シルバー植木職人萬譚   2023年版
 2023.11.16 晴れ     ◆今日でClose    19
シルバーC植木職人の仕事は今日でClose。おかげさまで今年もお客様に恵まれました。ケガも無く事故もなく無事に終わることができました。
タバコ休みでゴチになりました。こんなに出してもらったのは久しぶりです。タバコ休みの無いお宅さんもいますからね。何が美味しかったかって ? 玉こんにゃくです(笑)
(注) タバコ休みとは
10時と3時のいっぷく休憩の意。その時間にたばこをいっぷく吸えるからでしょうね。

こちらのチャボヒバは経験2年目の73歳の相方が剪定しました。
だいぶ上手になったでしょ。
いえいえバリカン剪定はしなかったですよ。
葉切ハサミで剪定していました。
去年まで1人親方の植木屋さんが剪定していたチャボヒバ。割ってみると枯れ枝枯れ葉がぎっしり。わたしの行くところのチャボヒバはほとんどがこの状態だ。その度に根気よく忌み枝を落とします。時間は3倍も4倍もかかります。
形の良い姿になるには3年位かかるでしょうね。
でもきっと経費節約の為来年は剪定しないでしょうね。
主な植木はチャボヒバ6本とハナミズキそれに青息吐息の黒松。
諦めて伐採を勧めたが可哀そうだから何とかしてと言う。
樹木専用の肥料を与えて来春まで様子を見ることにした。

 2023.10.31 晴れ     ◆早贄を見つけた 18
小さなお庭の剪定に行ってきた。おばあさん独り暮らしでご主人との思い出のお庭なそうだ。去年忌み枝を根気よく外し切り戻して透かし剪定をした。おばぁさん気に入ったらしく今年も透かししてくださいのオーダーだった。徒長枝を外すだけの軽い剪定だったが、モズの「はやにえ(早贄)」を見つけた。野鳥は冬の準備だねぇ。
「贄」とは 神に供えるささげ物。また、天子に献上する魚や鳥などの食物。 という意味なそうだ
 2023.10.24 晴れ     ◆いちゃいましたぁ〜 17
チェンソーのリコイル紐が切れてしまった。直せるかと思ってネジを外しあれこれ触っていたらバネが外れてバラバラ状態。使い物になりませ〜ん(涙) 親方に話したら「チェンソー持って行け」と言う。運よく戴いちゃいましたぁ〜(喜)
【後日談】
連れ合いは燃えないゴミとして出すと言うが、なんか勿体ないと思い「欲しい方あげます」と張り紙して家の前の道端に置いていたら、通りがかりの若い方が戴きたいと申し入れがあった。もうどうぞどうぞ!!!
一昨日親方と剪定していたら、棕櫚の木4本伐採を追加された。親方自分のチェンソー使うの嫌って私にチェンソー出して!!と言う。しょうがないね 親方に貰ったものだからなぁ。 棕櫚の木を切るとこのように棕櫚の皮が絡みます。誰でもしたがらない作業です。
カバーを外しゴミを丁寧に歯ブラシを使って取り除きます。
組み立てて最後にソーチェーンの張りを調節します。
丁寧に角度30度に保ちながら丸ヤスリで砥ぎます。今回は苦労を掛けたのでヤスリを5回当てた。通常は3回ですけどね

 2023.10.17 晴れ     ◆ご指名戴き◆    16
わたしがシルバーで剪定しているお庭の中でもトップクラスの立派な庭です。ひとり仕事で4日間かけて完了した。
2年前まで本職の植木屋さんが剪定していた。去年から入らせていただき、今回はご指名をいただきありがたいことです。
めぼしい植木は無く鳥海山の庭石が程よく入って整ったお庭です。
今年はチャボヒバ10本を親の仇に見立ててアタック。中を開くと一度もゴミ落としをせずに表面だけ刈り込み剪定していたのが分かる。
これが本職の植木屋さんの仕事? たぶん偽植木屋だね。今回右の写真のようにしました。
去年この赤松の剪定では難儀なんぎの連続だった。枯れ葉枯れ枝がぎっしりですべての枝が忌枝状態。枝の流れが整うまで後2年はかかるでしょうね。 草1本無いお庭です。おばぁさんが早起きして草取りをしているそうだ。なので切り枝1本残さず集めなければなりません。

