以来の暴れ松です。 ノコギリ剪定ですよ。ご主人曰く「この松で剪定の仕方教えてください」だって。30分くらい説明しました。終わったら岡常の植木鋏と剪定鋏それにノコギリを買うことにするそうだ。やる気はあるようだ(笑)
金木犀はおにぎり状態だ。これをできるだけ小さくしてチョウダイということだった。こういう仕事得意だねぇ。好きなんですよ。だって 出来上がりを見て違いがはっきり分かるもの。まずはいつも通り忌枝・太枝を無条件で切り落とす。大雑把に透かして枝先を元まで切り戻す。言うは簡単だけど半日たっぷりかかりました。カラッとスッキリと仕上がりました。初秋に咲く花ですか? まばらには咲くでしょうけど今年は諦めて貰いました。

 2024.5.4       ◆◆春仕様にスッキリ剪定◆◆   7
五月晴れの今日は剪定仕事をするに最高のお天気です。25℃だったそうで汗もかかずに気分よく剪定することができた。春の陽気の中で二日間ゆっくり剪定だ。こういう仕事いいねぇ。
去年と同じように剪定してくださいとのご要望。ただ こちらの奥様のご要望は花が咲かないように剪定してくださいです。なぜ? 落ちた花が汚く見えて片付けるのが嫌なそうだ。こういう注文は初めて、ふつう花がたくさん咲くように剪定してくださいなのだが・・・ 逆にこの時期咲かないように剪定するのは難しい。だってこれから花芽ができるからね。
2年連続で剪定に入った。1年でこれだけのびました。去年もかなり透かしたんです。左程荒れた庭にはなっていない。
春仕様に透かして剪定しました。今の時期の剪定は植木にとってはうれしいはずです。去年の暑苦しい上着を脱ぎ棄て新芽で着替えができますからね。かなり透けてるでしょ。1本いっぽん鋏仕上げです。根気のいる仕事です。

 2024.5.4       ◆◆自己研鑽でドウダン透かし剪定◆◆  6
今年の2月に剪定に入りドウダンだけは花を観てから剪定することにしていた。切り戻し透かし剪定の自己研鑽で4時間かけてスカッと剪定完了です。キレイでしょ。バリカン剪定だと15分もあれば完了ですね。料金比較すると時間当たりアバウトで
シルバーC料金では
バリカン剪定≒300円
ハサミ剪定 ≒5.000円
植木屋さんでは
バリカン剪定≒500円
ハサミ剪定 ≒8.000円
普通これくらいの形だと剪定はしないケースだ。
シルバーCの職人さんは切り戻し剪定はほぼしない。バリカン職人ですからね。バリカン掛けは早くて上手ですよ(笑) わたしのバリカン掛けはへたくそです(笑)
亡くなられたご主人が長年バリカン剪定していたそうで枝をかき分けたら御覧のとおり。
お空が見えません。
基本はまず枯れ枝を落とし、越境枝を外し、太い枝を切って細い枝で形を作るようにする。
青空が見えるようになりました。植木は中まで陽が射して気持ちいいだろうなぁ。

 2024.4.18          ◆◆久しぶりの垣根剪定◆◆   0
久しぶりのオファでした。マサキの垣根剪定です。整った垣根だったので仕事はしやすかった。天端を下げて透かしてくださいのオーダーです。毎年バリカン刈り込みだけだったそうでかなり太い枝が前に出ていた。できる限り太枝を切り落としたら程よく透けてきた。
やっぱり仕事に行くと気分良いねぇ。汗もかいて晩酌のビールの美味いこと(笑)

去年までご主人が剪定していたそうだ。普通のお宅でこの状態ならばまだ剪定はしない。おばあさんの豊富な年金小遣いでシルバーCに依頼したそうだ。 容姿が余裕の表情でしたもの。ありがたいねぇ~ 強く刈り込んでくださいとのことでしたがこの程度で了解戴いた。

 2024.3.5          ◆◆枯れ枝ごっそり ◆◆ 5
寒の戻りでしょうか先の春めいた暖かさはどこに行ったのでしょう。朝晩雪がちらついてチョイと寒いです。2月に予定していた剪定を完了してほっとしている。黒松1本赤松1本の剪定でした。この時期の仕事としては丁度良い。
去年まで本職の職人さんが剪定していたそうだ。開けてびっくり枯れ枝だらけのぶつ切り剪定だ。シルバーの植木職人は下手くその評判が定着しているが、シルバーよりもっともっと下手くそです。堅い枯れ枝で難儀なんぎで剪定鋏が悲鳴を上げた。今年はここまで。
赤松こちらも枯れ枝ごっそり。
右手が腱鞘炎になりそうだ。ノコギリも使いましたよ。松の剪定にノコギリはめったにないですけどね。