 2023.10.8 晴れ   ◆気の合う仲間   15
植木屋仲間と楽しい二日間でこだわりの剪定をしてきました。江戸時代から庄屋さんを務めていた旧家に5年続けてお呼ばれです。いえいえシルバーCの仕事ではないですよ。れっきとした造園屋さん仕事です。やってることは同じですけどね。でも チョイと気合の入り方が違います。
真ん中が親方、イチバン気の合う仲間だ。
退職してからの第二の現職の気持ちで働いている。やっとわたし本来の仕事にたどり着いた感じかなぁ。楽しいくやりがい度を感じながら剪定している。
わたしは樹齢250年の「あいぐろ松」の剪定です。枝の流れがわたし風なのでとても剪定しやすい。
茅葺屋根をガルバリウム鋼板で覆った家屋。
兎に角デカい。ここに奥様ひとり暮らしです。
手前のサツキはこちらの奥様の剪定です。上手でしょ。
向こうの屋根はお客様宿泊用の家屋です。普通の居宅並みの大きさです。
が2棟あります。お宝が入っているの?と聞いたら「ガラクタばっかし」というお返事。
昔の生活用品が入っているようだ。
庭木のすべてが大木です。わたしでは剪定不可能だ。
本職の植木屋さん担当です。
わたしがチャボヒバの剪定するときはバリカンのみだが、
彼らはバリカン+葉切長鋏で仕上る。丁寧なんだよなぁ。
私はシルバーカットなんで・・・(笑)
藤棚いっぱいのジャングル状態の蔦をバシバシ切りまっくてカラッとスッキリ。このように剪定すると奥様ご納得。花が咲くかって? 
程ほどに咲いてるそうです(笑)

 2023.9.22 晴れ   ◆少し不満かなぁ   14
真夏日から急に涼しくなり仕事のしやすいこと。夜もぐっすり寝られ体調良好。ひとり仕事で3.5日かけやっと剪定し終わった。こちらには去年も入り2年連続での剪定だ。当初は松とチャボヒバの身の剪定だったが剪定の様子を見ながら本数が増えて行った。シルバーなんで剪定スキルに不安があったのは見えみえ。今年は全ての植木の剪定となった。認めていただいたようで嬉しかった中でも少し不満かなぁ。
2年連続で剪定に入らせていただいた。去年は遠慮して抑えて剪定した結果かなりボウボウ状態。 わたしのイチバン嫌いなチャボヒバの剪定。
新人の頃毎日葉刈り鋏で剪定させられた。右手が腱鞘炎になりましたからね。今では短いバリカンでスイスイ。半日で完了した。
向こうの景色が見えるまでに切りまくった。 東側の黒松。長年同じ場所で切っていたのでコブだらけ。イチバンしんどいパターンだ。コブをできるだけ落とし細い枝を多く残すように剪定。枝の流れが良くなるまで3・4年かかるでしょうね。

 2023.9.9 晴れ   ◆本職の植木職人として  13
昨日今日と二ヵ月ぶりの植木職人だ。植木屋仲間の親方からのオファで本職の植木職人として働いてきた。昨日は26℃で今日は29℃熱中症になるような気温でなかったのが救いだった。
松の木5本とツゲの木5本それにツバキ1本が私のノルマです。2か月振りの仕事でしたから夕方にはげっそりとバテました。
来週からはシルバーCの植木職人で活動再開だ。予報では30℃以上にはならないようです。
2年前に剪定に行ったとき除草剤の影響で青息吐息状態だったが、社長がメネデールを入れた効果でだいぶ回復してきた。ピョイと伸びた新芽を落とし古葉をササっと落とすにとどめた。 数年前までもっと高さがあって枝ぶりの良い松だったらしいが、高さを半分に切り落したそうだ。わたしは3回目の剪定に入らせて頂いた。
この松もバッサリと半分に切り落したそうだ。松の剪定はお金がかかるので低くして簡単に済ませるようにしたそうだ。
松が可哀そうだねぇ
この松は高さが3mほどなので安泰だ。
こちらのお庭は1年おきに剪定に入る。噂ではかなり裕福なお客様らしいが、おばあさんのお小遣いで剪定するらしい。お上品なおばあさんでしたよ。

おにぎりのようなツバキですごく息苦しかった。バッサバッサと切り落としスッキリ。太い枝を切り落して細く弱い枝で形を作るようにするのが俺流だ。以前刈り込みしていたようで中はギシギシ状態だった。花芽ですか? 
大分切り落としたので来春は花数が少ないでしょうね。

 【コメント紹介】
 Isamu Saito
 このような「すき方」やっぱりいいですねぇ〜
 西崎孝太郎
 Isamu Saitoさん 
 剪定の仕方は人それぞれです。チョイと透かして輪郭を奇麗に刈り込むと
 いかにも剪定しましたぁとなります。わたしはこのように自然風に仕上げる
 こと にしています。
 1時間はたっぷりとかかります。

 2023.8.18 晴れ   ◆メネデール注入その後 12
今年の立秋は8月8日だった。暦の上では秋だが残暑がかなりキツイ。日中はエアコンの部屋でPC相手に暇つぶしの毎日だ。でも朝4時30分に起き身支度を整え1時間の早朝散歩は欠かさない。その途中5月に弱っている黒松に植物活力液メネデール注入のその後をパチリとしてきた。
連れ合いと1時間の早朝散歩。6.000歩ぐらいかなぁ。汗びっしょりですよ。おかげで朝食を美味しく食べられるし、体重は68Kg前後とベスト状態だ。植木職人が始まるまでの準備運動のつもり(笑)
【1件目のお客様の例】
シルバーCの職人さんが最悪の1月の酷寒期に松の剪定をしたら半枯れ状態。春に散歩で通りかかりメネデール注入を勧めた。メネデール2本とグリーンパイル3本を打ちこんだ。
注 : 剪定したのは私ではありません。真夏と真冬の剪定は控えることにしています。剪定で肌着1枚にされたら熱中症にも肺炎にもなります。
茶色く枯れた枝葉は回復しないが、新芽は葉の色も良く勢いもでてほぼ回復したようだ。
打つ時期を考慮すれば効果はあるようだ。今回同じ穴に2本入れたが、穴を2つあけ別々に2本打ち込んだ方が良いようだ。

【3件目のお客様の例】
根に優しい「ぼかし完熟肥料」を使ってみた。
グリーンパイルより安価だし、きめ細かく根の周りに施せる。
米糠は精米所からタダでもらえる。以前冬の間に畑にばら撒いて耕し化成肥料の節約に努めた。その経験を活かし今回施してみた。
メネデール3本・ぼかし完熟肥料1.2Kg・米糠適量このケースがイチバン良かった。

 2023.7.5 くもり   ◆伐採と枝下ろし  11
涼しかったぁ 剪定ではなく伐採と枝下ろしが主な仕事だった。このような仕事には最適の気候です。冷夏の方が断然いいのになぁ。明日からまた30℃の日が続く。2ヶ月我慢しなくっちゃ。シルバー植木職人は9月までお休みとした。
剪定ではありません。太い枝を下ろして細い枝を前に出してカラッと仕上げだ。
数年前まで植木屋さんが年間契約で手入れしていたそうだ。それがピタッと来なくなったそうだ。暴れん坊庭木になっていた。 今回は形など作れません。カラッと切って新芽で出てきてからだね。
奥さん曰く「よその家に来たようだ」
そうだねぇ。
モミジの枝数は4/1に。

 2023.6.19 晴   ◆金木犀&赤松即伐採   10
昨日今日と新規のお客様におじゃました。どちらも大木の金木犀&赤松の剪定だったが、庭の環境が狭苦しく息苦しくそして陽を遮っていたので伐採を提案させていただいた。奥さんもそのように感じていたようで即伐採とオーダー変更となった。
写真を撮り忘れて途中でパチリ。幹が5株立となって高さが1階の屋根の高さほどだった。
奥に細長く前が狭いウナギの寝床のような屋敷だ。大木金木犀で座敷に陽が差し込まない。
ご主人の即決でバッサリ伐り倒しだ
枝の部分だけでもこれだけの切り枝の量だ。
軽トラに軽く1台になった。
こちらは赤松、工場と自宅の間に小さな庭がある。
大木となって庭一帯が薄暗い。
剪定するにも三脚を入れるのも困難。
こまい枝を切り落としてから太い枝を切り落とす。
危険なのでチェンソーは使用せずのこぎりで切り落とした。
枝をすべて切り落してから幹を2段階に伐り倒した。 伐採は剪定より面白い。男だけにしかあの快感は分からないかも(笑)
サッパリしたでしょ。松に隠れて陽が当たらなかった植木達は大喜び。後ろからありがとうの声が聞こえた。 形を整えてあげて身なりを正してやった。弱弱しかった植木達は陽を浴びて小一時間もしたらピンと背筋を伸ばしイキイキとしているように見えた。
きっと嬉しいのだろうなぁ。

 2023.6.10 晴   ◆7年間ほったらかしの庭     9
超超大荒れの庭の剪定ではなく庭片付けに行ってきた。先発隊として草取り隊のおばちゃん3名が入り2日目に合流して協力しながら作業を進めた。庭に入ると人が見えなくなるくらい荒れていた。3日かけてサッパリときれいにお掃除した。ゴミの量は軽トラ4台にもなった
剪定後の門口前からの眺め。
歩くのも大変な89歳のおばあさん独り暮らしです。草一本取ることもできず7年間ほったらかしで草木に埋もれていたんです。
剪定前の庭の状態だ。右下に池があるのが分かりますか。
向こうの家の屋根しか見えないでしょ。
池には金魚が数匹泳いでいた。何食べていたんだろう。元気でしたよ。
そうそうこの池が見えなかったんです。枝を落としていったら発見した。
草取り隊のおばちゃんがしゃがむと隠れてしまいます。
庭には見えないでしょ。
75歳の新人さんがこまめに掃除をしてくれました。
剪定もするんですよ。見るからに好々爺風の方です。