黒松の剪定で出た枯れ枝の一部。ご主人この枯れ枝をお風呂の焚き物にするそうだ。
とにかくマメなご主人だ。お金がかからないように節約生活を心がけているのがわかる。
今時お風呂を薪で沸かしているお宅は超貴重(笑)

 2024.2.19          ◆◆春はあけぼの ◆◆    4
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは・・・
少し遠い現場に行くのに早起きしないとなりません。起きて窓を開け東の空を見るともうじきお日様が顔を出そうとしている。
今朝も「春はあけぼの」気分の暖かい朝だった。5年続けて剪定させて頂いている。以前シルバーCの腕の良い職人さんが剪定していた松だ。キリっと切り戻して古葉を外して完了だ。揉み上げですか? まだ2月なのでそこまではしませんでした。
シャクナゲは毎年沢山の花芽を付ける。もう蕾は大きく膨らみもうじき咲きそうな感じだ。
正直に日の当たらない枝の蕾は小さく情けない表情だ。悪いねぇと言いながら切り落とした。
葉が沢山生い茂って重たい感じ。葉の中からヒョイと蕾の頭がお日様に向かって突き出ている感じだ。これから古葉を落としお日様がいっぱい当たるように剪定してやった。

 2024.2.13          ◆◆暖冬なので ◆◆         3
例年であれば2月までオフシーズンなのだが、暖冬なので剪定に入りました。近日中に御法事をするそうなので急いでいたようです。亡くなったご主人が剪定していたそうだが、刈り込みだけの剪定だったのでかなり混みこみで重たそうな庭木だった。
典型的な素人剪定だったので枝の流れなんかお構いなしの状態。久しぶりですよこのような暴走松。
時間はたっぷりあるので松と会話しながらのんびりと剪定しました。
3年剪定していなかったのでぎっしり葉が詰まった椿は息苦しかった。半日かけてやっと剪定し終わった。透かし剪定は根気の剪定だね。花芽がだいぶついていたのでこれだけ透かしても充分花を楽しめそうだ。 4時間かけてここまで透かし剪定。最後の方は飽きちゃいました(笑)ここまで透かすと気持ちいいですね。

 2024.1.9          ◆◆ 今年の初仕事 ◆◆    2

立春も過ぎ三寒四温の季節となりました。今冬は例年に比べかなり暖かい。雪もサラッと3度くらいしか降ってません。
今年の初仕事として2Hの梅の木の剪定に行ってきた。
去年剪定して2年目の今年は徒長枝を外す程度の軽い剪定とした。花芽がかなり付いていたのでお客さんもいっぱい花が咲くのを楽しみにしているはずだ。枝先を詰めて剪定すると花芽が付きやすいと教わったのでそのようにしている。その成果が出たのかなぁ。
黒松がかなり弱っていて去年メネデールとグリーンパイルを打ちこみかなり回復してきた。今年は浅く穴を開けひとつまみ完熟有機ぼかし肥料入れた。完熟有機ぼかしなので少々根に当たっても大丈夫。即効性は無く少しずつ長ーくゆっくり効きます。 樹木の周りに20cm間隔で穴を開け、入れ込んでサラッと穴を塞ぐ。4月下旬にもう一度入れる事にしている。(お客さん実施)
もうひとつ米糠を一面にばら撒きレーキでかき混ぜておいた。表面でゆっくり発酵し雨が降れば少しずつ肥料分が根に染み込んでいくだろうとの算段だ。以前里山で暮らしていた時の成功体験を生かしてみた。

 2024.1.5          ◆◆ 課題の克服 ◆◆     1

植木職人歴10年が過ぎた。2024年もシルバー植木職人を続けたい。
毎年課題を見つけ克服しようと努力してきたが、頂点が見えそうで見えない。 奥が深いねぇ。
今年の目標ですか?
切り戻し透かし剪定の更なるスキルアップです。
程よく枝葉を残す剪定が理想だが、夢中になるとどうしても伐りすぎている。 季節毎に濃さを変えられるスキルを身につけたい。