 2023.5.24 晴   ◆自分ペースで剪定     8
ひとり仕事は誰にも気を使わず自分ペースで剪定できるのがとても良い。7年ぶりの剪定なそうだがその割には荒れてはいなかった。ただ中をあければ枯れ葉枯れ枝がごっそり。この時期は思いっきり切り落とせるのでバシバシ切り落としすべての植木に切り戻し透かし剪定を施した。気持ちの良い二日間だった。
ご主人が手を加えていたようでそんなに荒れている印象は無い。
先代のご主人が庭師さんを入れて庭を造ったそうだ。当時流行った鳥海山の石を入れキチンとしたお庭だ。
丸物のオッコはご主人が北海道から苗木を担いで持ち帰り植えたそうで思い入れがありありなそうだ。
密集の極みのツバキだった。最初のオーダーでは伐採だったが、待ったをかけて剪定させていただいた。
出来上がりを見たら伐らないで良かったぁ〜だって。

 2023.5.8 晴   ◆メネデール注入     7
昨日まで雨降りで小寒く片付けた炬燵を連れ合いはぶつぶつ言いながら出してくれた(笑) 今日は一転暑いくらいに暖かい。今年三度目のメネデール注入に行ってきた。
赤松がだいぶ弱っていて枯れ枝や枯れ葉が目立ってきた。新芽がだいぶ出ているので枯れるほどではないようだ。軽めに新芽摘みをしてから、幹が直径30cm程あるのでメネデール3本注入した。
今年から試行錯誤で注入しているので今回はこのような配置にしてみた。 今までグリーンパイルを打っていたが今回は安価でゆっくり効いてくるぼかし完熟有機肥料を使ってみた。穴を10cm程空けひと握り入れ込む。幹の周りに20数か所入れ込んだ。
ついでにツバキと糸ヒバの剪定も頼まれ、 
カラッと透かして夏バージョン仕上げのつもり。
糸ヒバの剪定。グッと切り戻して少しだけ小さめに剪定した。
まぁ こんなものかなぁ。

 2023.4.3 晴   ◆スッキリ切りまくった6
こちらも桜が満開に咲いています。そして今日などは剪定日和です。2日間で片付け隊2名と一緒に伐採剪定を無事終えた。
隣町の植木屋さんが長年剪定してきた庭だ。 コロナに感染して後遺症がひどく仕事が出来ない状態なそうだ。そこでシルバーCにお鉢が回ってきた。ゴチャゴチャ ギシギシ状態で枯れ枝いっぱいを切りまくった。おばぁさんはお金がかかるから上辺だけの剪定という事だったが、とても とても植木が可哀そうでスッキリ切りまくった。
ブロック塀を取り壊しフェンスに替えるとかでこの部分の植木の伐採を依頼された。
ユンボで掘り起こしてフェンスにするそうなので切り株をこの程度にして伐採した。

ツバキは伐採を免れた。キリっと剪定してやった。 ひこばえがごっそりあったのを切り取り忌み枝をはずし天端の太い枝を思いきって切り落とした。

 2023.3.30 晴   ◆メネデールとグリーンパイルを   5
3年前まで私が剪定していた松が半枯れ状態。お客様の要望で今年1月に別の会員さんが剪定したそうだ。1月の酷寒期にしっかりもみあげして剪定していた。わたしだったらこの時期の剪定は断るし、するとしてもチョイと剪定し枯れ葉を落とすくらいでもみあげはしない。
これでは防寒着を脱がせ風邪どころか肺炎にかかったようだ。
通りかかりヤバイ状態なのでメネデールとグリーンパイルを勧めてみた。これで回復してくれればいいなぁ。
グリーンパイルも同時に3本差し込んだ。竹の棒で穴を開けてから差し込むと打ち込むことはない。 友達の造園屋さんの社長さんがメネデールを施していたのを思い出し、今回採用することにした。45°に差し込んだが外れそうなので紐で幹に結わえつけた。液漏れはしなくなった

 2023.3.15 晴   ◆無残な姿の松   4
暑いくらいに暖かい。昨日と今日 3年ぶりのお得意様のお庭に入らせて頂いている。家人は仕事とグランドゴルフで留守、ひとり仕事でのんびりと剪定させていただいた。
だいぶカラッとなったでしょ。毎年剪定しているお宅はほぼ無い。せめて1年おきに剪定してあげたい。ほとんどが年金生活者のお宅なので、毎年の剪定はきついのだろう。
見るも無残な姿で私を迎えてくれた黒松。
可哀そうになぁ。
枝の中をかき分けると3年分の枯れ葉がぎっしり。鋏を入れる前に枯れ葉枯れ枝を掻き落とした。枯れ葉の中から弱い枝を出しそこで切り戻し。枝数を多く残しもみあげはせず古葉をサッとむしっただけ。
五葉の松もギシギシと詰まって息苦しい。これではねぇ 窒息死しそう 無条件に鉛筆くらいの枝は切り落とした。かなり穴が空いたがそんなの関係ない!! ここまで手助けしてやれば後は五葉の松自身で形を作っていくはずだ。
急に枝葉の風通しが良くなりお日様が当たるようになったので嬉しそうに葉をピンと広げている。でも幹は青かびのようなものが張り付いて可哀そう。 かなり透けているでしょ。切ったわたしも見ていて気持ちいいもの。
ドウダンツツジなんだけどこれも枝が込み入って息苦しい。3/1くらい枝を抜いてパラっと仕上げ。花が咲いて葉が出てきたら風に揺られて爽快だろうなぁ。 森のような塊の糸ヒバだった。こちらも思い切って切り戻し剪定。カラッと少し上を向いて垂れ下がるように枝先を作る。毎年剪定してやれば形も作れるのだがなぁ。まぁ しょうがない シルバーCにはこのようなお客様がほとんどだ。

 2023.3.8 晴   ◆訳ありでね    3
3月でこの陽気はなんだろう これも異常気象なんだろうか。12月に依頼されていた剪定だったが、暖かくなったらすることで了解を頂いていた。訳ありでね。とても枝ぶりの良い松だったが残念なことに枝が半分くらい枯れていた。どうも除草剤を散布したらしく五葉の松など他の植木も枯れていた。この松には親方がチェンソーで枯れ枝を切り落とし防腐塗料を塗った。後日メネデールとグリーンパイルを入れる事にしている。回復してくれたらいいなぁ。
2年ぶりの剪定とかでかなり荒れていた。それに太い枝が前に出ていてとても剪定しずらい。今年はこの程度で勘弁していただく。
でもなぁ 2年後だとまた一からやり直しなんだよなぁ。
氏神様付近の松と糸ヒバの剪定。西風が強く当たるので透かしてやると可哀そうな感じだ。丸物はこちらのご主人がマメにバリカンをかけているようだ。
この松はどうもアイグロマツのようだ。幹は黒松のようで葉は赤松に似ていて柔らかい。脇芽に切り戻し先の新芽はすべて摘み取った。
ぎっしり詰まっていた枝葉をこれでもかというほど切りまくった。5月の陽気なそうだからこれくらいに透かしても大丈夫だろう。
 2023.3.2 曇りのち晴   ◆果樹の剪定は◆  2
チョイと早起きしました。仕事だったんです。1月のオファだったが寒くて延び延びになっていた。やっと今日の剪定となった。柿木と珊瑚樹の剪定でした。
剪定完了。果樹の剪定はならばしたくない。だって秋に柿が生らないと剪定の仕方が悪いと言われるから。とにかく高さをグッと抑えて各枝に陽が差すように、そして花芽がある枝先は絶対に切り詰めない。ここが大切だ。
珊瑚樹の剪定に失敗はない。どこで切っても芽が吹きやすく写真のように密集するから。 毎回このように大雑把に切り戻し透かし剪定をする。刈り込みハサミで刈り込んだりはしない。徒長枝を外し太い枝を切り細い枝を残すようにします。2年毎の剪定なので形など作れない。西風が強いのでリビングの窓に風が真向に当たらないようにするための珊瑚樹です。
剪定後 西側の枝は少し厚めに残します。奥羽山脈からの真向風が当たるため。 幹が見え向こうの景色が垣間見えるまで透かしてやった。おもっ苦しい感じから軽く春らしい姿になった。
 2023.1.1 晴         ◆2023年の植木職人は◆         1
Instagramを閲覧していると若い方の剪定の様子が数多く投稿されている。刈り込み剪定は少なく自然風透かし剪定が多く、環境によっては刈り込み透かしも見受けられた。透かし過ぎず濃くならないように程よい透かし具合が難しい。今年は一ランク上の透かし剪定に挑戦しよう。